2024年11月号
大阪大学 卒業生メールマガジン【OUMail News】Vol.145 2024年11月22日発行
※本マガジンはHTML形式で配信しています。
※バックナンバーはこちら(大阪大学公式HP内メールマガジン特設サイト。全文をレイアウトしたWEBページです)
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秋の深まりとともにイチョウや楓が葉の色を一層濃くし、キャンパスを暖かな色で染めています。日ごとに寒くなるこの季節、彩り豊かなキャンパスに響き渡る学生たちの元気な声を聞いていると、つい童心にかえり、落ち葉の上をザクザクと歩いてみたくなります。立冬を過ぎ、いよいよ冬本番となりますので、皆様どうぞ温かくしてお過ごしください。
先日開催しましたオンライン交流会には、日本のみならず海外からもご参加いただきました。離れた場所にいらっしゃる方々に様々な話題で交流いただき、「心のふるさとに立ち返る素晴らしい時間だった」といった心温まる感想もお寄せいただきました。大阪大学がつなぐ阪大ファミリーの絆が世界中に拡がっていきますよう、これからも様々なイベントを開催してまいりますので、どうぞお楽しみに♪当日の様子は卒業生ニュースでご紹介しております。
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【1】阪大ニュースフラッシュ
- 「PRIDE指標」において、今年度も最高評価「ゴールド」を受賞しました
- Global Ranking of Academic Subjects 2024 Dentistry & Oral Sciences(歯学・口腔科学分野)で世界9位にランクイン
- 大阪大学統合報告書2024を発行しました
- 河田 聡名誉教授が令和6年度文化功労者に選出されました
- 令和6年秋の叙勲受章について
- 宮地 充子教授が令和6年秋の紫綬褒章を受章!
- 大阪大学・日本財団 感染症センター(2025年2月竣工予定)がZEB Readyを取得
- 2050年の未来を研究者はどう考えるか?「OU RESEARCH GAZETTE」第4号を発行
- オルガノイド研究の第一人者・武部 貴則教授が挑む、医療と社会の新たな関係性づくり。Dialogue#15公開
- 東京でも本学広報誌やフライヤーを入手可能に。新橋、大手町にパンフレットラックを設置
【2】卒業生ニュース
- 大阪大学ファミリー2024オンライン交流会を開催しました!
- 卒業生インタビュー:岸田 文夫さん(1987年工学研究科修了)
- 山口 卓男講師(2008年薬学研究科修了)が2024年度日本薬学会化学系薬学部会賞を受賞
【3】在学生も元気です
- 令和6年度西尾総長と学生の対話会(第3回)を開催しました
- 阪大生が各学会等で受賞!
【4】大阪大学の風景
- キャンパスの記念碑巡り
【5】大阪大学イベント情報
- サイエンスカフェ@中之島祭2024 「ミニ臓器で未来の医療を切り拓く」~臨床と研究の現場から~(12/1)
- 大阪大学シンポジウム、量子情報・量子生命研究センターシンポジウム「量子コンピューティングが拓く未来」(12/5)
- 第113回産研テクノサロン「マテリアル科学の国内外の潮流」(12/6)
- 「『静かな演劇』と停滞の時代」開催のお知らせ(12/12)
- 第56回大阪大学公開講座は残り12月の2回、アーカイブ配信も(~12/14)
【6】イベント報告
- 中之島センターがイケフェス大阪2024に初参加しました!
