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めっきり春めいてきました。3月は、入社・入学・異動・転勤など、新たな一歩に向けて準備を進められている方がたくさんいらっしゃるかと存じますが、皆さまの一層のご活躍をお祈りしております。 今回も様々な話題をお届けします。本マガジンで母校を懐かしんでいただければ幸いです。
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【1】阪大ニュースフラッシュ - 「ムーンショット型研究開発事業 新たな目標検討のためのビジョン策定(ミレニア・プログラム)」に本学の研究者・学生が参画する目標検討チームが採択!! - 大阪公立大学の英語名称について - 感染症から「いのち」と「暮らし」を守る
【2】卒業生ニュース - 先輩を訪ねて サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社 田中良和さん(大阪大学理学友倶楽部より)
【3】在学生も元気です - 大阪大学災害ボランティアサークル「すずらん」~心に寄り添った10年。そして、これからも。~(大阪大学NewsLetter2021春号より)
【4】プロジェクト紹介 - 復興支援!まちづくり応援プロジェクト
【5】同窓会トピックス - 【3月31日(水)まで!!】「大阪大学ホームカミングウイーク2020~大阪大学の集い@オンライン~」動画コンテンツを公開しています!
【6】大阪大学イベント情報 - 令和2年度大阪大学卒業式・大学院学位記授与式(3月24日) - 令和2年度、3年度大阪大学入学式(4月6日) - 理学研究科公開講座「Science Night 2021」(4月1日~申込開始)
【7】未来基金ニュース - クラウドファンディング「コロナ禍に苦しむ医療系学生のために」
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【1】阪大ニュースフラッシュ ◆ 本学の研究者・学生が参画する目標検討チームが採択!! ――――「ムーンショット型研究開発事業 新たな目標検討のためのビジョン策定(ミレニア・プログラム)」 超高齢化社会や地球温暖化問題など重要な社会課題に対し、人々を魅了する野心的な7つの目標(ムーンショット目標)を国が設定し、挑戦的な研究開発を推進する制度として「ムーンショット型研究開発事業」が実施されています。 当事業の新たな目標検討のためのビジョン策定(ミレニア・プログラム)において、若手研究者を中心とした目標検討チームの募集が行われ、本学の研究者・学生がチームリーダーまたはサブリーダーとして参画する目標検討チームが2件採択されました。21の採択課題のうち、学生がチームリーダーとして採択されたのは、本学基礎工学部学部生の佐久間さんがチームリーダーを務める課題が唯一です。 ⇒詳細はこちら
◆ 「Osaka Metropolitan University」に変更 ―――大阪公立大学の英語名称について 本学から「感謝」 公立大学法人大阪は、大阪公立大学の英語名称を「University of Osaka」から、「Osaka Metropolitan University」に変更することを決定し、3月12日公表しました。 本学の正式な英語名称は、「OSAKA UNIVERSITY」ですが、海外では「University of Osaka」についても大阪大学を示すものとして定着していることから、特に海外の研究者や学生にとって混乱を招き、世界に羽ばたく両大学の未来にとって影響が大きいと考え、様々な形で再考をお願いしてきました。 このたび、本学の思いをご理解いただき、名称変更のご決断をしていただいた公立大学法人大阪の関係者の皆様には深く感謝いたします。 本件につきまして、これまでご心配とご支援いただきました皆様に改めて心より感謝申し上げます。 ⇒詳細はこちら
