―■―■―■―■―■―■―■―■―■―■―■―■―■―■―■― 新緑がまぶしい季節となりました。寒暖が大きい季節でもありますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 今年のゴールデンウィークは、久しぶりに遠出をされた方も多いと思いますが、大阪大学でも創立記念日に合わせて実施したいちょう祭にはコロナ禍前の賑わいが戻り、キャンパスでは、学生たちの、活気あふれる姿がたくさん見られるようになりました。対面でのイベントも増えてきましたので、機会がありましたら、是非、キャンパスに足をお運びください。 今号も、大阪大学の様々な情報をお届けいたします。本マガジンをお読みいただき、少しの間、大阪大学に思いを馳せるひとときを過ごしていただけましたら幸いです。 ―■―■―■―Vol.127(2023年5月26日発行)―■―■―■―
【1】阪大ニュースフラッシュ - 最高評価の「S」を獲得しました 「研究大学強化促進事業」事後評価 - 島津製作所と包括連携協定を締結 - 令和5年春の叙勲受章について - 令和5年春の紫綬褒章受章について - グローバルキャリアサービスサミット2023で、大阪大学キャリアセンターが創設者特別賞を受賞 - 医学系研究科岸本記念医学史料館がオープンしました - 誰かに話したくなる阪大のチャレンジを発信! 大阪大学の新Webメディア『Dialogue』公開 - 「お酒は、ほどほどに」を証明。 大量飲酒(日本酒3合以上/日)は蛋白尿リスクを高め 適度な飲酒(日本酒1合/日)は腎臓病リスクが低い
【2】卒業生ニュース - 「大阪大学ファミリー2023オンライン交流会」参加申込受付中! - 理学研究科下山 敦史助教(2010年理学研究科修了)が2022年度有機合成化学奨励賞を受賞 - 生命機能研究科藤田 純三特任助教(常勤)(2018年工学研究科修了)がMA-T学会「奨励賞」を受賞 - 工学研究科桑畑 進研究科長(1986年工学研究科修了)が電気化学会賞(武井賞)を受賞
【3】在学生も元気です - 大阪大学女子大学院生優秀研究賞の表彰式が執り行われました - 令和4年度「学部学生による自主研究奨励事業」の全学選抜自主研究成果発表会を開催しました - 阪大生が各学会等で受賞!
【4】大阪大学の風景 - いちょう祭2023リポート
【5】大阪大学イベント情報 - 大阪大学OPEN CAMPUS 2023のご案内 - 「メディカルデバイスデザインコース2023」申込受付中! - 【8回連続講義】 「大阪・関西万博とSDGsから未来社会を先読み Second season」(5/29-7/31) - 歴史的イベント「洪庵忌」の模様を初めてオンライン配信!(6/8~) - 理学研究科公開講座「サイエンスナイト2023」 第2回「形を数える~トポロジーと組合せ論の交差点」(6/21) - 第4回大阪大学CiDERシンポジウム『新型コロナは「5類」になって何が変わった?変わらない?』(7/26)
【6】イベント報告 - 「大阪大学中之島センター改修お披露目会」を挙行 - 「ハンダイラジオ~21世紀懐徳堂の社学共創」がスタート - 万博トーク「いのち会議・若者が描く未来社会」を開催 - 「阪大ワニカフェ」第2シリーズ「まちづくり編」を開催
【7】同窓会掲示板 - 賛助会員ホテルグランヴィア大阪「同窓会・OB会プラン」のご案内
【8】大阪大学掲示板 - 【薬】医薬品開発のためのモジュール単位のコース「Pharmaceutical Research Professional : PRPコース」開講のお知らせ(6/3~) - 【医病】病院再開発事業について
【9】未来基金ニュース - クラウドファンディング「存続の危機。世界でも稀少な体系的ふたご研究基盤の存続にご支援を!」
