2022年1月号
タイトル:【阪大卒業生メルマガ】2022年1月号
本文:大阪大学 卒業生メールマガジン【OUMail News】Vol.111 2022年1月21日発行
※本マガジンはHTML形式で配信しています。
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2022年のはじまりを、皆さまはどのように迎えられましたでしょうか。新しいことに挑戦しようと決意を固められた方、新しい目標を模索中の方、忙しくてそれどころではないという方等、様々かと思います。本マガジンが、学生時代を思い返しながら、また、新たな気持ちで進んで行くきっかけとなれば幸いです。皆様、どうぞ素敵な一年をお過ごしください。
本年も、大阪大学の様々な話題をお届けしてまいりますので、引き続き、よろしくお願いいたします。
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【1】阪大ニュースフラッシュ
- 大阪大学女性大学院生交流会優秀発表賞の表彰式を行いました
- 第3回部局との懇談会を開催しました
- 豊中キャンパスにシェアサイクルのサイクルポート(駐輪場)が設置されました
- よく噛めない男性はメタボになりやすかった!
- 万博に向けて、学生団体「a-tune」が活動発表
- 安藤忠雄氏による感染症研究棟を大阪大学に―日本財団・大阪大学感染症対策プロジェクト「感染症研究棟整備事業」―
【2】イベント報告
- 大阪大学シンポジウム「COVID-19から学ぶ―大阪大学における感染症研究のミッション―」を開催しました
- 「大阪大学ホームカミングデイ2021~大阪大学の集い@オンライン~」アーカイブ配信が間もなく終了します
【3】卒業生ニュース
- 微生物病研究所木下タロウ教授が2021年度第5回早石修記念賞を受賞
- 工学研究科中谷祐介准教授が「日本水環境学会地域水環境行政研究委員会 優秀論文賞」を受賞
- 工学研究科中谷祐介准教授らのグループが「土木学会水工学論文賞」を受賞
【4】在学生も元気です
- 基礎工学研究科の学生がユビキタス・ウェアラブルワークショップ2021で優秀学生プレゼンテーション賞を受賞
- 薬学研究科の学生が第7回アジア神経精神薬理学会にてJSNP Excellent Presentation Award for AsCNP2021を受賞
- 工学部・工学研究科の学生3名と2グループが学会等において表彰されました
- 理学研究科の学生7名が学会等において表彰されました
【5】大阪大学イベント情報
- 令和3年度先導的学際研究機構創薬サイエンス部門シンポジウムオンライン開催のお知らせ(1/26)
- シンポジウム「学習データ利活用EdTech(エドテック)のELSI(倫理的・法的・社会的課題)」@オンライン開催のお知らせ(2/1)
- 「Dialogoe for Life~コロナ禍を生きる私たちの未来に向けての対話~」開催のお知らせ(2/10)
- 「中之島の“いま”と“みらい”~都市の創造性、持続可能なネットワークモデル~」開催のお知らせ(2/11)
- 人文学・社会科学を軸とした学術知共創プロジェクト第2回シンポジウム 未来につなぐ知―公共の要としての大学開催のお知らせ(2/15)
- 第53回大阪大学公開講座開催のお知らせ(3/16,29,31)
【6】大阪大学カードからのご案内
- オリジナル特典追加「大阪市音楽団」
【7】未来基金ニュース
- 【達成御礼】クラウドファンディング「視覚障がいのある方に『触ってわかる』歯の模型で『健口』を!」
- 支援を受けた学生からの感謝のメッセージ ~ゆめ基金 グローバル化推進事業 コロナ禍での留学支援~
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【1】阪大ニュースフラッシュ
◆ 和やかな雰囲気の中、研究内容や将来の研究者像など語り合う
―――大阪大学女性大学院生交流会優秀発表賞の表彰式を行いました
