2024年3月号

大阪大学 卒業生メールマガジン【OUMail News】Vol.137 2024年3月22日発行
※本マガジンはHTML形式で配信しています。
※バックナンバーはこちら(大阪大学公式HP内メールマガジン特設サイト。全文をレイアウトしたWEBページです)

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 3月半ばを過ぎ、キャンパスは少しずつ春めいてきました。漂う空気に花の香りが混じり、聞こえてくる鳥のさえずりも春の訪れを感じさせます。大阪大学では、間もなく卒業式・学位記授与式が行われ、今年もたくさんの阪大生が新たな門出を迎えます。学生生活で得た知識や経験を糧に、それぞれの道へと歩み始める卒業生・修了生の皆様に大阪大学はこれからも寄り添い続けます。ときに立ち止まり、回り道をしながらも、誇りをもって立ち向かっていただけるよう、全力で応援してまいりますので、いつでも大阪大学を身近に感じていただけますと幸いです。5月3日に豊中キャンパスで開催するホームカミングデイをはじめ、様々な卒業生・修了生向けイベントを開催いたしますので、是非、お気軽にご参加ください!
―■―■―■―Vol.137(2024年3月22日発行)目次―■―■―■―
【1】阪大ニュースフラッシュ
- キックオフ「いのち会議×『SDGs+beyond』」を中之島センターで開催
- 超高性能計算プラットフォームが、「第53回日本産業技術大賞」の最高位「内閣総理大臣賞」を受賞
- 吹田キャンパス・共創イノベーション棟1Fに完全個室のベビーケアルーム「mamaro」を設置しました
- 「吹田市ゆるキャラ総選挙2024」にワニ博士が出演しました!
- 核物理研究センターTATサイクロトロン棟が竣工
- 【豊中キャンパス初!!】共創環境形成拠点(仮称)(2025年春竣工予定)がZEB Ready相当の認証を取得
- Dialogue第8弾 福島の“いま”、未来への学び。知識と五感で交わり学ぶ「共創的放射線教育プログラム」を公開!
- 阪大発祥 ひとあじちがう培養肉

【2】卒業生ニュース
- 【参加申込受付中!4/14申込〆切】大阪大学ホームカミングデイ2024のご案内(5/3)
-  卒業生・修了生向け令和6年度イベントのご案内
- 「OU STYLE」第8号刊行のお知らせ

【3】在学生も元気です
- 第4回大学男女混合駅伝競走大会_国立大東西対抗四大学対校戦4連覇!
- 令和5年度西尾総長と学生の対話会(第7回)を開催しました
- 阪大生が各学会等で受賞!

【4】大阪大学の風景
- 春、あたたかな景色

【5】大阪大学イベント情報
- 第12回CiDERエビデンスと共に考える「いのち」と「くらし」を豊かする講座『データを通して見る社会の姿 ― データ分析の考え方 ―』(3/29)
- 「食を守るエレクトロニクス」フォーラム(4/24)
- 理学研究科公開講座「サイエンスナイト 2024」(4/1受付開始)

【6】イベント報告
- 万博学生部会「a-tune」が10カ国の学生とオンライン合奏(3/9)
- 「いのち」「水」をテーマに、サイエンスアゴラを開催(3/15)

【7】大阪大学掲示板
- 【薬】医薬品開発のためのモジュール単位コース「Pharmaceutical Research Professional : PRPコース」開講(6/1~)

【8】未来基金ニュース
- 大阪大学未来基金カレンダーキャンペーン(~5/31)
- クラウドファンディング「言語の壁を越え音楽で世界を繋ぐ!念願のオンラインオーケストラ開催へ」ご支援のお願い