- 懐徳堂創立300周年シンポジウムでキャンベル氏講演と鼎談
- 万博トークイベントで学生らがパネルディスカッション
- 第65回まちかね祭が「ともしび」をメインテーマに開かれました
【7】大阪大学同窓会掲示板
- 【同窓会連合会】連携同窓会の拡充について
- 【理・物理】令和6年度物理系同窓会交流会(講演会・懇親会)及び総会開催のお知らせ(11/30)
- 【経済】2024年東京待兼会(経済学部同窓会東京支部)秋季懇話会のお知らせ(12/14)
- 【微研】微生物病研究所同窓会総会・忘年会・美術展(12/13)
【8】大阪大学掲示板
- 【工】レストランAOZORAの開業について
- 【SLiCS】「大阪大学2024年度卒業・修了生調査」への協力のお願い
【9】未来基金ニュース
- 令和6年度大阪大学感謝の集いを開催
- 【達成御礼】「予兆なく命を奪う腹部大動脈瘤。臨床研究から治療法への光を見出したい」
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【1】阪大ニュースフラッシュ
◆ 偏見、差別のない魅力あるダイバーシティ環境整備が評価
―――「PRIDE指標」において、今年度も最高評価「ゴールド」を受賞しました
本学は、2017年に「大阪大学SOGIの多様性に関する基本方針」を策定し、「誰もがそれぞれの性的指向・性自認をもっている」という考え方に基づき全国の国立大学に先駆け、SOGIの概念を取り入れ、多様性と権利を認識し偏見と差別のない魅力あるダイバーシティ環境整備に取り組んできました。
その取組への評価となる「PRIDE指標」において、6年連続で最高評価「ゴールド」を受賞しました。
多様性が真に受容され、一人ひとりが尊重される環境整備に引き続き取り組んでいきます。
⇒詳細はこちら
◆ Global Ranking of Academic Subjects 2024 Dentistry & Oral Sciences(歯学・口腔科学分野)で世界9位にランクイン
ShanghaiRanking Consultancyが公表したGlobal Ranking of Academic Subjects 2024のDentistry & Oral Sciences(歯学・口腔科学)分野において、本学は世界9位と高い評価を得ました。昨年の21位から大幅に順位を上げ、国内では昨年に引き続き最高位となります。
このランキングは、分野ごとに、各分野の特性に応じて研究成果や研究インパクト、国際連携状況などを評価したもので、本学の歯学・口腔科学分野での、これまでの研究成果や受賞などの功績が高く評価されました。
⇒詳細はこちら
◆ 教育・研究・共創や財務情報など、若手が制作
―――大阪大学統合報告書2024を発行しました
大阪大学では、新価値創造や卓越した人材輩出を通じて、社会変革に挑戦する本学の姿勢と戦略をお伝えするため、毎年「統合報告書」を発行しています。
昨年に引き続き、今年も若手職員を中心とするチームが企画、制作を行い、教育・研究・共創を中心とする実績や財務情報のみならず、本学に関係する多様な方々の生の声を掲載するとともに、本学のユニークな姿を生き生きと映し出しております。
卒業生・修了生の皆様にも存分にお楽しみいただける内容になっておりますので、是非ご覧ください。
⇒詳細はこちら
↑画像をクリックすると「大阪大学統合報告書2024」をご覧いただけます
◆ 光学・分光学、ナノスケールを対象としたナノ光学の優れた業績で
―――河田 聡名誉教授が令和6年度文化功労者に選出されました
令和6年度の文化功労者に本学の河田 聡名誉教授が選出されました。
文化功労者の制度は、文化の向上発達に関し、特に功績顕著な方々を顕彰するものです。
河田名誉教授は永年にわたり研究と教育に取り組まれ、光学・分光学、特にナノスケールを対象としたナノ光学において大変優れた業績を挙げられました。
⇒詳細はこちら
◆ 令和6年秋の叙勲受章について
令和6年秋の叙勲を本学から以下6名が受章しました。
瑞宝章は、公務等に長年にわたり従事し、国家または公共に対し功労のある方に授与されます。
〇瑞宝中綬章
菅野 盾樹名誉教授
岩間 正邦名誉教授
水野 稔名誉教授
海﨑 純男名誉教授
伊藤 太吾名誉教授
北岡 良雄名誉教授
⇒本学News記事はこちら
◆ 宮地 充子教授が令和6年秋の紫綬褒章を受章!
工学研究科の宮地 充子教授が、令和6年秋の紫綬褒章を受章しました。
公開鍵暗号の一つである楕円曲線暗号の先駆者として、情報セキュリティ技術分野の学術的進展への貢献、情報セキュリティ技術の安全・安心な我が国での利用に向けた献身的な活動及び国際標準化活動への貢献、実践的情報セキュリティ人材育成への貢献などの功績が評価されました。
紫綬褒章は科学技術分野における発明・発見や、学術及びスポーツ・芸術文化分野における優れた業績を挙げた方に授与されます。
⇒本学News記事はこちら
◆ 延べ面積10000㎡超の新築研究棟として国立大学初!!
―――大阪大学・日本財団 感染症センター(2025年2月竣工予定)がZEB Readyを取得
2025年2月の竣工に向けて建設中の大阪大学・日本財団 感染症センターが、従来施設の55%の省エネルギー化を実現した建築物としてZEB Ready*認証を取得しました。延べ面積10000㎡以上の新築研究棟として国立大学初の取得となります。
*ZEBは、Net Zero Energy Buildingの略称で、快適な室内環境を実現しながら建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物のことです。
ZEB Readyは4段階あるZEBのうちの一つであり、省エネで基準一次エネルギー消費量から50%以上の一次エネルギー消費量の削減を実現している建物のことです。
⇒詳細はこちら
◆ 2050年の未来を研究者はどう考えるか?