大阪大学では、女性大学院生の育成、研究力向上及び博士後期課程への進学後押しを目的に、理系女性大学院生と企業等との交流会を開催し、優れた研究発表を行った女性大学院生に、「大阪大学女性大学院生交流会優秀発表賞」を授与しています。
昨年11月5日(金)に開催された交流会で選ばれた今年の受賞者4名に対し、翌月12月20日(月)に表彰式が執り行われました。表彰式の後、懇談の時間が設けられ、終始和やかな雰囲気の中、受賞者からは研究内容や将来の研究者像などが述べられました。
⇒詳細はこちら
◆ 接合研の先駆的取り組みなどで意見交換
―――第3回部局との懇談会を開催しました
昨年12月23日(木)に、「第3回部局との懇談会」が接合科学研究所荒田記念館ならびにオンラインのハイブリッド形式にて開催されました。西尾総長、田中統括理事、金田統括理事、尾上理事、河原理事、中谷理事が接合科学研究所を訪問し、会場・オンライン合わせて100名以上の方々にご参加をいただき意見交換を行いました。
西尾総長が同研究所の先駆的な取り組みに触れられ、懇談会への期待を述べられた後、田中所長(接合科学研究所)より、同研究所が取り組む産学共創とグローバル展開の事例を中心に話題が提供されました。
質疑応答・意見交換では、接合科学研究所の教職員から、研究者・学生のダイバーシティを高めるためのアイデアや所内での取り組みの事例が多く寄せられ、これからの大阪大学の中長期的な施策について闊達な議論が行われました。
「大阪大学で学ばれた留学生が帰国後も大活躍されるよう人材育成のハブとなるとともに、その卒業生・修了生から生まれる国際ネットワークの輪を拡げていきたい。」、「目の前の施策と長期を見据えた戦略を組み合わせながら、理工系の女性学生・研究者を着実に増やしていきたい。」と、西尾総長が多様な人材が輝くキャンパスづくりへの強い思いを話されました。
◆ 利便性向上、放置自転車数の削減、地域振興など目指し
―――豊中キャンパスにシェアサイクルのサイクルポート(駐輪場)が設置されました
令和元年11月から、豊中市において、まちの活性化・健康増進等を目的としたシェアサイクルの実証実験が実施されています。このたび、同市の北部にもエリアが拡大されたことに伴い、豊中キャンパスにも、サイクルポートが設置されました。
大阪大学におけるサイクルポートの設置場所は、3か所(阪大坂下駐輪場、サイバーメディアセンター駐輪場、正門付近)で、学生や教職員等の利便性向上、キャンパスにおける自転車の駐輪数や放置自転車数の削減、地域振興への寄与等、様々な効果が見込まれています。
⇒詳細はこちら
※豊中市シェアサイクル実証実験の概要、シェアサイクルの使い方、利用料金等については、こちらをご参照ください。
◆ 血圧高値、脂質異常、高血糖のリスク高く
―――よく噛めない男性はメタボになりやすかった!
大阪大学、新潟大学、国立循環器病研究センターの研究グループは、無作為抽出した50-70歳代の都市部一般住民のうち、メタボに罹患していない男女599人の咀嚼能力(ものを細かく噛む能力)を客観的な方法で測定し、その後4.4年間追跡調査しました。その結果、追跡期間中に88名が新たにメタボに罹患し、男性においては咀嚼能力が低い場合、将来的なメタボの新規罹患率が2.2倍高く、特に血圧高値、脂質異常、高血糖のリスクが高いことがわかりました。この研究で用いた咀嚼能力測定法は、簡便に実施することができるため、研究結果を踏まえてメタボ予防のヘルスプロモーションが可能になります。また今後、咀嚼能力の低下と食習慣との関係を明らかにしていくことによって、より具体的な指導や改善プログラムが提案できるものと期待されます。
⇒詳細はこちら
◆ 万博に向けて、学生団体「a-tune」が活動発表
―――東京の国際フォーラムで「国内外と連携していきたい」
2025年大阪・関西万博に向けて活動している阪大の学生団体「a-tune(ええちゅーん)」が、1月14日(金)に東京・日経ホールで開かれた「地方創生SDGs国際フォーラム2022」(内閣府など主催)に出演しました。会場だけでなく、WEB配信を通じて多くの自治体、企業などからも視聴していただきました。
