OUMail News Vol.21 2015年5月19日発行
大阪大学 卒業生メールマガジン【OUMail News】Vol.21
大阪大学卒業生室が発行するメールマガジン【OUMail News】は、ただいまシステム改修のため、配信を一時休止しています。
この間、最新号はWeb版でご覧いただけます。
想定外の長いお休みになってしまい、申し訳ありません。配信再開まで、いましばらくお待ちください。
Vol.21 （2015年5月19日発行）目次―■―■―
【1】阪大ニュースフラッシュ
- ようこそ阪大へ、「いちょう祭2015」開催
- 初の春開催のオープンキャンパスに400名が参加
【3】阪大NOW 最新 No.144から
ジャパニーズ・ウイスキーのレジェンド３／４ほか
【4】卒業生登場（News Letter No.67）
パナソニック社長・都賀一宏さん、作家・築山桂 さん
【5】在学生も元気です
課外研究奨励事業成果発表会・未来基金専門教育優秀賞授与式
【6】イベント情報
未来トーク、6月15日は「文理両道」の永田和宏さん
【7】各地のイベント
「七大 学若手会」、6月20日に東京で
【8】欧州同窓会を開催、Global Alumni Fellow称号授与も
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◆ようこそ阪大へ、「いちょう祭2015」開催
創立記念日を祝い、新入生を歓迎する恒例のイベント「いちょう祭」が5月1、2日の両日、豊中・吹田の両キャンパスで開かれました。
快晴のもと、今年も100を超える学生企画や部局企画が行われ、累計約15,000名の来場者がキャンパス巡りを楽しみました。
いちょう祭開催の詳細はこちら
◆初の春開催のオープンキャンパスに400人が参加
高校生を対象に毎年夏に行っている「オープンキャンパス」を、今年は初めて春にも開催。いちょう祭期間中の5月2日、171の研究室公開やスタンプラリーを行い、約780名の参加者に阪大の魅力をアピールしました。
オープンキャンパスの企画内容はこちら
いちょう祭開催中の5月2日、「第10回大阪大学ホームカミングデイ」が開かれ、過去最多となる490名が参加しました。参加者はこれまで以上に幅広い年齢層にわたり、世代を超えた交流の輪が広がりました。
セ レモニー・講演会での熊谷信昭・大阪大学同窓会連合会会長（元大阪大学総長）のごあいさつで、84年前の大阪帝国大学開学式を「五月晴れの朝 、ほがらかな産声」と報じた新聞一面記事が紹介され、同じ輝かしい空の下、大学が変わらぬ若さを保っていることが寿がれました。
阪大を卒業後、関西メディアで活躍する毎 日放送・西靖さん、関西テレビ放送・関純子さんによる講演や対談に、将棋界のビッグタイトル・竜王を昨年奪取した阪大院生プロ棋士・糸谷哲郎さんも加わり、笑いの絶えない楽し い会となりました。
当日の様子は下記のページをご覧ください（写真多数、動画もあり）
http://osku.jp/g016
http://osku.jp/n002
https://www.facebook.com/OsakaUniversity/posts/864603620300960
https://www.youtube.com/watch?v=qhIyxjyrHZk
メルマガスペシャルとして、西靖さんによる講演の要旨をお届けします。ベテランアナウンサーの巧みな話術は、とても紙面で再現できるものではありませんが、大学への思い、大学との「つながり直し」の試みなど、示唆に富んだお話の一端をご紹介したいと思います。
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「阪大の日々、そしてOBとして」 毎日放送アナウンサー・西靖さん（抄録） 卒業生は勝手なもので、大学の発展を心から願いながらも、やっぱり変わってほしくないという強い気持ちもあります。さきほど明道館（部室などが入る 建物）を見に行ったら、きれいに塗り替えられていました。でも、あそこで行われていた「わけのわからないこと」は、いまも続いていてほしいと思うのです。 「わけのわからなさ」は、大学に不可欠です。短い期間に成果を出すことが大学にも求められていますが、勉強なのか何をやっているのかよくわからない人が一定量いなければ、大学の底深さは生まれてこないと、確信めいた感を持っています。 私は文系学部の出身で、成果は数値化されにくいでしょう。けれども、そんな中から糸谷さんのような個性ある方が生まれています。 私が働く民間放送も、会社だから儲けなければならないし、番組の視聴率は1分単位で出てくる。それでも、スポンサーや視聴者が喜ぶであろうものだけではなく、たとえ数字が取れなくても、放送に載せ続けなければならないネタはあるのです。 阪大が大阪外大と一緒になったのも素敵なことですね。ヨーロッパの少数言語の勉強なんて、自分は高校時代に考えもつかなかった、そんな動機を持つ人と一緒に勉強できるのですから。 今回のホームカミングデイに10年前の卒業生を招待されたのも素敵なことです。卒業から10年もたつと、母校へのまなざしも疎遠になりがちです。 卒業後20年の私はいま、大阪大学と「つながり直し」ているところです。ゼロから人とのつながりをつくるのが難しい世の中、一瞬で戻れるような場を共有できるのは、本当に幸せなことです。 以前、鷲田元総長が、Followershipということばに触れられたことがあります。突破する力というよりも、わけはわからないけど気持ちのい いものを見つける感覚。どろどろした利益に関係のない世界とのつながり。この感覚を身につけさせてくれた大学に、感謝したいと思います。 |
