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梅雨入りを前に、夏を思わせるような暑い日もありますが、皆様がお住まいの地域はいかがでしょうか。日ごとの寒暖差が大きく体調を崩しやすい季節ですので、皆様どうぞご自愛ください。 今号も、大阪大学の様々な話題をお届けいたします。本マガジンをお読みいただき、大阪大学を身近に感じていただけましたら幸いです。
―■―■―■―Vol.115(2022年5月27日発行)―■―■―■―
【1】阪大ニュースフラッシュ
- 大阪大学創立90周年・大阪外国語大学創立100周年 記念式典・記念講演会を挙行しました - 「大阪大学 生きがいを育む社会創造債」第1回国立大学法人大阪大学債券の発行について -国内大学初のサステナビリティボンド- - 末松信介文部科学大臣が来学されました - 理工学図書館「Sky Innovation Studio」、基礎工学部「Sky Lecture Room」のスタートを記念してオープニングセレモニーを実施 - 接合科学研究所は2022年に創立50周年を迎えました - 大阪大学女子大学院生優秀研究賞の表彰式が執り行われました - 高親和性ACE2製剤はオミクロン株にも有効
【2】イベント報告 - 3年ぶりに対面で「いちょう祭」を開催、感染防止にも努めました - いちょう祭で「大阪万博今昔物語~70年と2025年万博のつながり~」を開催しました - アートエリアB1ラボカフェで「万博に向けた取り組み」
【3】卒業生ニュース - 工学研究科佐竹うらら助教(2016年工学研究科卒業)が「日本機械学会奨励賞(研究)」 を受賞
【4】在学生も元気です - 西尾総長と学生の対話会(第11回)を開催しました - 情報科学研究科の学生が IEICE VLD Excellent Student Author Award for ASP-DAC 2022 を受賞 - 薬学研究科の学生13名が日本薬学会第142年会学生優秀発表賞を受賞
【5】大阪大学イベント情報 - 大阪大学OPEN CAMPUS 2022のご案内 - 共創DAY間もなく開催!(6/11) - 大阪府立中央図書館 連続府民講座『EXPO’70大阪万博の記憶とアート』 - 理学研究科公開講座「サイエンスナイト 2022」(6/15) - パネルディスカッション「ヤングケアラー 〜気づいて、つなぐには〜」(6/28)
【6】新企画!大阪大学の風景 - 各キャンパスの風景
【7】未来基金ニュース - 「大阪大学国際人道支援基金」へのご支援のお願い - 【達成御礼】クラウドファンディング「誰もが自分に合ったメンタルヘルスアプリを安心して使うために」
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【1】阪大ニュースフラッシュ ◆ 関係者・卒業生・在学生から、各年代の思い出メッセージなども ―――大阪大学創立90周年・大阪外国語大学創立100周年 記念式典・記念講演会を挙行しました 2021年、大阪大学は創立90周年、大阪外国語大学は創立100周年を迎えました。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、延期しておりました記念式典・記念講演会を、このたび、大阪大学の創立記念日である5月1日に大阪府立国際会議場(グランキューブ大阪)において挙行しました。感染症対策を十分に行い挙行した記念式典では、大阪大学歴代総長・大阪外国語大学歴代学長の紹介、海外大学学長からのビデオメッセージ、西尾章治郎総長の式辞等があり、式典の最後には、本学関係者・卒業生・在学生の方々に各年代の思い出などのメッセージをお話しいただき、大阪大学・大阪外国語大学の過去から未来へと想いをつなげ、つむぎあう時間となりました。 ⇒詳細はこちら
◆ 資金が地球環境、社会課題解決に資するプロジェクトに充当 ―――「大阪大学 生きがいを育む社会創造債」第1回国立大学法人大阪大学債券の発行について-国内大学初のサステナビリティボンド- このたび、大阪大学は、サステナビリティボンド※、愛称「大阪大学 生きがいを育む社会創造債」(第1回国立大学法人大阪大学債券)の発行条件を決定しました。大学債の発行は、国立大学法人としては東京大学に次いで2例目、サステナビリティボンドとしての発行は、国内大学では初めてとなります。 ※サステナビリティボンド…調達した資金が、地球環境および社会課題解決双方に資するプロジェクトに充当される債券 ⇒詳細はこちら