「ポストコロナにおける地方創生SDGsの推進」を目指して終日開かれたイベントで、さまざまなセッションが展開されました。そのうち「自治体、企業などによる、地域活性化をにらんだ大阪・関西万博の『活用法』」をテーマとした関連イベントに、万博協会の「共創パートナー」に登録している「国立大学法人大阪大学」など4団体が参加。本学の伊藤武志・万博推進室副室長が「大阪・関西万博に向けての大阪大学の取組」と題し、「いのちに向き合う大学」として、災害対策・避難行動などの実践的活動を紹介しました。続いて「a-tune」の山床壮次郎代表、永井佑依副代表、吉田洵副代表が出演し「私たちは、阪大生発ベンチャー『eMotto』が開発した電子楽器『Paro Tone』を活用しながら、世界の学生との交流を進めています。万博開催を機に、UNITYをキーワードとして人々が相手を尊重できる社会を実現し、国内外の学生同士が連携していきたいです」と発表しました。
⇒活動内容はこちら
◆ 「宇宙船地球号」の役割を意識し、阪大のランドマークに
―――世界的建築家・安藤忠雄氏による感染症研究棟を大阪大学に~日本財団・大阪大学感染症対策プロジェクト「感染症研究棟整備事業」~
大阪大学と日本財団が進める「日本財団・大阪大学感染症対策プロジェクト」において、「感染症」に関する研究を推し進めていくための研究棟を、世界的建築家である安藤忠雄氏によるコンセプトデザインをもとに建築することとなりました。12月に開かれた記者会見では、西尾総長から、感染症研究棟が大阪大学のランドマークになることへの期待と安藤氏への謝辞が述べられました。
研究棟は、感染症の問題を多角的に解決する「宇宙船地球号」としての役割を意識し、デザインに反映されたそうです。9階建て、延べ床面積16,000㎡で、2025年2月に竣工予定です。
⇒詳細はこちら
【2】イベント報告
◆ 大阪大学シンポジウム「COVID-19から学ぶ―大阪大学における感染症研究のミッション―」を開催しました
2022年1月10日(月、祝)、グランキューブ大阪で、大阪大学シンポジウム「COVID-19から学ぶ―大阪大学における感染症研究のミッション―」を開催しました。本学に21年4月、感染症総合教育研究拠点(CiDER)が設立されたことに伴うキックオフシンポジウムです。ハイブリッド形式で開催し、総計530名(現地参加150名、WEB参加380名)の方々が視聴してくださいました。
西尾章治郎総長が開会あいさつで、「本学は学術研究機関として、新型コロナウイルス感染症がもたらした社会課題に対して、医療を中心に診断・治療、感染防止、社会不安の解消など、様々な分野において科学的な知見に基づき、総力を挙げて、社会との共創を進めております」と述べました。続いて金田安史・統括理事・副学長が、CiDERの理念や活動、役割について紹介しました。
第1セッション「日本におけるCOVID-19の現状と対策」、第2セッション「COVID-19から学ぶウイルスとの共存」に続き、パネルディスカッション「CiDER3つのミッション(感染症治療予防の研究開発、医療人材育成、科学情報の発信)の実現に向けて」では、脇田隆字・国立感染症研究所長、手代木功・塩野義製薬代表取締役社長、武藤香織・東京大学医科学研究所教授、藤井睦子・大阪府健康医療部長、松浦善治・CiDER拠点長が出演し、忽那賢志・医学系研究科教授がモデレーターを務めました。
最後に、熊ノ郷淳・医学系研究科長が閉会挨拶を行いました。
⇒詳細はこちら
ご好評につきアーカイブ配信しておりました「大阪大学ホームカミングデイ2021~大阪大学の集い@オンライン~」の配信が間もなく終了します。多くの方にご視聴いただきましたこと、改めてお礼申し上げます。まだご覧になられていない方、もう一度見たいという方は、お見逃しのないよう、是非ご視聴ください。皆様のご視聴をお待ちしております!