18回目を迎えた「大阪大学未来トーク」が5月18日に開かれ、講師として京都大学iPS細胞研究所所長・教授の山中伸弥先生が来学。
本シリーズで初めて整理券が用意され、会場の大阪大学コンベンションセンターは、メイン会場のMOホールだけでなく、サテライト会場まで超満員となる大盛況でした。
「iPS細胞がひらく新しい医学」と題した講演では、随所に笑いを織り交ぜながら、研究を始めたころのエピソードから研究所の新たな目標まで、 Vision を守り続けること の大切さが語られました。多数参加していた研究者を志す若い世代も、大きな感銘を受けた様子でした。
山中さんを含む4名の方による、大阪大学の2031年に向けた提言は こちらから
大阪大学が発行する広報誌は、読みどころたっぷり。メルマガ今号では、学内向け広報誌『阪大NOW』最新号から、阪大とジャパニーズ・ウイスキーとのかかわりと阪大オリジナルウイスキーを紹介する特集「濃いっ！阪大」をPDFでご覧ください。
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'濃いっ！阪大1' ジャパニーズ・ウイスキー編 |
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'濃いっ！阪大2' 「光吹-MIBUKI-」開発編 |
各界で活躍する阪大卒の方々を紹介します。
今号では、News Letter 最新号の「卒業生登場」から、パナソニック株式会社代表取締役社長・都賀一宏さん、作家・築山桂さんへのロングインタビューをお読みください。
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パナソニック株式会社代表取締役社長 |
作家・築山桂さん |
いちょう祭開催中の5月1日、平成26年度課外研究奨励事業研究成果発表会が行われました。学部学生の自主的・独創的な研究を奨励する事業で、昨年 度採択の11グループの学生が1年間の研究成果を披露。学部の専門教育科目で優秀な成績を修めた学生を表彰する平成26年度大阪大学未来基金専門教育優秀 賞授与式も併催されました。
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充実した講師陣で話題の「大阪大学未来トーク」、次回6月15日は、細胞生物学者にして現代を代表する歌人、文理の境を軽々と超越する永田和宏先生（京都産業大学教授／京都大学名誉教授）の登場です。
「大阪大学未来トーク」は、メイン会場以外の各キャンパス、大阪大学中之島センターのほか、大阪大学東京オフィスにも同時中継しています。大阪以外でも（東京在住の方、出張の折など）、話題の講演を聴くチャンス。ぜひご利用ください。
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一般参加も可能なイベント、セミナーなどの情報は、大阪大学公式サイトから
イベント情報 http://www.osaka-u.ac.jp/ja/news/event
セミナー／シンポジウム情報 http://www.osaka-u.ac.jp/ja/news/seminar
国立七大学の学位を有する45歳以下の卒業生を対象とした交流組織「七大学若手会」が活動しています。阪大卒業生も、もちろん参加可能。6月20日 には東京で、年度総会と講演会 、懇親会が開催されます。講師は、ダイバーシティの推進などで知られるカルビー株式会社・松本晃会長（京都大卒）です。
申し込みはこちらからお早目に。
【8】欧州同窓会を開催、Global Alumni Fellow称号授与も
4月25日、大阪大学欧州同窓会が英国・ロンドンで開催され、あわせて、海外で活躍する大阪大学の卒業生、旧在籍者等を顕彰する「Global Alumni Fellow」の称号の授与も行われ ました。約40名の同窓生、大阪大学教職員等が和やかに交歓しました。
詳細はこちらをご覧ください
「阪大ファミリー」のための特別な1枚。新しいクレジットカード「大阪大学カード」の発行を開始しました。阪大シンボルマークをあしらったオリジナルデザインが好評です。た だいま新規発行キャンペーンとして、ギフトカードプレゼントを実施中。
この機会に、ぜひ加入をご検討ください。
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画像をクリックして公式サイトへ |
新入生のうちに朝食習慣を身につけることを狙って、新年度講義開始日の4月9日から30日まで、豊中キャンパスの図書館下食堂で、無料朝食キャン ペーンが実施されました。阪大卒 業生の井上ゆかりさんが社長を務めるケロッグ社の全面協力により、シリアルと乳製品、フルーツなどを組み合わせた栄養バランスのよい朝食が無料で供され、 限定200食は連日完売と なりました。
学生たちは、「朝食があれば1限目の授業も受けやすい」と話していました。
このキャンペーンは、学生の生活環境向上のため、大阪大学未来基金が全額支援しました。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
発行：大阪大学卒業生室
http://www.osaka-u.ac.jp/ja/campus/alumni
ご意見、お問い合わせなど は下記アドレスまでお寄せください。
alumni-info[at]ml.office.osaka-u.ac.jp
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