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【1】阪大ニュースフラッシュ
◆ キックオフ「いのち会議×『SDGs+beyond』」を中之島センターで開催
―――ハイブリット方式で約220人が参加、「いのち宣言」を2025年10月11日に万博会場で
 大阪・関西万博に向けて大阪大学などが立ち上げた「いのち会議」のキックオフイベント「いのち会議×『SDGs+beyond』-未来に向けて我々が今なすべきこと」が3月21日(木)に中之島センター・佐治敬三メモリアルホールで開かれ、約100人が参加、WEBで約120人が聴講しました。
 「いのち会議」事業推進協議会 議長である西尾 章治郎総長が開会あいさつを、石毛 博行・2025年日本国際博覧会協会 事務総長がメッセージを述べました。続いて、堂目 卓生総長補佐が、この会議といのち宣言の趣旨を説明し、田中 明彦・JICA理事長が基調講演で「SDGsといのち会議への期待について」と題し、「世界が複合的危機にあるなか、共創と連帯が重要。いのち会議に期待したい」と語りました。
 その後、国連広報センター 根本 かおる所長、関西経済同友会 角元 敬治代表幹事、プラン・インターナショナル・ジャパン 池上 清子理事長、島根県海士町 河添 靖宏郷づくり特命担当グローカルコーディネーター、持続可能な社会に向けたジャパンユースプラットフォーム政策提言部 川和 二コラ氏が、それぞれ話題提供し、パネルディスカッションでは「SDGs達成に向けて、いのち会議は何をできるか」などについて議論しました。
 なお、これに先立ち、「いのち会議」事業推進協議会が開かれ、「いのち宣言」を2025年10月11日(土)、万博会場のEXPOホール(大催事場)で発信することが内定しました。
⇒詳細はこちら

▲ 写真左=パネルディスカッションでは、「いのち会議は何をなすべきか」などについて議論しました
  写真右=田中理事長の基調講演を満席の参加者が聴き入りました

◆ 64量子ビットの超伝導量子コンピュータ国産2号機を使用
―――超高性能計算プラットフォームが、「第53回日本産業技術大賞」の 最高位「内閣総理大臣賞」を受賞
 本学をはじめ、理化学研究所(理研)、産業技術総合研究所、情報通信研究機構、富士通株式会社(富士通)、日本電信電話株式会社の共同研究グループが、昨年3月にクラウド公開した国産初号機となる64量子ビット超伝導量子コンピュータの開発ノウハウをベースに、富士通と理研が共同開発し、産業界の研究開発における利活用促進のため同年10月に企業向けにクラウド公開した、64量子ビットの超伝導量子コンピュータ国産2号機を用いた超高性能計算プラットフォームが、このたび、日刊工業新聞社が主催する「第53回日本産業技術大賞」において、最高位となる「内閣総理大臣賞」を受賞しました。
 今後、金融や創薬をはじめとする様々な分野で共同研究を行う企業などへの提供を通じて、本プラットフォームが量子アプリケーションの研究開発を進め、ハードとソフトの両面から量子コンピュータの実用化を加速していくことが期待されています。    
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◆ 授乳、おむつ交換などができて電動さく乳器も利用可、予約なし&無料
―――吹田キャンパス・共創イノベーション棟1Fに完全個室のベビーケアルーム「mamaro」を設置しました
 本学吹田キャンパスの共創イノベーション棟1階に設置された「mamaro」は、予約なし&無料でご利用いただける設置型ベビーケアルームです。1畳ほどの小さなスペースですが、完全個室なので周りの目を気にせず、授乳やさく乳、おむつ交換や、離乳食を与えることができます。コンセントも付いているので、電動さく乳器を持参いただくことも可能です。ご利用時間は平日の午前7時から午後8時までとなっており、赤ちゃん連れの男性もご利用いただけます。
⇒詳細はこちら


◆ 「吹田市ゆるキャラ総選挙2024」にワニ博士が出演しました!

―――優勝は逃すも、多くの応援をいただきました。触れ合いに感謝します
 3月3日、大阪府吹田市のららぽーとExpocityで開催された「吹田市ゆるキャラ総選挙2024」に、本学公式マスコットキャラクター「ワニ博士」が出演し、吹田市にゆかりのあるマスコットキャラクターたちとともに、多くの来場者と触れ合うなど、会場を大いに盛り上げました。
 期日前投票も含め多くの投票をいただきましたが、惜しくも優勝には至りませんでした。応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!
⇒詳細こちら


◆ アスタチンの大量生産でアルファ線核医学治療の早期社会実装へ!