○アーカイブ配信期間 ~2022年1月31日(月)
【3】卒業生ニュース
◆ 微生物病研究所木下タロウ教授が2021年度第5回早石修記念賞を受賞
木下タロウ教授(微生物病研究所、IFReC(兼任))が2021 年度 第 5 回早石修記念賞を受賞しました。
木下教授は、細胞膜に固定されている一連のタンパク質である、グリコシルホスファチジルイノシトール(GPI)アンカー型タンパク質の生合成や細胞膜への移行機序を明らかにし、その過程に関わる遺伝子群の大部分を同定しました。この一連の研究が、"GPI アンカー型タンパク質"という新しい研究分野を確立するに至ったと高く評価され、今回の受賞となりました。
⇒木下教授略歴ほか詳細はこちら
◆ 工学研究科中谷祐介准教授が「日本水環境学会 地域水環境行政研究委員会 優秀論文賞」を受賞
地球総合工学専攻の中谷祐介准教授(受賞時 助教)が、「日本水環境学会 地域水環境行政研究委員会 優秀論文賞」を受賞しました。本賞は、水環境の改善に向けた行政施策の推進に資する優れた論文を表彰するもので、「下水処理場の窒素排出量増加運転が瀬戸内海播磨灘の有機物及び栄養塩の海水中濃度に与える影響評価」の論文が評価されたことによる受賞です。
⇒詳細はこちら
◆ 工学研究科中谷祐介准教授らのグループが「土木学会水工学論文賞」を受賞
地球総合工学専攻の中谷祐介准教授らのグループが、「土木学会水工学委員会 水工学論文賞」を受賞しました。本賞は、水工学論文集第65巻に掲載された約250編の論文のうち、独創性に富み、その主題に大いなる発展性があり、さらに広範な適用性を備えた基本的な成果であって水工学の発展に顕著な貢献をなし得ると判断される論文1編に対して授与されるものです。中谷准教授らは「都市感潮河川におけるスカムの発生・浮遊挙動」の論文が評価され、本賞を受賞しました。
⇒詳細はこちら
【4】在学生も元気です
◆ 基礎工学研究科の学生がユビキタス・ウェアラブルワークショップ2021で優秀学生プレゼンテーション賞を受賞
基礎工学研究科 機能創成専攻生体工学領域 博士前期課程2年臼井 達也さんが、ユビキタス・ウェアラブルワークショップ2021(UWW2021)で優秀学生プレゼンテーション賞を受賞しました。本公演は柔軟材料を用いた新規触覚センサに関するものであり、ソフトロボット分野への応用が期待されます。なお、本成果は基礎工学研究科の大城研究室と細田研究室の共同研究によるものです。
講演題目
臼井達也、石塚裕己、川節拓実、細田耕、池田聖、大城理: 気液境界面変位に基づく柔軟な静電容量型三軸触覚センサ、ユビキタス・ウェアラブルワークショップ2021 (2021. 12)
◆ 薬学研究科の学生が第7回アジア神経精神薬理学会にてJSNP Excellent Presentation Award for AsCNP2021を受賞
薬学研究科薬剤学分野の宮岡辰典さんが、アジア神経精神薬理学会にてJSNP Excellent Presentation Award for AsCNP2021を受賞しました。宮岡さんは、VPAC2受容体の病態生理学的役割を解明することを目指し、ヒトVPAC2受容体の過剰発現を細胞種特異的に、また時間的・空間的に制御可能な新しいトランスジェニック(Tg)マウスモデルを開発し、神経細胞特異的なVPAC2受容体の過剰発現が認知機能の低下および神経突起の形態異常を引き起こす可能性を明らかにしました。作製した新規Tgマウスは、VPAC2受容体の過活性化に伴う脳機能障害の神経基盤を解明するための新たなツールになると高く評価され、今回の受賞に至りました。
⇒詳細はこちら
◆ 工学部・工学研究科の学生3名と2グループが学会等において表彰されました
工学研究科の学生3名と2グループが、以下のとおり表彰されましたのでご紹介します。
【賞名】2021年度砥粒加工学会学術講演会優秀講演賞
【受賞講演論文】骨切除時の熱侵襲を抑制する方法の検討
【受賞者】 機械工学専攻 水谷 建さん(博士後期課程学生3年)
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【賞名】第58回日本航空宇宙学会 関西・中部支部合同秋期大会 関西支部学生賞
【受賞講演論文】確率バックステッピング法によるセンサノイズの影響を考慮した宇宙機の姿勢追従制御系設計
【受賞者】 応用理工学科4年 宮澤 実央さん