◆ CiDER、IFReCなどの活動報告、車座対談も ―――末松信介文部科学大臣が来学されました 4月11日、末松信介文部科学大臣はじめ文部科学省関係者が本学を訪問されました。 西尾章治郎総長から、昨年4月に設置した、感染症総合教育研究拠点(CiDER)における活動や産学連携の取組を、続いて、免疫学フロンティア研究センター(IFReC)の竹田潔拠点長から、IFReCと企業による組織対組織の産学共創などの取組を説明し、種々意見交換がなされました。また、末松大臣とIFReCの若手研究者との車座対談も行われ、若手研究者を取り巻く現状の課題などについて活発な意見交換等も行われました。 ⇒詳細はこちら
◆ ネーミングライツに関する協定締結が計5件に ―――理工学図書館「Sky Innovation Studio」、基礎工学部「Sky Lecture Room」のスタートを記念してオープニングセレモニーを実施 大阪大学はSky株式会社とネーミングライツに関する協定を締結し、理工学図書館東館1階(吹田キャンパス)のラーニング・コモンズを「Sky Innovation Studio(スカイ イノベーション スタジオ)」、基礎工学部本館B棟(豊中キャンパス)の大講義室を「Sky Lecture Room(スカイ レクチャー ルーム)」としてスタートしました。 ⇒詳細はこちら
◆ 溶接・接合分野における我が国唯一、世界屈指の総合研究所として認知 ―――接合科学研究所は2022年に創立50周年を迎えました 接合科学研究所は、日本学術会議の勧告に基づいて、1972年に大阪大学の独立した部局である「溶接工学研究所」として設立されました。これは、工学系で我が国初の全国共同利用研究所として、溶接工学に関する総合研究を目的とするものでした。その後、科学技術の着実な進歩と発展、ものづくりの変革とグローバル化の大きな潮流の中で、「つなぐ」ことへの産業界の要望と期待がより高度に多様化された結果、1996年に「接合科学研究所」に改組・改称されました。1972年に設立されて以来、「溶接」から「接合」への変革・転換を遂げながら、溶接工学・接合科学の基礎・応用研究を精力的に展開し、その結果、溶接・接合分野における我が国唯一、世界屈指の総合研究所として認知されるに至っています。 ⇒詳細はこちら ⇒「接合科学研究所 創立50 周年記念基金」の募集についてはこちら
◆ 14名に表彰状と副賞目録、総長などから祝辞も ―――大阪大学女子大学院生優秀研究賞の表彰式が執り行われました 大阪大学では、優秀な女子大学院生が博士後期課程進学及び将来的に研究者を志すことの後押しとなるよう、自然科学系研究科に所属し優れた研究成果を挙げた女子大学院生を表彰する「大阪大学女子大学院生優秀研究賞」を令和元年度に創設しました。本賞の令和3年度表彰式が、4月19日(火)に執り行われ、本賞を受賞した14名の女子大学院生に表彰状と副賞の目録が手渡され、西尾総長からお祝いの言葉が述べられました。また、この賞の創設にご尽力をいただいた本学名誉教授・元工学研究科長 豊田政男先生より、受賞者に向けて、お祝いと今後の期待の言葉が贈られました。 ⇒詳細はこちら
◆ 蛋白質研・高木教授、高等共創研・岡本教授などが確認 ―――高親和性ACE2製剤はオミクロン株にも有効 京都府立医科大学大学院医学研究科循環器内科学 星野 温 講師、大阪大学蛋白質研究所 高木 淳一 教授、高等共創研究院 岡本 徹 教授、微生物病研究所ダロン・スタンドレー 教授らの研究グループは、現在開発中である高親和性ACE2製剤がオミクロン株(BA.1, BA.2)に対しても有効であることを確認しました。 オミクロン株は、既に報告されているとおり、ワクチンや多くの中和抗体製剤に対して逃避性を示し、これらの有効性は大きく低下しています。本研究では、ワクチン接種者やアルファ株、デルタ株感染者の血清では中和活性が約20倍低下し、カシリビマブとイムデビマブのカクテル抗体製剤も中和活性を喪失していることを確認しました。一方、現在開発に取り組んでいる逃避変異が出現しにくい高親和性ACE2製剤はオミクロン株に対しても有効で、さらに将来のパンデミックの原因となりうるコウモリなどに感染するコロナウイルスにも効果があることを確認しました。この高親和性ACE2製剤はBA.2 系統を含むオミクロン株だけでなく、新たな変異株や将来のコロナウイルスパンデミックに対しても有効であることが期待されます。 ⇒詳細はこちら
