【大阪大学適塾記念センタークラウドファンディング】のご案内

こんにちは。大阪大学21世紀懐徳堂メールマガジンです。

本日は、「日本の近代化と感染症対策の原点、適塾の建物を後世に守り伝えたい!クラウドファンディング」についてお知らせします。

 

 大阪大学適塾記念センターは、「日本の近代化と感染症対策の原点、適塾の建物を後世に守り伝えたい!」と題し、300万円を目標にクラウドファンディングをスタートします!

 緒方洪庵が江戸末期の大阪に開いた蘭学塾「適塾」。

 福澤諭吉をはじめ、幕末・明治期に日本の近代化を支えた多くの門下生が巣立っていきました。国の重要文化財にも指定されている、この歴史ある適塾を後世に守り継ぐために、メンテナンス・防災対策の強化の一環として、デジタル技術を用いて適塾建物を調査・計測し、有事への備えやXRへの活用などを目的とした高精細な3Dモデルを制作します。

 

日本の近代化と感染症対策の原点、適塾の建物を後世に守り伝えたい!


目標金額:300万円

 

公開期間:2023年10月2日(月)9時〜11月30日(木)23時

 

公開形式:寄付金控除型

 

URL:https://readyfor.jp/projects/tekijuku3d

 

 適塾の建物は、開塾前年の大塩平八郎の乱や、第2次世界大戦末期の大阪大空襲という二度の戦災を奇跡的にくぐり抜け、今なお往時の姿のまま大阪・北浜の地に佇んでいます。

今回のプロジェクトでは、適塾を復元可能なレベルで調査・計測することを目的に、宮大工による実測調査を実施し、調査図を作成します。なお、有事の際の復元には実測調査図だけでは十分とはいえないことから、デジタル技術を用いて建物の3Dデータを記録したいと考えています。このプロジェクトが達成できれば、適塾を末永く守り伝えるとともに、バーチャル空間に適塾を再現するなど多目的利用が可能となります。

 時代の転換期に立ち向かい、未来を切り開いてきた俊英を育んだ価値ある文化遺産を、市民のみなさまとともに次世代にも継承できれば幸甚です。

 ぜひ一度、適塾に足をお運びいただき、塾生たちの息吹を感じていただくとともに、あたたかいご寄付を何卒よろしくお願いいたします。

 

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