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【賞名】第34回日本リスク学会年次大会 大会優秀発表賞(口頭発表部門)
【受賞演題】南海トラフ地震に起因する石油コンビナート災害によるヒト健康影響の評価
【受賞者名】環境エネルギー工学専攻学生 田中 航さん(博士前期課程2年)
⇒詳細はこちら
【賞名】日本都市計画学会関西支部主催「2040年のライフスタイルが紡ぐまちの姿」アイデアコンペ
ライフスタイルが紡ぐまちのみらい研究会賞
※本賞は都市を取り巻く環境の大きな転換期のなかでの優れた将来のまちの姿の提案者に授与されるものです
【受賞提案】①「はたらかない」が交流をうむまち ②職業“おせっかいな人”が活躍するまち
【受賞グループ】 環境エネルギー工学専攻・都市環境デザイン学領域に所属する学生で構成された2グループ(指導:松本邦彦助教)
①北村夏基・邵田甜・畑颯・吉廣玲志 ②山石季沙・赤坂尚哉・樋口駿・明見駿・荒木一修
⇒詳細はこちら
◆ 理学研究科の学生7名が学会等において表彰されました
理学研究科の学生7名が、以下のとおり表彰されましたのでご紹介します。
【賞名】16th Meeting of the International Endotoxin and Innate Immunity Society(IEIIS-16) Young Investigator Award 2021
【受賞者名】宇戸 智哉さん(化学専攻博士後期課程3年)
⇒詳細はこちら
【賞名】第26回日本エンドトキシン・自然免疫研究会(JEIIS)奨励賞・優秀賞
【受賞者名】山浦 遼生さん(化学専攻博士後期課程1年)
⇒詳細はこちら
【賞名】⽇本化学会秋季事業 第11回CSJ化学フェスタ2021 優秀ポスター発表賞
【受賞演題・受賞者】
①微⼩帯電液滴を⽤いたペプチドの迅速誘導体化反応・⽷井 祐⼈さん(化学専攻博士前期課程2年)
②β-テトラシアノイソフロリンの合成と反芳⾹族性の評価・杉村 晴菜さん(化学専攻博士前期課程1年)
③バナドセンビスアミド配位⼦を有する鉄錯体による窒素分⼦活性化・楠瀬 ひなのさん(化学専攻博士後期課程2年)
⇒詳細はこちら
【賞名】⽇本化学会秋季事業 第11回CSJ化学フェスタ2021 CSJ化学フェスタ博士オーラル賞
【受賞演題】超好熱性古細菌 Thermococcus kodakarensis 由来N-グリカンの合成研究
【受賞者】平尾 宏太郎さん(化学専攻博士後期課程2年)
⇒詳細はこちら
【賞名】1st Asia-Pacific Conference on Condensed Matter Physics 2021 Best Poster Award
【受賞演題】High-field magnetism of the triangular lattice antiferromagnet CsCuCl3 under high pressure
【受賞者】二本木 克旭さん(物理学専攻博士後期課程1年)
⇒詳細はこちら
【5】大阪大学イベント情報
※新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況によっては、開催が中止または変更となる場合がございます。詳細につきましては、各イベントHP等をご確認ください。
◆ 令和3年度先導的学際研究機構創薬サイエンス部門シンポジウムオンライン開催のお知らせ(1/26)
本シンポジウムでは、「見えてきた新型コロナウイルス感染症~ポストコロナ時代の感染症研究と治療薬の開発に向けて~」と題して、 新型コロナウイルスに関する研究成果のご紹介と、今後の創薬やワクチン開発における新たなアプローチについて講演を行います。 是非、ご参加ください。
〇開催日時:令和4年1月26日(水) 13時00分〜16時40分
〇開催方法:Zoomウェビナーによるオンライン開催
〇参加申込み:2022年1月24日(月) 18:00までに、こちら からお申し込みください。
⇒詳細はこちら
〇プログラム
13:00 – 13:05 挨拶
開会挨拶/尾上 孝雄(大阪大学 理事・副学長、先導的学際研究機構・機構長)
13:05 – 13:10 はじめに
部門紹介/辻川 和丈(創薬サイエンス部門部門長 / 大阪大学薬学研究科・教授)
13:10 – 13:40 第1部 イントロダクション
「新型コロナウイルスの性状とその制御法」