【2】イベント報告 ◆ 3年ぶりに対面で「いちょう祭」を開催、感染防止にも努めました 新型コロナウイルス感染のため2年連続で対面開催が中止されていた「いちょう祭」が3年ぶりに復活し、5月3~4日の2日間、豊中キャンパス及び吹田キャンパスで開かれました。感染防止対策のため、事前予約制として1日入場者を5000人に制限したほか、以前は会場の中心となった「メインストリート」には出展せず、講義棟やグラウンドに会場を分散するなど、さまざまな工夫が施されました。 研究・学習成果の展示・体験、楽しいパフォーマンスや模擬店など、250を超える企画が展開されて、学内外の人びとが楽しみました。
▲左・いちょう祭の玄関。入り口で予約などをチェックしました 右・密状態にならないようメインストリートへの出展を見合わせました
▲左・コンサートでも密防止対策 右・広いグラウンドが会場の一つに
▲大学会館も花で彩られました
◆ いちょう祭で「大阪万博今昔物語~70年と2025年万博のつながり~」を開催しました 第1回阪大万博トークイベント@いちょう祭「大阪万博今昔物語~70年と2025年万博のつながり~」を5月3日、いちょう祭初日に開催しました。大阪大学2025日本国際博覧会推進室が企画したもので、多彩な講師の新旧興味深い講演、トークに、来場した約40人、WEB参加の約20人が聴き入りました。また、いちょう祭の3、4日両日、ブース「参加しよう、大阪・関西万博に!」を出展し、学生プロジェクトや「いのち会議」「連続講義」などの紹介を行いました。 関純子・関西テレビアナウンサーが「当時のニュース映像で振り返る70年万博」、万博協会の澤田裕二・テーマ事業ディレクターが「2025年万博で描く未来社会」と題して講演し、パネルディスカッション「時代を担う学生の参画」も行いました。 ⇒詳細はこちら
◆ アートエリアB1ラボカフェで「万博に向けた取り組み」 中之島の施設・アートエリアB1※の「ラボカフェ」で5月20日(金)、大阪大学2025年日本国際博覧会推進室のメンバー4人が出演し、「2025年大阪・関西万博 阪大もこう参画します」と題し、さまざまな活動を紹介しました。 同室の秦茂則室長が「①70年万博と2025年万博のつながり②「いのち」に向き合う大阪大学③具体的な取り組み」の3つの観点から活動概要を報告。新藤一彦副室長が、「見るだけじゃつまらない。参加しよう」をキャッチフレーズに、学生部会などが活動している状況を説明しました。テーマ事業プロデューサーである石黒浩・阪大栄誉教授の企画にかかわる高見小枝室員は「パビリオンには多くのアンドロイドが展開されて、人間とロボットとが近づく模様をご紹介できそうです。『人間とは何か』を考える原点に戻ります」と語りました。この日のカフェマスターを務めた嶋谷泰典副室長は「阪大のみならず、他大学とも連携して、アカデミアで大きなうねりを作りたいです」と述べました。
※アートエリアB1 京阪電鉄中之島線「なにわ橋駅」地下1階コースに設置したオープンスペースで、阪大などが運営。毎月数回のラボカフェを開催しており、今年4月からは「大阪大学懐徳堂シリーズ」を展開し、今回の「万博」もその一環。現在は、会場とWEB参加とのハイブリット方式で開催している。 ⇒詳細はこちら
▲4人のメンバーが、万博に向けた活動について語り合った
【3】卒業生ニュース ◆ 工学研究科佐竹うらら助教(2016年工学研究科卒業)が「日本機械学会奨励賞(研究)」 を受賞 工学研究科機械工学専攻の佐竹うらら助教が「2021年度日本機械学会奨励賞(研究)」を受賞しました。本賞は、一般社団法人日本機械学会が、機械工学または広く産業社会に関わる主として研究上の業績をあげた新進気鋭の会員個人に贈っているもので、佐竹うらら助教は「基板材料の⾼平坦研磨加⼯の研究」が評価され、本賞を受賞しました。 ⇒詳細はこちら