―――「OU RESEARCH GAZETTE」第4号を発行
2050年の未来を研究者はどう考えるか?多様な研究を紹介し、社会との共創へとつなげる広報誌「OU RESEARCH GAZETTE」第4号を発行しました。
本学が掲げる「生きがいを育む社会の創造」の実現に向けて、大学と産業界のつながりの大切さや、その広げ方を掘り下げてきたOU RESEARCH GAZETTE。
今号は、異分野や産業界と「つながろう」「つながりたい」という視点を有する人材をどのように育てていくべきか、つながりに向けた意識を具現化する機会をどのように醸成していくべきか、といった「人づくり・環境づくり」をテーマにコンテンツを展開。新進気鋭の5名の研究者、渡邉 幹夫教授(医学系研究科)、松垣 あいら准教授(工学研究科)、吉野 剛史特任准教授(常勤)(ヒューマン・メタバース疾患研究拠点)、山ノ井 克俊教授(理学研究科)、近藤 久美子教授(人文学研究科)が、つながりの源流たる人の意識や環境の整え方を語り合う対談や、様々な研究成果と、研究者同士、産学間のつながりを生みだしている本学の取組事例等をご紹介します。
「OU RESEARCH GAZETTE」第4号は、本学公式ウェブサイトからご覧いただけます。
◆ オルガノイド研究の第一人者・武部 貴則教授が挑む、医療と社会の新たな関係性づくり
―――Dialogue#15公開
社会課題と向き合い、社会と対話するwebメディアDialogue。第15弾では、オルガノイド研究の第一人者・武部 貴則教授が登場。再生医療の中でも注目を集める「オルガノイド」を武器に、医療のあり方、医療と社会の関わり方にまで研究を波及させている武部教授の研究や活動に臨むにあたってのアイデアの源や、その先に描く理想の未来について、インタビュー形式でご紹介しています。
⇒Dialogue#15
◆ 東京でも本学広報誌やフライヤーを入手可能に
―――新橋、大手町にパンフレットラックを設置
都営浅草線新橋駅と都営三田線大手町駅で、本学広報誌やフライヤーを配架することになりました。東京で開催する大阪大学シンポジウムの案内等、このラックを用いて情報を発信してまいります。また、広報・ブランド戦略本部は、首都圏での認知度向上のため、ビジネスパーソンが行き交う駅での広報も強化いたします。
▲都営浅草線 新橋駅のパンフレットラック
【2】卒業生ニュース
◆ 「大阪大学ファミリー2024オンライン交流会」を開催しました!
世界中の阪大ファミリーをつなぐイベント「大阪大学ファミリー2024オンライン交流会」を、11月16、17、20、21日に開催し、延べ108名の方々にご参加いただきました。
今年は対象を在学生、教職員に拡げ、前半は「ビジネス」「趣味」「キャンパスの思い出」をテーマに、後半は参加者同士で自由に交流いただきました。
参加者からは「幅広い年代の方と交流できて話が盛り上がった」「全く違う分野の方と交流ができて良かった」「あっという間に時間が過ぎてしまった。次の機会にも参加したい!」といった感想が寄せられました。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました!
大阪大学では、引き続き、阪大ファミリーの皆様をつなぐイベントをオンライン・対面ともに開催してまいります。本マガジンでも随時ご案内させていただきますので、是非お気軽にご参加ください♪
▲キャンパスをイメージしたオンライン交流会会場(写真左)。参加者が各テーブルに集まり交流しました(写真中央)。カメラ機能を使用した交流の様子(写真右)。※カメラは任意です
⇒詳細はこちら
◆ 卒業生インタビュー:岸田 文夫さん(1987年工学研究科修了)
工学研究科出身で、竹中工務店の執行役員、岸田 文夫さんは、在勤の大半を都市計画業務で過ごし、子どものころからの夢である大阪の街づくりに本業として貢献してきました。その一方、大阪大学中之島センターも加盟する「一般社団法人中之島まちみらい協議会(まち協)」の発足時からのメンバーとしても中心的な役割を担い、さらに来年の「大阪・関西万博」と連動する「中之島パビリオンフェスティバル」にも深く関わっています。「万博にやってくる国内外の人たちに中之島にも立ち寄ってもらい、よしもと・たこ焼き・タイガースだけでない大阪の魅力を知ってほしい」と、さらなる夢の実現を描いています。
⇒記事の続きはこちら
◆ 山口 卓男講師(2008年薬学研究科修了)が2024年度日本薬学会化学系薬学部会賞を受賞
薬学研究科生物有機化学分野の山口 卓男講師が、2024年度日本薬学会化学系薬学部会賞を受賞しました。本賞は、有機化学の基礎及び応用に関し、めざましい研究業績をあげ、今後の活躍が国内外から期待される研究者に贈られるもので、受賞の対象となった研究は「分子認識の可視化と制御に基づく創薬基盤技術の開発」です。
⇒詳細はこちら
【3】在学生も元気です
◆ 令和6年度西尾総長と学生の対話会(第3回)を開催しました
西尾総長と学生が語り合う対話会を、10月29日に総長室にて開催しました。
今回の対話会では「大阪大学で何を学びたいか、今後研究をどう極めたいかについて-自らの専門領域の発展のさせ方についてどう考えるかー」を大きなテーマに、6名の大学院生が、それぞれ掲げたテーマについてプレゼンテーションし、活発な意見交換が行われました。
⇒詳細はこちら
◆ 阪大生が各学会等で受賞!