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【1】阪大ニュースフラッシュ ◆ 研究支援体制の抜本的改革、高等共創研究院設置などで ―――最高評価の「S」を獲得しました 「研究大学強化促進事業」事後評価 「研究大学強化促進事業」の事後評価結果が文部科学省から発表され、本学は平成27年度フォローアップ、中間評価に続き、事後評価においても最高のS評価を受けました。 補助事業期間中の活動について、経営企画オフィスのURA部門とIR部門の機能を一体化すること等により研究支援体制の抜本的改革を実現したことや、産業界や各種団体などからの寄附金等の支援をもとに国際的に卓越した若手研究者・女性研究者を育成する基盤として高等共創研究院を設置・活用したこと、補助事業終了後の将来計画について、本事業で推進してきた各種取組を先鋭化するとともに「世界屈指の研究型総合大学」を目指しOUマスタープランに基づくKPIや具体的な取組を明確化していることなどが高く評価されました。 ⇒詳細はこちら
◆ 科学・技術力向上や人材育成、社会貢献など目指し ―――島津製作所と包括連携協定を締結 大阪大学と島津製作所は、2023年3月20日に、産学共創を通して科学・技術力向上や人材育成、社会貢献に資することを目的に、研究開発・人材育成等の相互協力が可能な分野において、具体的な協力を推進するため、包括的な連携に関する協定を締結しました。このたびの協定締結により、本学独自の「Industry on Campus」のコンセプトのもと、産学共創による研究活動を一層推進するとともに、新たな高度人材育成を進めてまいります。 ⇒詳細はこちら
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◆ 令和5年春の叙勲受章について 令和5年春の叙勲を、本学から以下の5名が受章しました。 瑞宝章は、公務等に長年にわたり従事し、国家または公共に対し功労のある方に授与されます。 【瑞宝中綬章】 〇福住 俊一 名誉教授(工学研究科) 〇月原 冨武 名誉教授(蛋白質研究所) 〇吉野 勝美 名誉教授(工学研究科) 【瑞宝双光章】 〇藤埜 浩一 元医学部附属病院医療技術部長 〇渡邊 正人 元附属図書館事務部長 ⇒本学News記事はこちら
◆ 令和5年春の紫綬褒章受章について 令和5年春の紫綬褒章を、本学から以下4名が受章しました。 紫綬褒章は科学技術分野における発明・発見や、学術及びスポーツ・芸術文化分野における優れた業績を挙げた方に授与されます。 〇茶谷 直人 名誉教授(工学研究科) 〇山内 和人 工学研究科教授 〇糸﨑 秀夫 名誉教授(基礎工学研究科) 〇関口 清俊 名誉教授(蛋白質研究所) ⇒本学News記事はこちら
◆ 世界76大学が参加、アジアの大学で初受賞 ―――グローバルキャリアサービスサミット2023で、大阪大学キャリアセンターが創設者特別賞を受賞 3月13~16日にロンドン大学において開催された、グローバルキャリアサービスサミット2023において、本学キャリアセンター家島 明彦准教授による取組紹介が、2023EYグローバルキャリアサービスサミットアワード創設者特別賞を受賞しました。 このサミットは、世界中の研究大学からキャリア支援のリーダーが集う国際会議で、今年は18カ国から76大学100名以上が参加しました。英国や米国など欧米の大学による受賞が多い中、この賞をアジアの大学が受賞したのは今回が初となります。 ⇒詳細はこちら
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◆ 生命現象の本質を追究する基礎医学関連などを展示 ―――医学系研究科岸本記念医学史料館がオープンしました 大阪大学医学部の歩みと現在の取組についてわかりやすく伝えることを目的として、医学系研究科岸本記念医学史料館を開設し、4月17日に開館記念式典を執り行いました。 この史料館は、大阪大学医学伝習150周年の記念事業の一環として、岸本 忠三元大阪大学総長・免疫学フロンティア研究センター特任教授のご厚意・ご支援の下、設立されたものです。 展示室では、生命現象の本質・真髄を見据えて追究された基礎医学研究や、その社会還元を目指した医療について、最新の成果をご覧いただけます。 ⇒詳細はこちら