【4】在学生も元気です ◆ SDGsをテーマに、人文学・社会科学系の6名 ―――西尾総長と学生の対話会(第11回)を開催しました 西尾章治郎総長と学生が語り合う、第11回目となる対話会を2022年4月26日に総長室にて開催しました。 「SDGs(持続可能な開発目標)について」を大きなテーマに、人文学・社会科学系分野の博士後期課程の学生6名が、西尾総長と対話しました。対話会では、大学院生6名それぞれが掲げた6つのテーマについて、西尾総長にプレゼンテーションし、活発な討論が行われました。 ⇒詳細はこちら
◆ 情報科学研究科の学生が IEICE VLD Excellent Student Author Award for ASP-DAC 2022 を受賞 情報科学研究科知的集積システム講座博士後期課程1年の梁 徳華さんが、2022年3月にオンライン開催された電子情報通信学会VLD研究会において、 Excellent Student Author Award for ASP-DAC 2022を受賞しました。受賞論文のタイトルは "DistriHD: A Memory Efficient Distributed Binary Hyperdimensional Computing Architecture for Image Classification"です。 ⇒詳細はこちら
◆ 薬学研究科の学生13名が日本薬学会第142年会学生優秀発表賞を受賞 薬学研究科の学生13名が、以下のとおり表彰されましたのでご紹介します。 【口頭発表の部受賞者】 生駒 健太さん(生体応答制御学分野 博士前期課程2年) ⇒詳細はこちら 髙橋 奈々さん(医療薬学分野 学部6年) ⇒詳細はこちら 澤田 珠稀さん(医療薬学分野 学部6年) ⇒詳細はこちら 石神 育歩さん(分子生物学分野 博士後期課程1年) ⇒詳細はこちら 朝山 晃さん(分子生物学分野 博士後期課程1年) ⇒詳細はこちら 三島 啓士朗さん(生物有機化学分野 博士前期課程2年) ⇒詳細はこちら 山口 祐亮さん(高分子化学分野 学部4年) ⇒詳細はこちら
【ポスター発表の部受賞者】 辻井 勇気さん(毒性学分野 博士前期課程1年) ⇒詳細はこちら 坂橋 優治さん(毒性学分野 博士後期課程3年) ⇒詳細はこちら 馬部 幹大さん(酵素反応解析学研究室 学部4年) ⇒詳細はこちら 今井 啓介さん(薬品製造化学分野 博士前期課程1年) ⇒詳細はこちら 森山 将吾さん(薬品製造化学分野 博士課程2年) ⇒詳細はこちら 中野 草平さん(細胞生物学 博士前期課程2022.3修了) ⇒詳細はこちら
【5】大阪大学イベント情報 ※新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況によっては、開催が中止または変更となる場合がございます。詳細につきましては、各イベントHP等をご確認ください。
◆ 大阪大学OPEN CAMPUS 2022のご案内 本学への進学を希望する高校生、受験生、保護者の皆様を対象に“キャンパス来場型”と“オンライン型”を併用した『大阪大学OPEN CAMPUS 2022』を開催します。6/18(土)に人間科学部、そして8/1(月)~9/30(金)は全学部で開催します。大阪大学オープンキャンパス2022についての最新情報は大阪大学オープンキャンパス特設ページでご確認ください。
⇒詳細はこちら
◆ 共創DAY間もなく開催!(6/11) 大阪府吹田市の「ららぽーとEXPOCITY」で3回目となる「大阪大学共創DAY」を6月11日(土)に開催します。2018、19年の2回開催し、ショッピングに来られたファミリー、子どもたちや中高校生など、幅広い年代の方々に楽しく学んでいただきました。新型コロナウイルスの蔓延によって中断していましたが、十分な感染症対策をとりながら再開することになりました。「つながろう! SDGsアドベンチャー!」をテーマに、阪大のさまざまな研究成果、科学・学術の魅力などをわかりやすく勉強・体験していただきます。 午前11時~午後5時、1階「光の広場」にて。参加無料、申し込み不要です。 ⇒出展ブースなどの詳細はWEBサイトから
↑画像からチラシpdfへリンク