―――核物理研究センターTATサイクロトロン棟が竣工
 本学核物理研究センターは、アルファ線放出核種アスタチン-211の加速器による大量生産を目指し、経済産業省の支援を受けてTATサイクロトロン棟を建設しました。
 この施設では、アルファ線核医学治療の社会実装を加速させるために、住友重機械工業(株)、東芝エネルギーシステムズ(株)、アルファフュージョン(株)と協力し、アスタチン-211の製造から抽出、精製、合成に至るまでの共同研究が行われます。
 産学官連携で推進されるこのプロジェクトは、TATサイクロトロン棟で製造されたアスタチンを用いて薬剤開発と治験を実施し、西日本を中心としたバリューチェーンを構築することを目指しています。
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◆ 「52%の省エネルギー化を実現した建築物」との評価をいただきました
―――【豊中キャンパス初!!】共創環境形成拠点(仮称)(2025年春竣工予定)がZEB Ready相当の認証を取得
 2025年春の竣工に向けて建設中の、本学豊中キャンパスの共創環境形成拠点(仮称)につきまして、このたび、従来施設に比べ、52%の省エネルギー化を実現した建築物として「ZEB Ready*」相当の認証を取得しました。
 日本ERI株式会社によるBELS評価(建築物省エネルギー性能表示制度)を受け、本年 1 月 18 日付で評価書が交付されました。
*ZEB Ready
 ZEBとは、Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称で、快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物のことです。ZEB Readyは4段階あるZEBのうちの一つであり、省エネで基準一次エネルギー消費量から50%以上の一次エネルギー消費量の削減を実現している建物のことです。
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◆ 有事に自ら考え動け、生活者に寄り添える人材育成を目指し
―――Dialogue第8弾 福島の“いま”、未来への学び。知識と五感で交わり学ぶ「共創的放射線教育プログラム」を公開!
 『大阪大学Dialogue』第8弾は、福島県を舞台に、国内外そして未来へと拡がる学びの取組がテーマです。
 3月11日は、皆様にとってどのような日でしょうか?震災に関する記憶は、それぞれが胸に留められていることと思います。本学では福島の“現在”から学ぶ教育プログラムを発足。この地をアンタッチャブルなものとせず、放射線から得られるもの、事故が引き起こすもの、そこで未来だけを見据え生活する人たちの想い、そのすべてを五感で学び取り、寄り添える人材、そして、有事の際に自ら考え動ける人材を。福島県浜通り地域での環境放射線研修会がベースのこの取組は、教職員と参加する学生の手で運営されています。今回は、プログラムに深く関わる教員2名と受講生4名にお話を伺いました。教育の場として福島を見つめる意義、災害を経験した土地だからこそ得られる「知」の重要性を問います。
Dialogue#8

◆ 大阪万博出展後、社会実装に
―――阪大発祥 ひとあじちがう培養肉
 工学研究科 松崎 典弥教授らのグループが発表した研究成果「3Dプリンターを使って和牛の霜降り培養肉を再現」を、本学HP「究みのStoryZ」で紹介しています。
 培養肉を作る技術は民間企業との協業で着実に進み、2025年大阪・関西万博への出展後には社会実装を目指しています。将来の食糧不足を見据えた培養技術の研究は、人の細胞を培養してリアルに再現する技術につなげることで、再生医療や薬効の確認など医療面にも大きく貢献するものです。
⇒詳細はこちら

【2】卒業生ニュース
◆ 【参加申込受付中!4/14申込〆切】大阪大学ホームカミングデイ2024のご案内(5/3)