◆ 誰かに話したくなる阪大のチャレンジを発信! 大阪大学の新Webメディア『Dialogue』公開 『Dialogue』は、「大阪大学が、社会課題と向き合い、社会と対話する」をコンセプトに、大阪大学の最新の取り組みを発信する新Webメディアです。社会課題に挑戦する大阪大学の姿を、客観的な情報と阪大のキーパーソンの声を交え、お届けします。ぜひご高覧ください。 『Dialogue』 #1 「強か(したたか)に生き抜け リスキリング・リカレント教育で社会変化に耐性を」 新価値を生む「リスキリング・リカレント教育」の取り組みを、教育担当の田中敏宏統括理事・副学長に伺いました。
◆ 大量飲酒(日本酒3合以上/日)は蛋白尿リスクを高める ―――「お酒は、ほどほどに」を証明。適度な飲酒(日本酒1合/日)は腎臓病リスクが低い キャンパスライフ健康支援・相談センターの山本 陵平教授らの研究グループは、アルコール摂取量と腎臓病のリスクを評価した疫学研究報告の網羅的な文献検索を行い、抽出された11研究(総対象人数14,634,940人)の研究結果をメタ解析の手法を用いて統合しました。その結果、蛋白尿(尿蛋白≧1+)のリスクは、アルコールの少量摂取では低下した一方、大量摂取では上昇が認められました。 本研究はこれまでに報告された疫学研究の結果を統合することによって、60g/日程度(日本酒約3合)以上のアルコール摂取は蛋白尿リスクがあることを明らかにしました。一般に推奨されている20g/日程度の適度な飲酒は腎臓病の予防にも有効であることが期待されます。 ⇒詳細はこちら
【2】卒業生ニュース ◆ 「大阪大学ファミリー2023オンライン交流会」参加申込受付中! 本学では、全卒業生を対象に「大阪大学ファミリー2023オンライン交流会」を開催いたします。これまでは、特定の世代の卒業生を対象に実施してまいりましたが、ご参加いただいた方々からの、もっと頻繁に開催してほしい!というお声を受け、今年から規模を拡大し、全卒業生を対象に開催することとしました。 お知り合いの同窓生にもお声掛けいただき、是非お気軽にご参加ください! 〔開催日時〕 2023年7月1日(土)15:30〜17:00、18:00~19:30 2日(日)16:00〜17:30 5日(水)19:00〜20:30 7日(金)19:00〜20:30 〔交流会〕 ・開会のご挨拶 ・大阪大学総長からのメッセージ ・交流会 1.希望テーマ(ビジネス、ファミリー、趣味、母校について)ごとの交流 2.自由交流 〔申込方法〕 申込フォームからお申し込みください。【申込締切:2023年6月4日】 ※参加者が定員(各回100名)に達した時点で受付を終了いたします。 ⇒詳細はこちら
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◆ 理学研究科下山 敦史助教(2010年理学研究科修了)が2022年度有機合成化学奨励賞を受賞 理学研究科化学専攻の下山 敦史助教が、有機合成化学協会2022年度有機合成化学奨励賞を受賞しました。 本賞は、有機合成化学または有機合成化学関連産業の分野で優れた研究または発明を行った若手研究者を表彰するもので、下山助教の「複合糖質の化学合成が拓く細菌-宿主間ケミカルエコロジー」が高く評価されたものです。 ⇒詳細はこちら
◆ 生命機能研究科藤田 純三特任助教(常勤)(2018年工学研究科修了)がMA-T学会「奨励賞」を受賞 生命機能研究科日本電子YOKOGUSHI協働研究所の藤田 純三特任助教(常勤)が、革新的な酸化制御技術であるMA-TTM(Matching Transformation System®)に関連する研究分野において独創性を有し、将来の活躍が期待される研究者に贈られるMA-T学会初の「奨励賞」を受賞しました。研究題目は、「二酸化塩素による光酸化反応を利用したクライオ電子顕微鏡用グラフェングリッドの開発」です。 ⇒詳細はこちら
◆ 工学研究科桑畑 進研究科長(1986年工学研究科修了)が電気化学会賞(武井賞)を受賞 工学研究科桑畑 進研究科長が、電気化学会賞(武井賞)を受賞しました。受賞の対象となった研究課題は「電気化学的高機能性ナノ材料の創製と計測技術の開発」です。 受賞式の様子やエピソードなどが工学研究科のHPで紹介されていますので、是非ご一読ください。 ⇒詳細はこちら