★☆みのおエフエムでSSI伊藤教授が「共創DAY」をPR☆★ みのおエフエムの番組「まちのラジオ」では毎月1回、大阪大学の教職員・関係者などが出演して、社学連携事業のさまざまな研究成果、催し、体験などを1時間たっぷりお話しています。5月12日(木)には、社会ソリューションイニシアティブ(SSI)の伊藤武志教授が出演し、「ららぽーとEXPOCITY」で6月11日に開催する「大阪大学共創DAY」の紹介をするとともに、そのテーマである「SDGs」の問題について、さまざまな角度で解説しました。 本学がレギュラーとなっているこの番組は、毎月第2木曜日15~16時に放送され、さらに同日21~22時に再放送が、次の日曜日13~14時に再々放送が行われています。 みのおエフエムは「81.6MHz」。箕面市周辺のエリア以外でも、同局のHPから聴くことができます。
▲みのおエフエムに出演した伊藤教授
◆ 大阪府立中央図書館 連続府民講座『EXPO’70大阪万博の記憶とアート』 2025年「大阪・関西万博」を約3年後に控えた今、あらためて「1970年大阪万博」を振り返ります。『EXPO’70大阪万博の記憶とアート』(大阪大学出版会)の出版を記念し、 全3回にわたり執筆された3名の先生にご講演いただく連続府民講座です。
第1回府民講座「1970年の大阪万博をめぐる芸術文化』(総論) 日時:5月28日(土曜日)開演14時 開場13時30分 会場:大阪府立中央図書館ライティホール 講師:橋爪 節也先生(大阪大学総合学術博物館 教授)
第2回府民講座「1970年の大阪万博とバシェの音響彫刻」 日時:6月25日(土曜日)開演14時 開場13時30分 会場:大阪府立中央図書館2階 大会議室 講師:岡田 加津子先生(京都市立芸術大学音楽学部 教授)
第3回府民講座「1970年の大阪万博と具体美術協会」 日時:7月23日(土曜日)開演14時 開場13時30分 会場:大阪府立中央図書館2階 大会議室 講師:加藤 瑞穂先生(大阪大学総合学術博物館 招へい准教授)
⇒詳細はこちら
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◆ 理学研究科公開講座「サイエンスナイト2022」 第2回「厚さ100万分の1mmの物質―グラフェンの物理学」(6/15) グラフェンは炭素原子1個の厚さからなる究極の薄膜です。グラフェンの電子は「質量のない相対論的粒子」として振る舞い、様々な異常な物性を引き起こします。最近の研究では、2枚のグラフェンを回転させて重ねると、グラフェン同士のモアレ干渉模様が超電導をもたらすこともわかっています。このトークでは、様々な不思議な物理現象を通してグラフェンの魅力に迫ります。 ○開催日:6月15日(水) ○講師:越野 幹人 教授(理学研究科物理学専攻) ○開催形式:以下、A、Bの2通りの形式で開催しますが、受講できるのはいずれか一方のみとなります。ご参加を希望される回と形式を選択してください。 A.会場(ライブ):大阪大学(豊中キャンパス)理学J棟2階 南部陽一郎ホール ★講義資料は、印刷したものを会場で配布します。 B.後日YouTube限定配信(録画):会場開催の様子を録画した映像を後日配信 ★ライブ配信ではありません。会場開催後、お申込みいただいたメールアドレスに配信URLと講義資料のPDFファイルをお送りします。 ※新型コロナウイルスの影響で、開催形式を変更もしくは開催を中止する可能性があります。 ○開催時間・期間:A.会場(ライブ):18:00~19:30 B.後日YouTube限定配信(録画):1週間 ○定員:A.会場(ライブ):各回100名 B.後日YouTube限定配信(録画):定員なし ○受講料:1講義~数講義を選択受講 1,600円(1講義当たり) ○申込締切:6月1日(水) ⇒詳細・お申し込みはこちら