 大阪大学ホームカミングデイ2024は、5月3日(金・祝)、本学豊中キャンパスにて開催いたします。当日は、いちょう祭も開催しておりますので、是非キャンパスにお越しいただき、ホームカミングデイの講演会・交流会に加え、いちょう祭の様々な企画もお楽しみください♪ただいま参加申込受付中!皆様のご参加を心よりお待ちしております。
※ホームカミングデイへのご参加は、参加申込Formから事前のお申込が必要です【申込締切:4月14日(日)】。なお、お申込多数の場合は抽選となります。受付が完了した方には、4月26日(金)までに、メール等にてご連絡させていただきます。
〔概要〕
 日時:令和6年5月3日(金・祝)
     10時~11時40分 講演会(大阪大学会館「旧イ号館」講堂)
     12時~13時30分 交流会(大阪大学学生交流棟カフェテリア「かさね」)
 ☆交流会のみ参加費2000円(卒後5・10・20周年の方、本学在学生は1000円)が必要です。高校生以下無料。
 ―講演会―
 ○大阪大学の近況報告 西尾 章治郎(大阪大学総長)
 ○あいさつ 岸本 忠三(大阪大学同窓会連合会会長)
 ○講演
 「近代の超克-『いのち』を大切にする社会を目指して」堂目 卓生(経済学研究科 教授/総長補佐(SDGs、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)推進関係担当)
 「生命をデータで紡ぐOUネットワーク」岡田 眞里子(蛋白質研究所 教授)
 「ここまで来た量子コンピュータ -大阪から世界を目指す量子コンピュータ研究開発最前線-」藤井 啓祐(基礎工学研究科/量子情報・量子生命研究センター 教授)
 ※各教員による講演後、質疑応答の時間を設ける予定としております。講演会に先立ち事前の質問を受け付けておりますので、こちらから、是非お気軽にお寄せください。
⇒ホームカミングデイ特設サイトはこちら

↑画像からチラシpdfにリンクします

◆ 卒業生・修了生向け令和6年度イベントのご案内
 大阪大学では、卒業・修了後も母校を身近に感じていただけるよう、卒業生・修了生向けのイベントを開催しております。
 ホームカミングデイに加え、令和6年度に開催を予定しているイベントをご紹介させていただきます。詳細が決まりましたら、本メールマガジン及び本学HPにて順次ご案内させていただきますので、どうぞお楽しみに!
【大阪大学LINKSー未来を拓く知の挑戦ー】
 本学の教育研究、社会創造活動の中から、特に社会的インパクトがあり、未来につながる取組をご紹介するとともに、卒業生・修了生の皆様をはじめ、日頃より本学にご支援いただいている方々との連携・交流をより深めるための新規イベントです。本イベントを通じて、多くの皆様との”つながり”を拡げていけますよう、皆様のご参加をお待ちしております。
 日時:7月16日(火) 報告会15時~17時 交流会・ポスター展示17時30分~19時
 場所:学士会館(東京都千代田区神田錦町3-28)
⇒詳細はこちら
 
【オンライン交流会】
 世界中の卒業生・修了生がオンライン上で集い、世代や出身学部等を超えて交流するイベントです。3~5名程度で、希望テーマごとのグループに分かれた交流や、自由に交流いただく機会をご提供します。是非お気軽にご参加ください!
 日時:11月16日(土)15時30分~17時、18時30分~20時
       11月17日(日)16時~17時30分
       11月20日(水)19時~20時30分
       11月21日(木)19時~20時30分 ※各回100名程度
⇒詳細はこちら

◆ 「OU STYLE」第8号刊行のお知らせ
 卒業生・修了生の皆様に大阪大学にまつわる様々な情報をお届けするための広報誌『OU STYLE』第8号を発行しました。本学の様々な情報に加えて各同窓会の活動、卒業生インタビューや活躍する在学生の情報まで幅広く掲載していますので、是非ご一読ください。
⇒詳細はこちら