【3】在学生も元気です ◆ 大阪大学女子大学院生優秀研究賞の表彰式が執り行われました 本学では、優秀な女子大学院生が博士後期課程進学及び将来的に研究者を志すことの後押しとなるよう、自然科学系の研究科に所属し、優れた研究成果を挙げた女子大学院生を表彰する「大阪大学女子大学院生優秀研究賞」を令和元年度に創設しました。 本賞の令和4年度表彰式が、4月18日に執り行われ、本賞を受賞した14名の女子大学院生に表彰状と副賞の目録が手渡されました。西尾章治郎総長から受賞者へお祝いの言葉が述べられ、この賞の創設にご尽力をいただいた本学名誉教授・元工学研究科長 豊田政男先生からも、お祝いと今後への期待の言葉が贈られました。 ⇒詳細はこちら
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◆ 令和4年度「学部学生による自主研究奨励事業」の全学選抜自主研究成果発表会を開催しました 5月1日に、令和4年度「学部学生による自主研究奨励事業」の全学選抜自主研究成果発表会を大阪大学会館・アセンブリーホールで開催しました。 この事業は、学生の“自ら学ぶ”意識への転換を促すとともに、物事の本質を見抜く資質を涵養し、将来、グローバル社会で活躍できる人材育成の一環として、学部学生の独創的かつ意欲的な自主研究に対して、自主研究奨励費を配分し、研究活動を指導するアドバイザー教員指導制度などで支援するものです。 全学選抜自主研究成果発表会では、本事業に採択されたグループのうち各学部等から選抜された12グループの研究成果発表が行われました。 ⇒詳細はこちら
◆ 阪大生が各学会等で受賞! 阪大生の受賞が、以下のとおり学部・研究科HPにて紹介されています。皆様、おめでとうございます!
〇工学研究科 ※受賞項目をクリックすると、記事の詳細にリンクします。 ・機械工学専攻 博士前期課程2年 丸尾 明廣さん 「IEEE 関西支部 学生研究奨励賞」受賞
〇薬学研究科 日本薬学会第143年会にて多数の学生が、学生優秀発表賞を受賞しました。 ※学生の氏名等をクリックすると、記事の詳細にリンクします。 ・天然物創薬学分野 博士前期課程2年 佐藤 航平さん ・生体構造機能分析学分野 博士前期課程2年 有田 奏人さん ・毒性学分野 博士課程1年 北本 夏子さん ・毒性学分野 学部5年 真鍋 颯太さん ・毒性学分野 学部5年 棚橋 涼乃さん ・分子生物学分野 博士後期課程2年 横田 純平さん ・分子生物学分野 学部5年 徳岡 空良さん ・分子生物学分野 学部5年 荒居 千遥さん ・分子生物学分野 学部4年 永井 和奏さん ・臨床薬効解析学分野 学部4年 井上 采人さん ・臨床薬効解析学分野 博士前期課程1年 高橋 潤也さん ・臨床薬効解析学分野 博士前期課程2年 田中 雅人さん ・臨床薬理学分野 学部5年 藤本 梨花さん ・生物有機化学分野 博士後期課程3年三上 敦士さん ・薬品製造化学分野 博士後期課程2年 西尾 幸也さん ・神経薬理学分野 学部5年 児嶋 励央さん ・神経薬理学分野 博士後期課程1年 竹本 智哉さん ・医薬合成化学分野 博士後期課程4年 吉岡 祥平さん ・薬品製造化学分野 博士後期課程2年 小笠原 陸さん ・薬品製造化学分野 博士前期課程2年 前 光結さん
【4】大阪大学の風景 ◆いちょう祭2023リポート いちょう祭が、4年ぶりに入場制限なしで4月30日、5月1日に豊中・吹田キャンパスで開催されました。豊中では1万6000人もの入場者がありました。 創立記念日(5月1日)を祝して、新入生を歓迎し親睦を深めるとともに、地域の方々との連携を目的にしています。
▲(写真左)入り口からは大学会館=旧イ号館=(写真向こう側)が望めました (写真右)「奏」「宙」2か所のステージでにぎやかに
▲(写真左)模擬店など多数のテントがグラウンドを埋めました (写真右)感染症対策として今年も、メイン通りでの出展は控えました
▲万博に向けて活動するサークル「a-tune」も出展
なお、本学公式Instagramでもキャンパスの風景をお届けしておりますので、こちらも是非ご覧ください! ⇒本学公式Instagramはこちら