松浦 善治(大阪大学 感染症総合教育研究拠点・拠点長 / 特任教授)
13:40 – 14:10「新型コロナウイルス感染症におけるヒトゲノミクス解析」
岡田 随象(大阪大学 医学系研究科・教授)
14:10 – 14:40「新型コロナウイルスに対する中和抗体と感染増強抗体」
荒瀬 尚(大阪大学 微生物病研究所・教授)
14:40 – 14:50 休憩
14:50 – 15:30 第2部 イントロダクション
「感染症対策の目指すべき姿 ~平時からの備えの重要性~」
手代木 功(製薬協副会長/塩野義製薬株式会社・代表取締役社長)
15:30 – 16:00
「粘膜免疫学が導く『ポスト注射型』ワクチン時代」
清野 宏(東京大学医科学研究所・特任教授、千葉大学 未来医療教育研究機構 特任教授)
16:00 – 16:30
「抗原のモダリティ、アジュバント、DDSをモジュール化したワクチンデザインに向けて」
石井 健(東京大学医科学研究所・教授)
16:30 - 挨拶
閉会挨拶/金田 安史(統括理事・副学長 /共創機構・副機構長)
◆ シンポジウム「学習データ利活用EdTech(エドテック)のELSI(倫理的・法的・社会的課題)」@オンライン開催のお知らせ(2/1)
「学習データ」等を利活用する EdTech(Educational Technology, エドテック)を用いたサービスが数多く提供され始めると同時に、「学習データ」の利活用に関する議論も進みつつあります。このシンポジウムでは、日本の公教育でEdTechを用いていくために考えておく必要のある倫理的・法的・社会的課題(ELSI)について、みなさんと一緒に考えていきます。パート1では「EdTechのELSI論点に着目する理由」をテーマに、パート2では「学習データ利活用EdTechの実例紹介と、E(倫理的)・L(法的)・S(社会的)観点からみたELSI論点」をテーマに進めていきます。各パートのパネルディスカッションでは、各テーマについて登壇者・パネリスト・参加者のみなさんで対話を行います。
■ 開催日時:2022年2月1日(火)13:00〜16:00
■ 実施形態:オンライン開催(Zoomウェビナーを利用予定)
*視聴方法はお申し込みいただいたメールアドレスに後日ご案内いたします。
■ 参加費:無料
■ 対象:どなたでも
*事前登録が必要です。1/28(金)12時までにお申し込みをお願いします。
■ 申込方法:ウェブフォームよりお申し込み下さい。
*お名前、ご所属、メールアドレスなどをご記入ください。
*イベント前日までに、視聴方法などのご案内をお送りします。
⇒詳細はこちら
↑クリックすると案内ページにリンクします
◆ 「Dialogoe for Life~コロナ禍を生きる私たちの未来に向けての対話~」開催のお知らせ(2/10)
新型コロナ禍のもとでは多くのことが急激に変化しています。私たちは、どのような価値観を共有し、新たな社会のあり方や人としての生き方を模索していくのか。ポストコロナの環境において、2025年に大阪・関西万博が「いのち輝く未来社会のデザ イン」をテーマに開かれます。私たちは「いのち」について改めて深く考え直し、生活を、経済をいかに取り戻し、あるいはさらにイノベートしていくのか。いまそのためのDialogue・対話の場が求められています。 「サイエンスアゴラ in 大阪」では、コロナ禍を生きる私たちの未来について、多様な価値観が交錯するラウンドテーブルを開催します。
〇日時 2月10日(木)18:30~21:00(30分前より受付開始)
〇場所 大阪市中央公会堂[3F 中集会室]
〇参加費 無料
○参加方法 会場での実来場観覧もしくはオンライン観覧
〈会場での実来場観覧〉
定員 100名(要事前申込・先着順)
申し込みWEBフォームまたは
お電話(アートエリアB1):06-6226-4006(12:00~19:00/月曜休館)にて
〈オンライン観覧〉You Tubeにて配信(申込不要)
配信URL:https://youtu.be/OYYewO4acns
〇プログラム
基調講演「人間とは何か?命の可能性を拡げる試み」
石黒浩(大阪大学栄誉教授、大阪・関西万博 テーマ事業プロデューサー)
ディスカッション「Dialogue for Life ~コロナ禍を生きる私たちの未来に向けて~」
石黒浩(大阪大学栄誉教授、大阪・関西万博 テーマ事業プロデューサー)
玉川弘子(大阪商工会議所地域振興部長 兼万博協力推進室長)