◆ 「感染症総合教育研究拠点」を今年4月に設置 ―――感染症から「いのち」と「暮らし」を守る 新型コロナウイルス感染症「COVID-19」の流行は、日本が抱える課題を浮き彫りにしました。テレビやインターネットに氾濫する真偽不明の情報、軽視されていた感染症の基礎研究、感染症の流行に弱い医療体制──。これらを教訓に今回の流行を乗り越え、次の新興・再興感染症に備える必要があります。このため大阪大学は、大学の知や人材が結集する「感染症総合教育研究拠点」を2021年4月に設置します。学内外、国内外の機関や産業界と連携し、科学的エビデンスに基づいた社会への情報発信や、感染症に関する基礎研究、ワクチン・治療薬・診断薬等の研究開発、医療従事者の教育に中長期的に取り組みます。 ⇒詳細はこちら
【2】卒業生ニュース ◆ 「もっと青いバラ」実現にむけた研究など 振り返り ―――先輩を訪ねて サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社 田中良和さん(大阪大学理学友倶楽部より) 理学友倶楽部「先輩を訪ねて」は、お世話になった恩師、切磋琢磨した学友など理学部にゆかりのある先輩たちに、当時の思い出や近況、阪大への想いをインタビューするシリーズです。 今回は、「もっと青いバラ」の実現にむけ研究されているサントリーグローバルイノベーションセンター株式会社 田中良和さん(1981年理学部卒業)が、学生時代に心がけていたこと・大切にしていたことや印象的なエピソードなどのお話をされています。 ⇒詳細はこちら
理学友倶楽部は、学生、教職員、OB、OG、退職された職員や、関係者など、理学部に関係したすべての人たちに情報を発信するコミュニティーです。理学部に関係した方ならどなたでも参加可能!簡単に部員登録ができます。 ⇒理学友倶楽部の詳細はこちら
【3】在学生も元気です ◆ 復興の原動力は「人のつながり」 交流ツアーも展開 ―――大阪大学災害ボランティアサークル「すずらん」~心に寄り添った10年。そして、これからも。~(大阪大学NewsLetter2021春号より) 2011年3月の東日本大震災では全国から多くの若者が東北に向かった。被災地がどんな状況か、自分たちに何ができるのか、まったく分からない中、「居ても立ってもおれない」という思いに突き動かされての行動だった。 大阪大学災害ボランティアサークル「すずらん」もその一つ。あれから10年、彼ら、彼女らは世代を超えて今も寄り添い続ける。 ⇒詳細はこちら
【4】プロジェクト紹介 ◆ 復興支援!まちづくり応援プロジェクト 2018年7月の西日本豪雨で被災した愛媛県西予市野村町の復興まちづくりを目的として、人間科学研究科では、附属未来共創センターのオープンプロジェクト「緒方らぼ」を設置し、野村町の旧緒方酒造の本家緒方の蔵を拠点とし、教育・研究・地域貢献活動をしています。 現在は適塾記念センター、産業科学研究所、工学研究科との連携も深め、旧緒方酒造の日本酒「緒方洪庵」を引き継ぎ、復興の象徴であるNEO「緒方洪庵」という日本酒を醸造し、クラウドファンディングで寄付金を集め、野村のまちづくりに役立てる試みを行っています。 ⇒詳細はこちら
【5】同窓会トピックス ◆ 【3月31日(水)まで!!】「大阪大学ホームカミングウイーク2020~大阪大学の集い@オンライン~」動画コンテンツを公開しています! 2020年11月28日(土)~12月5日(土)の期間で開催した「大阪大学ホームカミングウィーク2020 ~大阪大学の集い@オンライン~」の動画コンテンツを3月31日(水)まで公開しています。 期間中見逃してしまった方や再度ご覧になりたい方など、ぜひご視聴ください。 【動画コンテンツ】 (1) 卒業生を交えたトークセッション (2) 動画deホームカミング~大阪大学の近況報告、ご挨拶~ (3) 阪大における「Withコロナ」 (4) 阪大生の今 ⇒詳細はこちら
【6】大阪大学イベント情報 ※新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況によっては、開催が中止または変更となる場合がございます。詳細につきましては、各イベントHP等をご確認ください。