【5】大阪大学イベント情報 ※開催内容が変更となる場合がございます。詳細につきましては、各イベントHP等をご確認ください。 ◆ 大阪大学OPEN CAMPUS 2023のご案内 本学への進学を希望する高校生、受験生、保護者の皆様を対象に『大阪大学OPEN CAMPUS 2023』を開催します。今年は"キャンパス来場型"と"オンライン型"で開催予定! 6月17日に人間科学部、7月上旬に外国語学部、8月には全学部で開催します。具体的な開催日時やプログラム等は、5月下旬頃から順次公表予定です。 ⇒詳細はこちら
◆ 「メディカルデバイスデザインコース2023」申込受付中! 国際医工情報センターでは、医療機器開発のスペシャリストを養成する社会人向けコース『メディカルデバイスデザインコース(MDDコース)』の8期生を募集中です。5月から開講するこのコースは、以下の4つのモジュールで構成され、グループワーキングを含む計96時間の講義を延べ5ヶ月間にわたって提供します。 ① 医学部の臨床講義を医療機器にフォーカスして1ヶ月に凝縮した「臨床医学編」 ② 法規制・薬事を学ぶ「マネジメント編」 ③ 知財と臨床現場で活躍する医療機器について学ぶ「機器実習編」 ④ 保険償還戦略とビジネスを学ぶ「実践編」 また、感染症対策で中止している病院実習(アドバンストプログラム)の再開も予定しています。医療機器開発に携わる企業の方や、今後医療機器業界に参入を検討されている方など、多くの方々のご参加をお待ちしております! 【日程】2023年5月27日(土)~10月21日(土) 【開催方式】webインタラクティブ講義にて開催(ご自宅から受講可能) 【申込方法】専用サイトのお申し込みフォームより事前にお申込みください。
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◆ 【8回連続講義】 「大阪・関西万博とSDGsから未来社会を先読み Second season」(5/29-7/31) 昨年から始まった連続講義「大阪・関西万博 とSDGsから未来社会を先読み」がとても好評でしたので、今年も”Second season”として開講します。大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」ですが、”EXPO for SDGs”とも言われています。本講義では、大阪・関西万博の最新動向やSDGsの取組み・考え方等について、様々な分野で活躍されている方々にご講義いただく予定です。皆様のご参加をお待ちしております! ●第1回 5/29 (月)「大阪大学の万博・SDGsの取組み」 【第一部】 講師: 堂目 卓生 氏 (総長補佐・SSI長・教授) 栗本 聡 氏 (万博推進室長・教授) 【第二部】(学生の活躍) 講師: 三田 真志郎 氏 (eMotto CEO/卒業生) 成田 智也 氏 (大阪大学ローバース 代表/文学部3年生) ● 第2回 6/12 (月)「大阪・関西万博で学生が活躍するためには」 講師: 石川 勝 氏 (2025年日本国際博覧会協会 会場運営プロデューサー) ● 第3回 6/19 (月)「私たちが共感経済社会をつくりSDGsといのち輝くを実現する」 講師: 伊藤 武志 氏 (万博推進室副室長・SSI・教授) ● 第4回 6/26(月)「ヒューマニティを拡張するテクノロジー」 講師: 木下 真吾 氏 (NTT人間情報研究所長/卒業生) ● 第5回 7/ 3(月)「大阪・関西万博を取材することで分かったこと」 講師: 小川 真由 氏 (フリーアナウンサー/卒業生) ● 第6回 7/10(月)「博覧会のレガシー ―2025年大阪・関西万博にむけて考える」 講師: 吉田 憲司 氏 (国立民族学博物館長) ● 第7回 7/24(月)「2025大阪・関西万博に向けて ~パナソニックが取り組む いのち輝く未来社会のデザイン~」 講師: 小川 理子 氏 (パナソニックホールディングス 参与) ● 第8回 7/31(月)「勝手にやっちゃおうdemo!expo」 講師: 岡本 栄理 氏 (オカムラ WORK MILLコミュニティマネージャー) 聴講をご希望の方はこちらから事前登録をお願いいたします。 ※ご興味のあるテーマだけ聴講いただくこともできます。 ⇒詳細はこちら