熊谷晋一郎[オンライン参加](東京大学 先端科学技術研究センター准教授)
ファシリテーター: 堂目卓生(大阪大学 社会ソリューションイニシアティブ長)
コメンテーター: サリー楓(株式会社日建設計 コンサルタント、建築デザイナー)
永井佑依(a-tune副代表、大阪大学外国語学部生)
↑クリックするとチラシPDFにリンクします
◆ 「中之島の“いま”と“みらい”~都市の創造性、持続可能なネットワークモデル~」開催のお知らせ(2/11)
中之島は魅力的なコンテンツが集積する“ まち” でありながら、大阪の中であまり知られていないエリアです。「クリエイティブアイランド中之島」は本格始動となる本年、開館まもない大阪中之島美術館にて、多彩な分野からゲストを迎え“ みらい”、“ まなび”、“ くらし” をテーマとした3部構成のシンポジウムを開催します。あらゆる視点から中之島の今を紐解き、都市の創造性と持続可能なネットワークモデルによって未来を描きます。そして、2025 年開催の大阪・関西万博を見据え、将来を考える手がかりに本事業の憲章的なるビジョンについて、対話による創出を試みます。
○日時 2月11日(金、祝)13:00〜18:30
○参加方法 会場での実来場観覧もしくはオンライン観覧
〈会場での実来場観覧〉
会場 大阪中之島美術館
定員 100名(要チケット購入、先着順)
料金 1000円
チケット購入 https://sympo0211.peatix.com(クレジット、コンビニ決済)
〈オンライン観覧〉
YouTubeにて配信(申込不要)
配信URL:https://nakanoshimalab.jp
○プログラム
第一部13:00~15:00 「“みらい”の中之島」
登壇者 片岡 真実・森美術館 館長、国際美術館会議 会長
西尾 章治郎・実行委員長、大阪大学 総長
島 敦彦・実行委員、国立国際美術館 館長
菅谷 富夫・実行委員、大阪中之島美術館 館長
福島 伸一・実行委員、大阪国際会議場社長
第二部15:15~16:45 「“まなび”の中之島」
第三部17:00~18:30 「“くらし”と中之島」
○問い合わせ クリエイティブアイランド中之島事務局
Tel 06-6226-4006(12:00-19:00 /月曜休) E-mail press@artarea-b1.jp
↑クリックするとチラシPDFにリンクします
◆ 人文学・社会科学を軸とした学術知共創プロジェクト
第2回シンポジウム 未来につなぐ知―公共の要としての大学(2/15)
世界中で様々な課題の解決に迫られる中、学術知(特に人文学・社会科学の知)と社会の間、言葉と現実との間の距離を縮め、研究成果を社会の諸課題の解決につながるシステムを作らなくてはなりません。学術と社会がより積極的な形で繋がった新しい大学の在り方を構想するために、学術界として何を為すべきか、次代を担う研究者をお招きし、それぞれの立場から自由に語っていただきます。
● 日時 : 2022 年 2 月 15 日(火)15時~18時
● 場所/形式: オンライン開催
● 対象 : 本シンポジウムの目的・趣旨に賛同する研究者および社会の実務家
● 定員 : 参加者:500名程度(参加には事前に申し込みが必要です。以下よりお申し込みください。)
お申し込みフォーム:https://form.run/@gsymposium-02
● 参加費 : 無料
● 主催 : 大阪大学社会ソリューションイニシアティブ
● お問い合わせ先 : https://form.run/@gakujututi-inquiry
⇒詳細はこちら
◆ 第53回大阪大学公開講座開催のお知らせ(3/16,29,31)
今年で53回目を迎える大阪大学公開講座は、前年に続いてコロナ禍の下での開催となります。今回はWEB方式とともに、中之島のアートエリアB1での対面方式と合わせての「ハイブリット開催」を予定しています。 「研究者とつながる共創世界」をテーマとし、大阪大学の幅広い研究実績のなかから、 3人の講師が多彩な内容を分かりやすくお話しいたします。多くの皆さまのご聴講をお待ちしています
第 1 回 3月16日(水) 「ナチス・ドイツと国鉄― 『普通の人びと』の戦争」
䩾澤 歩・大阪大学大学院 経済学研究科 教授 (経済史・経営史)
第 2 回 3月29日(火) 「『聴こえ』と健康な 未来社会」
日比野 浩・大阪大学大学院 医学系研究科 教授 (薬理学講座)