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◆ パネルディスカッション「ヤングケアラー 〜気づいて、つなぐには〜」(6/28) 2020年~2021年にかけて厚生労働省が「ヤングケアラーの実態に関する調査研究」を実施し、これを受けて各地方自治体でもそれぞれにヤングケアラーの実態調査が行われています。このパネルディスカッションでは、大阪府で行われたヤングケアラー調査の結果にもとづいて、ヤングケアラーとはどのような人なのか、また、ヤングケアラーの存在に気づき、適切な関係団体・機関等につないで必要な支援ネットワークを構築するために、学校にかかわる人々には何ができるのか考えます。ぜひ、ご参加ください。 日 時:6月28日(火)15:00-17:00 会 場:オンライン開催(後日配信) 定 員:500名 参加申込:事前のお申し込みが必要です。お申し込みはこちらから ※申込締切日:6月27日(月) ⇒詳細はこちら
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【6】新企画!大阪大学の風景 今号より、大阪大学各キャンパスの風景をお届けいたします。次号以降も、様々な大阪大学の風景を掲載していく予定です。学生時代を思い返すとともに、大阪大学に思いを馳せるひとときをお過ごしいただけましたら幸いです。 ◆ 各キャンパスの風景
▲万博公園外周道路沿いの吹田キャンパス正門。季節によって、ツツジや桜等の花々が来訪者を迎えます。
▲豊中キャンパス附属図書館前の学内バス乗り場。学内バスは各キャンパスを結ぶ重要なツールです。
▲箕面キャンパス1階エントランスホール。25ヵ国語で格言等が刻まれた石板が設置されています。
なお、本学公式Instagramでもキャンパスの風景をお届けしておりますので、こちらも是非ご覧ください! ⇒本学公式Instagramはこちら
【7】未来基金ニュース ◆ 「大阪大学国際人道支援基金」へのご支援のお願い 大阪大学は、昨今のウクライナの人道危機の状況に鑑み、大学における学修あるいは研究活動の継続が難しくなった学生、研究者の一時的な受入れを決定しました。 上記支援の案内を開始しましたところ、短期間にすでに多くの方々から受入れのご希望が寄せられております。これらの支援を迅速に行うため、本学独自に一定の予算を確保しておりますが、今後より多くの方々へ支援を拡げるためには、本学の自主的な予算に加え、更なる財源の確保が必要です。 つきましては、上記のような学生・研究者の受入れをより広く進めるにあたり、必要に応じた経済支援を確実に行えるよう安定した財源を確保するため、本学未来基金のもとに支援対象等を指定した特定基金「大阪大学国際人道支援基金」を立ち上げることといたしました。 皆様方のあたたかいご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。 ⇒詳細はこちら
◆ 【達成御礼】クラウドファンディング「誰もが自分に合ったメンタルヘルスアプリを安心して使うために」 本年3月1日から開始し、4月15日の23時をもちまして終了いたしました本クラウドファンディングには、160名の方から、2,525,000円のご支援をいただきました。ご支援いただきました皆様、また、周知にご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました。同窓生の方々からもご支援をいただき、心強い応援のお言葉をいただきました。私たちにとって全く新しい挑戦で、どれだけ共感いただけるか不安でありましたが、皆様に支えられたおかげで、なんとか走りきることができました。 私たちにとってはここからがスタートで、プロジェクトページにありますように、デルファイ法による調査を実施して、メンタルヘルスアプリの安全性と特性を評価する項目を開発します。そして、その項目をWebページにて公開いたします。これらの活動を通して、また、その後も継続して、メンタルヘルスをより良くしていくための情報発信に努め、それぞれが自分に合ったメンタルヘルスケアサービスに出会える社会の実現に近づけていきたいと考えています。 引き続き、応援の程よろしくお願いいたします。 ⇒詳細はこちら
***** ***** 大阪大学は、教育・研究活動の資金調達のためにクラウドファンディングを活用する取り組みを実施しております。 皆様の温かいご支援を宜しくお願いいたします。 大阪大学クラウドファンディング特設ページはこちら
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