◆ 歴史的イベント「洪庵忌」の模様を初めてオンライン配信!(6/8公開予定) 江戸末期の医師・蘭学者、緒方洪庵が塾生の教育や医業を行った「適塾」では、毎年洪庵の命日である6月10日前後に「洪庵忌」を開催してきました。「洪庵忌」では、国の重要文化財「適塾」にて、本学の最新の研究成果を紹介しています。コロナ禍の中断を経て、4年ぶりに開催される今年は、その模様を初めて、一般の方々にWEB公開します(6/8公開予定)。歴史ある建物から、今回は、未来の医療につながる本学の新しい学問「ヒューマン・メタバース疾患学」を発信します。 本学では全く新しい世界初の科学分野「ヒューマン・メタバース疾患学」を創成し、昨年秋には「大阪大学ヒューマン・メタバース疾患研究拠点(PRIMe)」が、国の「世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)」に選ばれました。今回の洪庵忌では、当該拠点長を務める医学系研究科の西田 幸二教授が「ヒューマン・メタバース疾患学とは〜人体を仮想空間で創りあげる未来の医療」と題して講演します。 詳細は、大阪大学適塾記念センターHPに掲載予定です。
◆ 理学研究科公開講座「サイエンスナイト2023」 第2回「形を数える~トポロジーと組合せ論の交差点」(6/21) 「部屋にいる人の数」「袋に入っている飴の数」などなど、「数える」という行為は日常生活のあらゆる場面で行われます。「数える」ことは現代数学でも重要な研究テーマ(組合せ論)です。一方、トポロジーは「図形や空間の形」を大雑把に把握する分野で、よく言われているように「コーヒーカップとドーナツを同じとみなす」くらい大雑把です。これらの分野は別のことをやっているように見えて、実は密接に関係しています。「点の個数を数えていると『形』が見えてくる」という現象について最近の研究を交えながら紹介したいと思います。 ○開催日:6月21日(水) ○講師:吉永 正彦教授(理学研究科数学専攻) ○開催形式:以下、いずれか一方のみの受講となります。受講申込の際に選択してください。 A.会場(ライブ):大阪大学(豊中キャンパス)理学J棟2階 南部陽一郎ホール※お車でのご来場はお断りいたします。 B.後日YouTube限定配信(録画):会場開催の様子を録画した映像を後日配信 ○開催時間・期間:A.会場(ライブ):18:00~19:30 B.後日YouTube限定配信(録画):1週間 ○定員:A.会場(ライブ):各回100名 B.後日YouTube限定配信(録画):定員なし ○受講料:1講義~数講義を選択受講 1,600円(1講義当たり) ○申込締切:6月7日(水) ⇒詳細・お申込みはこちら
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◆ 第4回大阪大学CiDERシンポジウム『新型コロナは「5類」になって何が変わった?変わらない?』(7/26) 5月8日から新型コロナウイルス感染症が5類になり、感染症対策は「個人の判断」になりました。今回のシンポジウムでは、これから感染症と社会がどう向き合っていったら良いか、医療現場や職場での感染症対策だけでなく、学校保健やメンタルヘルスの視点からも迫ります。 【日程】2023年7月26日(水)18時~20時 【開催形式】会場(グランフロント大阪北館 タワーB10階 Room01、02)&オンライン(YouTube Live) 【申込方法】専用申込フォームより7/24までにお申し込みください。 ※参加費無料 ※会場定員:150名 ⇒詳細はこちら
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【6】イベント報告 ◆ 「大阪大学中之島センター改修お披露目会」を挙行 4月30日に、大阪大学中之島センター改修お披露目会が、約170名列席のもと挙行されました。 本学卒業生の小川真由氏(フリーアナウンサー)の司会により行われ、式辞として、西尾章治郎総長から、当センターに文化・芸術・学術・技術という「四つの知」が交差する発信拠点の形成を目指すために大規模改修を行ったこと、このことに賛同し、温かいご支援とご協力をいただいた列席者ならびに大阪大学を支えてくださっている全ての方々へ、感謝の意が述べられました。 中之島センターには、誰でも利用できるオープンスペースやアートスペース、カフェ等もありますので、お近くにお越しの際には是非お立ち寄りください。 ⇒詳細はこちら