第 3 回 3月31日(木) 「地域に新たな価値を つくるまちづくり」
加賀 有津子・大阪大学大学院 工学研究科 教授 (ビジネスエンジニアリング専攻)
〇時間 各回18:30~20:00
〇会場 【対面】 アートエリアB1( 大阪市北区中之島1-1-1 京阪電車なにわ橋駅地下1階)
【オンライン会場】 Zoomウェビナ
〇定員 【対面】50名 【オンライン】200名 いずれも要事前申込、先着順
〇参加料 【対面】各回1000円 【オンライン】無料
〇申し込み 大阪大学21世紀懐徳堂ホームページにある申込フォーム(https://bit.ly/koukaikouza)より。2月1日から受付。
〇お支払 対面参加の受講料は、指定銀行口座への事前のお振り込みとなります。 振込先については受講決定時にお知らせします。 ※なお、振込手数料等については、ご本人さま負担とさせていただきます。また、開催当日の会場でのお支払いにはお応えできません。
〇問い合わせ 大阪大学共創推進部博物館・適塾記念センター等事務室 公開講座担当mail : koukaikouza@21c-kaitokudo.osaka-u.ac.jp
電話:06-6850-5339(土日祝を除く9~17時)
↑クリックするとチラシPDFにリンクします
【6】大阪大学カードからのご案内
◆ オリジナル特典追加「大阪市音楽団」
このたび、「大阪大学カード」の新たなオリジナル特典が加わりました。
大阪市音楽団は、1923年(大正12年)に誕生以来『Shion(しおん)』の愛称で親しまれている交響吹奏楽団です。クラシックからポピュラーまで誰もが楽しめるコンサートを展開し、各都市での演奏会や吹奏楽講習会、CD録音など、幅広い活動を通して音楽文化の向上と発展のために力を注いでいます。
(c) 飯島隆
大阪大学カードをお持ちの皆さま、ぜひご利用ください。
★Osaka Shion Wind Orchestra主催演奏会チケット20%割引(Web予約のみ)
※学生席は割引対象外
※一部対象外公演有(お電話にてご確認ください)
⇒特典利用に関する詳細および大阪大学カードの詳細・お申し込みはこちら
【7】未来基金ニュース
◆ 【達成御礼】クラウドファンディング「視覚障がいのある方に「触ってわかる」歯の模型で「健口」を!」
昨年11月8日「いい歯の日」より挑戦していた歯学部(附属病院障害者歯科・附属歯科技工士学校・附属イノベーティブデンティストリ―推進センター)のクラウドファンディングですが、12月24日に第2目標まで達成し、無事終了することができました。卒業生の皆さまをはじめ、歯科業界の方や、視覚障害のある方を日々支えていらっしゃる方、私たちの思いにご賛同いただいた方など、さまざまな立場の方から沢山の応援をいただき、最終的には365名もの方から総額10,105,000円ものご支援をいただくことができました。気にかけてくださった皆さま、応援くださった皆さま、本当にありがとうございました。
この取り組みが、視覚障がいのある方たちの将来のお口の健康維持につながっていくこと、そして、情報格差のない歯科の実現へとつながる一歩になることを願い、一人でも多くの方の元により良い模型をお届けして喜んでいただけますように、今後とも努めて参ります。これからも本プロジェクトを温かく見守っていただけましたら幸いです。
◆ 支援を受けた学生からの感謝のメッセージ ~ゆめ基金 グローバル化推進事業 コロナ禍での留学支援~
未来基金ゆめ基金事業「グローバル化推進事業」は、世界を舞台に活躍できる国際性豊かな人材の育成を目的に、留学奨学金等のさまざまな支援事業を実施しております。2020年度は新型コロナウイルス感染症の影響により、渡航を伴う留学・派遣プログラムが中止となる中で、オンラインでのプログラムを中心に支援を行いました。
⇒支援を受けた学生の感謝のメッセージはこちら
⇒ゆめ基金の詳細はこちら
▲オンライン留学プログラムの様子
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大阪大学は、教育・研究活動の資金調達のためにクラウドファンディングを活用する取り組みを実施しております。
皆様の温かいご支援を宜しくお願いいたします。
大阪大学クラウドファンディング特設ページはこちら
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