↑画像をクリックすると「OU STYLE」第8号をご覧いただけます

【3】在学生も元気です
第4回大学男女混合駅伝競走大会_国立大東西対抗四大学対校戦4連覇!
 2月18日に、ヤンマースタジアム長居及び長居公園内特設コース(6区間、20km)で国立大東西対抗四大学対校戦が行われ、本学が4連覇を果たしました。全国招待大学対校男女混合駅伝競走大会と同時開催で、本学の他、東京大学、一橋大学、京都大学が参加しました。
 1区では区間記録を超えるタイムで、トップと16秒差の2位でバトンをつなぎ、2区で首位に立ってからは最終区まで首位を独走。2位と1分以上の差をつけ見事4連覇を果たしました。
陸上競技部のHPでは過去の戦績が紹介されています

◆ 令和5年度西尾総長と学生の対話会(第7回)を開催しました
 西尾総長と学生が語り合う対話会を、2月22日に総長室にて開催しました。
 今回の対話会では、「大阪大学での自らの学び・研究の振返り、及び今後どう取り組みたいかについてー自らの専門領域の発展のさせ方についてどう考えるかー」を大きなテーマに、学部生から大学院生までの6名が西尾総長と対話しました。
 6名それぞれが掲げたテーマについて、西尾総長にプレゼンテーションし、活発な意見交換が行われました。
⇒詳細はこちらから


◆ 阪大生が各学会等で受賞!
 阪大生の受賞が、以下のとおり学部・研究科HPにて紹介されています。受賞された皆様、おめでとうございます!
※受賞項目をクリックすると、記事の詳細にリンクします。
〇工学研究科
・電気電子情報通信工学専攻博士前期課程2年 上杉 慧至さん
 MobiSec2023「ETRI Best Paper賞」受賞
・機械工学専攻博士前期課程2年 小島 ももさん
 日本人間工学会第44回九州・沖縄支部大会「最優秀発表賞」受賞
・機械工学専攻博士前期課程1年 紀伊 竜実さん
 ヒューマンインタフェース学会「学術奨励賞」受賞
〇基礎工学研究科
・化学工学領域博士前期課程2年 南川 和大さん
 2023年度日本エネルギー学会「奨励賞」受賞
〇薬学研究科
・生体構造機能分析学分野博士後期課程1年 鑓水 星奈さん
 第50回炭素材料学会年会「ポスター賞」受賞

【4】大阪大学の風景
◆ 春、あたたかな景色

 キャンパスのそこかしこに春の気配が漂いはじめました。冷たい空気の中に、陽射しの温もりが感じられるこの季節、華やかに色づく景色に、心も温められます。気忙しい季節ですが、お届けするキャンパスの春に、ひととき、心を休めていただけましたら幸いです。

▲吹田キャンパスさくら環状通り 産業科学研究所前の桜は7分咲き(写真左)。医学系研究科前の木蓮は満開(写真中央)を迎え、ミツバチたちが忙しそうに飛び交っていました。阪急北千里駅からの通学途中、遊歩道横でも、美しい桜が見下ろしています(写真右)。

▲薬学研究科の薬用植物園にある桃やミモザの木も春の訪れを告げるように、たくさんの花を開かせていました。

▲木陰を探して歩きたくなるような暖かな日、豊中キャンパスにある中山池の周辺を散歩しているとウグイスの鳴き声が聞こえてきました。阪大坂を登りきったところにある旧制浪速高等学校学生像(写真中央)も、暖かい空気に包まれて、心なしか活き活きとしてみえます。基礎工学部向かいの梅林では、桜と入れ違うように散り際を見せていました(写真右)。