◆ 「ハンダイラジオ~21世紀懐徳堂の社学共創」がスタート 「みのおエフエム」(81.6MHz)のラジオ番組「まちのラジオ」で毎月1回、大阪大学の活動が取り上げられてきましたが、今年度から「ハンダイラジオ~21世紀懐徳堂の社学共創」というタイトルとなり、大学に特化した番組に衣替えしました。その第1回が4月30日(日)午後3~4時に放送されました。北摂エリア以外でも、同社HPやYouTubeでお聴きいただけます。放送日は第5日曜の同じ時間帯で、今年度は5回の放送を予定しています。 また、今年度からはスタジオを飛び出し、本学の各キャンパスなどで公開録音します。第1回は、吹田キャンパスの医学系研究科保健学科棟前で行いました。 第1回放送では、大阪大学クラウドファンディング(5月10日~6月30日)「存続の危機。世界でも稀少な体系的ふたご研究基盤の存続にご支援を!」と、同じく6~7月にクラウドファンディングを予定している「レジリエンス(回復力)を見える化して、 With コロナ時代を乗り切ろう!」などを紹介しました。 ⇒詳細はこちら ⇒YouTube視聴はこちら
▲医学系研究科保健学科棟前で行われた録音風景
◆ 万博トーク「いのち会議・若者が描く未来社会」を開催 2025年の大阪・関西万博に向け、本学の大学祭に合わせて開催している「第3回阪大万博トークイベント」が5月1日(月)、豊中キャンパス・基礎工学部国際棟シグマホールで開かれ、来場者が約140人、西尾章治郎総長も参加しました。また、WEBでも約130人の方々が視聴してくださいました。 今回のテーマは「いのち会議・若者が描く未来社会~未来のリーダーとしての学生の役割~」。2020年ドバイ万博日本館を設計した永山祐子さんが「万博の魅力と若者への期待」と題して講演した後、阪大、他大学の学生4団体がピッチを行いました。最後はこれらのメンバーなどで、パネルディスカッション「未来のリーダーとしての学生の役割」を展開しました。 ⇒詳細はこちら
▲学生たちが熱く議論したパネルディスカッション
◆ 「阪大ワニカフェ」第2シリーズ「まちづくり編」を開催 参加者との対話を重視する「阪大ワニカフェ」の第2シリーズは「まちづくり編」として企画。その第1回目として「オーラルヒストリー・自分史の視点から」をテーマに5月21日(日)に千里文化センター「コラボ」で開催し、市民や学生など約50人が参加しました。ゲストには、「歴史をつくる大切な要素として、一人一人の経験に注目する」近現代史研究者の安岡 健一 人文学研究科准教授を迎えました。 安岡准教授は「人々のつながりで共感、コミュニティが作り上げられ、それが『自分たちの歴史』となっていく」「孤立・孤独といったテーマを語り合うことも、居場所づくり、まちづくりにつながる」などと話しました。そして4人ずつのグループに分け、「自分の思い出の場所の地図を書いてみて、互いに紹介し合おう」といったワークショップを展開。各グループから「コロナ禍の経験を聴きとり調査している」といった取組も紹介され、会場でコーヒーなどを飲みながら「カフェ」風の議論を楽しみました。 次回は7月23日(日)14時から同センターで、木多 道宏工学研究科教授(都市計画)を講師に招いて開催予定。詳細は21世紀懐徳堂HPに掲載します。
▲各参加者が自分の気持ちなどを語り合ったワークショップ(中央に立っているのが安岡准教授)
【7】同窓会掲示板 ◆ 賛助会員ホテルグランヴィア大阪「同窓会・OB会プラン」のご案内 大阪大学同窓会連合会賛助会員 ホテルグランヴィア大阪より同窓会・OB会プランのご案内です。ホテルグランヴィア大阪はJR大阪駅直結の便利なホテルです。同窓会はもとより、懐かしいご友人同士の集まりなどにも是非ご利用ください。 ⇒プランの詳細はこちら