◆ 令和2年度大阪大学卒業式・大学院学位記授与式(3月24日) 今年度の卒業式・大学院学位記授与式については、新型コロナウイルス感染拡大防止対策を徹底したうえで3月24日(水)に挙行します。 このため、今回の式典に出席いただけるのは卒業または修了予定者のみ(事前の申込みが必要)となりますのであらかじめご了承願います。 ⇒詳細はこちら
◆ 令和2年度、3年度大阪大学入学式(4月6日) 昨年の4月に予定していた令和2年度入学式は、参加者の安全を最優先に考え、やむを得ず開催を見送りました。しかし、この1年の間、新型コロナウイルス禍の下で学生生活を送らざるを得なかった入学生の皆さんが新年度のスタートを迎えるにあたり、改めて本学に入学されたことに祝意をお伝えしたい想いから、この度、令和2年度入学式を4月6日(火)14時30分から挙行します。 新型コロナウイルス感染拡大防止対策の観点から、今回の式典に出席いただけるのは2020年4月に入学した学部生、大学院生のみ(事前の申込みが必要)となりますので予めご了承願います。 ⇒令和2年度入学式の詳細はこちら
令和3年度入学式については、4月6日(火)10時50分から挙行します。今回の式典に出席いただけるのは入学生のみとなりますので予めご了承願います。 ⇒令和3年度入学式の詳細はこちら
◆ 理学研究科公開講座「Science Night 2021」(4月1日~申込開始) この世は謎に満ちています。私達は、なぜ今ここにこうしているのか、それを知りたいと思いませんか。この世(宇宙)の始まりやこの世の果てを知りたい、この世を形づくっている物の起源を知りたい、私たちの体がどういう仕組みで動いているのか、つまり私たちがなぜ生きているのかを知りたい、いろいろな物質の不思議な性質の仕組みを知りたい・・・。理学の研究は、そんな素朴な疑問や興味から出発した研究です。その成果の一部を、多くの方に紹介し、少しでも“おもしろい!”という気持ちを共有していただけたら、と思ってこの講座が計画されました。どうか、ひとときの科学の夕べをお楽しみいただければ、と思います。 ⇒お申し込み・詳細はこちら
○開催日:5月19日(水)~12月22日(水)(全6回) ○開催形式: ①会場:大阪大学(豊中キャンパス)理学J棟2階 南部陽一郎ホール ②オンライン:ビデオ会議ソフト「Zoom」を利用(FAXでお申し込みの方は会場のみ) ○受講料:全6講義すべて受講 6,600円 1講義~数講義を選択受講 1,600円(1講義当たり) ○申込期間:4月1日(木)~申込開始(申込締切は講座により異なります。) ○定員:会場 各回50名、オンライン 各回250名 ○主催:大阪大学大学院理学研究科 ○協力:大阪大学共創機構社学共創部門
↑画像からチラシPDFへリンクします。
【7】未来基金ニュース ◆ クラウドファンディング「コロナ禍に苦しむ医療系学生のために」 ―――困難になっている医療系実習をVRでサポートしたい! 医療従事者などを目指す学生たちにも、新型コロナウイルス感染症は計り知れない影響を及ぼしています。特に困難になっているのは、「解剖学実習」を始めとする医療系実習。解剖学実習では、感染を防ぐために時間・人数を制限せざるを得ないため、実習を十分にできないままの医師・理学療法士や看護師を目指す学生も少なくありません。このように医療系実習を十分にできないまま医学教育を進めることは将来医療従事者になるうえで大きな悪影響が生じる恐れがあると考えられています。 大阪大学ではこの問題を解決するため、ヘッドマウントディスプレーをかぶって疑似的に医療系実習を行う「VR(バーチャルリアリティー)で学ぶ医療系実習」を実現するため、クラウドファンディングのプロジェクトを1月にスタートさせ、おかげさまで第2目標を達成することができました。これにより解剖学実習を行うためのグラフィック画像の解像度をあげることができ、高精細なモデルを作ることができます。皆様の温かいご支援に改めて感謝申し上げます。 現在は、最終目標として、本技術を手術場実習、ベッドサイド実習に応用することを目指して、今月末までご支援をお願いしております。ご賛同いただければ幸いです。 ⇒プロジェクトの詳細はこちら
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