なお、本学公式Instagramでもキャンパスの風景をお届けしておりますので、こちらも是非ご覧ください!
⇒本学公式Instagramはこちら

【5】大阪大学イベント情報
※開催が中止または変更となる場合がございます。詳細につきましては、各イベントHP等をご確認ください。
◆ 第12回CiDERエビデンスと共に考える「いのち」と「くらし」を豊かする講座『データを通して見る社会の姿 ― データ分析の考え方 ―』(3/29)
 現代社会において、データは社会の問題解決やビジネスの付加価値創出など、多岐にわたる場面で活用されています。データ分析は、膨大な情報の中からパターンや傾向を抽出して、新たな知見を得る手段として広く採用されています。我々が直面する社会の様々な課題に対処する際、データ分析を駆使することで問題の本質を理解し、効果的な施策を検討できるようになります。この講義では、データ分析の基本的な考え方から始め、その応用範囲を探りながら社会にもたらす影響について考えます。是非ご参加ください。
 ○日時:3月29日(金)19:30~20:30
 ○開催形式:会場(グランフロント大阪北館 2F SpringX)&オンライン(YouTube Live)
 ○申込方法:会場でのご参加はこちらから3月27日(水)までにお申込みください
 ※オンライン参加については申込不要
 ○参加費:無料
⇒詳細はこちら

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◆ 「食を守るエレクトロニクス」フォーラム(4/24)
 「食の安心」は消費者自身の心の問題であり、科学的評価により規定できる「食の安全」のように具体的かつ定量的に議論することは困難ですが、「食品の新鮮さ」と「食品の製造履歴の透明化」は「食の安心」を形成するためには重要です。本フォーラムでは、生鮮食品が放出する揮発性成分をモニタリングすることにより「食の新鮮さ」に関わる情報を得る技術を紹介するとともに、生産から消費までの全プロセスを透明化し食品履歴の真正性を担保する技術について議論します。
 ○日時:4月24日(水)14:00~16:50
 ○開催形式:ハイブリッド形式(ウェビナー)
 ○開催場所(対面):大阪大学工学研究科サントリー記念館(C3棟)5階メモリアルホール(吹田キャンパス)
 ○申込方法:申込Formより4月24日までにお申込みください
 ○参加費:無料
⇒詳細はこちら

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◆ 理学研究科公開講座「サイエンスナイト 2024」(4/1受付開始)
 理学研究科では、2024年度も公開講座「サイエンスナイト」開催いたします。多くの皆様のご参加をお待ちしております!
【開催概要】
 ○開催日:5/15、6/19、7/17、10/16、11/20、12/18(全6回)
 ○開催形式:以下、A、B 2通りの形式で開催しますが、受講できるのはいずれか一方のみとなります。
  A.会場:大阪大学理学J棟2階 南部陽一郎ホール(豊中キャンパス)
  B.後日録画限定配信:会場開催の様子を録画した映像を後日配信
  ★ライブ配信ではありません。会場開催の翌週、ご登録いただいたメールアドレスに配信URLと講義資料(PDF)ダウンロード用URLをお送りします。
 ※お車でのご来場はお断りいたします。
 ○開催時間・期間:A.会場:18時~19時30分
          B.後日録画限定配信:1週間
 ○定員:会場のみ各回100名
 ○受講料:全6講義すべて受講 6,600円
      1講義~数講義を選択受講 1,600円(1講義当たり)
 ○申込期間:4月1日(月)~各回開催日の2週間前
 ○主催:大阪大学理学研究科
 ○協力:大阪大学21世紀懐徳堂
⇒詳細・お申込みはこちら

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【6】イベント報告
◆ 万博学生部会「a-tune」が10カ国の学生とオンライン合奏(3/9)

 2025年大阪・関西万博出展をめざす本学学生部会「a-tune」が3月9日、大阪府・池田市民文化会館で「e-Symphony for 2023」を開催しました。紛争や分断のない社会を実現するため、音楽を通じて世界の学生と繋がることをめざし活動中。当日はドイツ、ベトナム、フィリピン、沖縄をオンラインで繋ぎ、10カ国の学生とオンライン合奏に成功しました。最後は来場者も総立ちで演奏を楽しみました。万博まで1年余り、a-tuneはどんどん活動を進化させていきますので、ご期待ください。
 なお、クラウドファンディングをスタートしたので、卒業生の皆様の温かいご支援をお願い申し上げます。
⇒詳細はこちら

▲10カ国学生とともに、オンラインオーケストラで演奏するa-tuneメンバー(後列4人)