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↑画像からチラシpdfへリンクします
【8】大阪大学掲示板 ◆ 【薬】医薬品開発のためのモジュール単位のコース「Pharmaceutical Research Professional : PRPコース」開講のお知らせ(6/3~) 医薬品開発のグローバル人材育成を目指した2年間の新PharmaTrain教育コース(15モジュール)が6月からスタートします。本コースは希望のモジュールのみ履修可能で、通常薬学部のカリキュラムには含まれない、医薬品開発に必須の創薬から臨床開発、市販後活動まで網羅した包括的な教育内容を提供します。 社会人が無理なく受講できるよう土曜日の開講で、オンライン講義ですので、日本国内外のどこからでも受講いただけます。また、医薬品開発の第一線で活躍する講師による実践的な講義ですので、実務に即役立てることができます。多くの方のご応募をお待ちしております! 〇開催形式:オンライン(Zoom)による講義 〇参加費:1モジュール(4日間)7万円 ※大学や病院勤務の方にはアカデミア価格をご用意しております。詳細は薬学研究科PRPコース事務局までお問い合わせください。 〇申込期間:各モジュール開始日の2週間前まで ⇒詳細はこちら
◆ 【医病】病院再開発事業について 現在、医学部附属病院外来棟北側では、以前の患者駐車場の敷地を使い、地上8階、地下2階の統合診療棟を建設しております。当院が中之島から吹田に移転してからの30年間で、外来での処置や治療が増え、集学的治療に対応するなど、病院の総合力が問われる時代に変化しました。私たちは、“Futurability待ち遠しくなる未来へ。”を合言葉に、未来を見据えた病院となるべく再開発を計画し、その第一弾として、外来・中央診療部門をまとめたものが統合診療棟です。 昨今の世界情勢などで資材が高騰し、現時点で総額716億円の巨大プロジェクトとなったこの事業を完遂し、大阪をはじめとする地域の皆様方に世界最高レベルの医療を提供させていただくため、ぜひともご支援を賜りたく「大阪大学医学部附属病院再開発基金」を設け、ご寄付を募らせていただいております。皆様のご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。 ⇒基金の詳細はこちら
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【9】未来基金ニュース ◆ クラウドファンディング「存続の危機。世界でも稀少な体系的ふたご研究基盤の存続にご支援を!」 医学系研究科附属ツインリサーチセンターには、日本で唯一、世界でも稀少なふたご研究基盤があり、ふたごを対象とする研究に着想した研究者へデータやサンプルを提供し支援できるよう、日々維持管理を行っています。 しかし、一般的な研究費では研究基盤の維持費用を捻出することが難しく、このままでは貴重な研究基盤を存続させることができません。このため、クラウドファンディングで当面の維持経費と、協力してくださるふたごの皆様の、交流事業の資金を募ることとなりました。 ふたご研究は病気だけでなく、教育、行動心理など人の、すべての営みにおける遺伝要因と環境要因を厳密に解析することができ、その成果は、すべての人類のために応用できる可能性を秘めています。 大阪大学が日本で唯一保有する、世界でも稀少な「ふたご研究のためのデータとサンプルの図書館」であるツインリサーチセンターの研究基盤を存続させるために、皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。 ⇒詳細はこちら
***** ***** 大阪大学は、教育・研究活動の資金調達のためにクラウドファンディングを活用する取組を実施しております。 皆様の温かいご支援を宜しくお願いいたします。 大阪大学クラウドファンディング特設ページはこちら ***** *****
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