◆ 「いのち」「水」をテーマに、サイエンスアゴラを開催(3/15)
 本学21世紀懐徳堂が、科学技術振興機構(JST)などの共催を得て毎年度開催している「サイエンスアゴラin大阪」を3月15日、中之島センター・佐治敬三メモリアルホールで開き、約80人が参加し、WEBでも配信しました。今回は「水都大阪のバタフライエフェクト~いのちをめぐる人・まち・世界」をテーマに開催。堂目 卓生・社会ソリューションイニシアティブ長が「『いのち』に立ち返る意識と行動」と題して基調講演し、「助けを必要とする『いのち』と、助ける『いのち』との共助社会をめざす」と話しました。
 続くパネルディスカッションでは、沖 大幹・東京大学教授が、「災害時には、いのちの次に水が大切」として「水のみんなのインフラ=水みんフラを大切にしましょう」と呼びかけました。このほか、大阪万博のパビリオンなどを設計する永山 祐子さん、水辺の魅力づくりに取り組む杉本 容子さん、「防災ファッションラボ」のメンバー3人も、さまざまな角度から発言しました。
 この模様は、21世紀懐徳堂HP「サイエンスアゴラin大阪」特設サイトよりご覧いただけます。
⇒詳細はこちら

▲パネルディスカッションでは、さまざまな角度から話し合いました

【7】大阪大学掲示板
◆ 【薬】医薬品開発のためのモジュール単位コース「Pharmaceutical Research Professional : PRPコース」開講(6/1~)

 医薬品開発のグローバル人材育成を目指した2年間の新PharmaTrain教育コースの2年次が、6月にスタートします。本コースでは通常薬学部のカリキュラムには含まれない、医薬品開発に必須の、創薬から臨床開発、市販後活動まで網羅した包括的な教育内容を提供します。
 社会人が無理なく受講できるよう土曜日の開講で、講義はオンラインで実施するため、国内外のどこからでも受講いただけます。また、医薬品開発の第一線で活躍する講師による実践的な講義ですので、実務に即役立てることができます。
 現在、受講生を募集中です。多くの方のご応募をお待ちしております。
⇒詳細はこちら

【8】未来基金ニュース
◆ 大阪大学未来基金カレンダーキャンペーン(~5/31)
 大阪大学未来基金では、5月末までに3万円以上ご寄付いただいた方を対象に、阪大オリジナルカレンダー(2024年4月~2025年3月)を進呈しています。
 6万円以上ご寄付いただいた方へは、ご希望により、3万円ごとに1部進呈させていただきます。この機会に是非、大阪大学への温かいご支援をよろしくお願いいたします。
 大阪大学未来基金HPからマイページ登録をしていただきますと、次回以降の申込が簡単に行えます。
 ⇒大阪大学未来基金の詳細はこちら

↑画像からチラシpdfへリンクします

◆ クラウドファンディング「言語の壁を越え音楽で世界を繋ぐ!念願のオンラインオーケストラ開催へ」ご支援のお願い
 大阪大学万博学生部会a-tuneは、「言語の壁を越えて音楽で世界を繋ぐ!念願のオンラインオーケストラ開催へ」と題し、クラウドファンディングをスタートしました!卒業生・修了生の皆様、一緒にa-tuneを応援していきませんか?
 a-tuneはコロナ禍の2020年10月に発足し、紛争や分断のない社会の実現に向け、言葉の壁を越え、音楽で世界中の人たちと繋がるオンラインオーケストラe-Symphonyを、2025年大阪・関西万博で開催することを目標に、阪大生約40人と22カ国の海外学生が活動しています。e-Symphonyの完成度を高めるための活動資金として、皆様の温かいご支援を心よりお願い申し上げます。
⇒プロジェクトの詳細はこちら

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大阪大学は、教育・研究活動の資金調達のためにクラウドファンディングを活用する取組を実施しております。
皆様の温かいご支援を宜しくお願いいたします。
大阪大学クラウドファンディング特設ページはこちら
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 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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