阪大生の受賞が、以下のとおり学部・研究科等のHPにて紹介されています。受賞された皆様、おめでとうございます!
※受賞項目をクリックすると、記事の詳細にリンクします。
〇工学研究科
・地球総合工学専攻博士前期課程1年 植田 晴樹さん
日本船舶海洋工学会関西支部主催学生研究発表会「支部長賞」受賞
・マテリアル生産科学専攻博士前期課程1年 入谷 和穂さん、小畑 伊織さん
日本鉄鋼協会学生ポスターセッション「優秀賞」「奨励賞」受賞
・ビジネスエンジニアリング専攻博士前期課程2年 山田 大輝さん
日本セラミックス協会ガラス部会主催第55回ガラス部会夏季若手セミナー「優秀ポスター賞」
日本セラミックス協会第37回秋季シンポジウム特定セッション ランダム系材料の科学「優秀口頭発表賞」
・物理学系専攻博士前期課程2年 能登 樹さん、杉原 聡太さん
精密工学会2024年度秋季大会「株式会社日立製作所賞」「日本ガイシ株式会社賞」
・機械工学専攻博士前期課程2年 横田 優介さん
第23回日本VR医学会学術大会「優秀賞」
・生物工学専攻博士前期課程2年 森川 真衣さん
第76回日本生物工学会大会「学生優秀発表賞」
〇基礎工学研究科(産業科学研究所南谷研究室配属)
・物質創成専攻博士前期課程1年 山崎 孝輔さん
日本物理学会「学生優秀発表賞」受賞
〇理学研究科
・高分子科学専攻博士前期課程1年 神岡 龍之介さん
第73回高分子討論会「優秀ポスター賞」受賞
〇薬学部・薬学研究科
・薬品製造化学分野博士後期課程3年 西尾 幸也さん
第24回生体触媒化学シンポジウム「最優秀発表賞」及び「優秀ポスター賞」受賞
・創薬ナノデザイン学分野学部5年 本田 昂湧さん
第28回日本ワクチン学会・第65回日本臨床ウイルス学会合同学術集会「若手奨励賞」受賞
・分子生物学分野博士前期課程2年 仲谷 隼さん
第74回日本薬学会関西支部総会・大会「優秀発表賞(口頭発表の部)」受賞
・分子生物学分野学部4年 渡邊 陽さん
第74回日本薬学会関西支部総会・大会「優秀発表賞(口頭発表の部)」受賞
・分子生物学分野学部4年 奥村 風香さん
第74回日本薬学会関西支部総会・大会「優秀発表賞(口頭発表の部)」受賞
【4】大阪大学の風景
◆ キャンパスの記念碑巡り
キャンパスには様々な記念碑や遺構等があることをご存じでしょうか。木々に囲まれた場所にひっそりとたたずむもの、キャンパスを行き交う人たちを静かに見守っているものもあります。普段は何気なく通り過ぎてしまうような記念碑等にスポットを当て、秋のキャンパスを散策しました。
▲吹田キャンパス医学部前にあるエルメレンス碑(写真左)。1993年、医学部が吹田キャンパスに移転するまでは中之島にありました(写真右:1945年頃)。大阪医学校で教鞭をとっていたオランダの医学者クリスチャン・エルメレンスの功績を記念するために建てられたものです。
▲大阪大学本部棟へと続く坂道の途中に長岡半太郎初代総長の石碑が設置されています(写真左)。
プロメテウスの鎖(写真右)は、レーザー科学研究所設立50周年モニュメントとして設置されました。
▲豊中キャンパスの正門を入って左側、大高の森には旧制大阪高等学校全寮歌の歌碑が設置されています(写真左)。また、記念アーチの上部中央には、旧制大阪高等学校の校章と白線二条が嵌め込まれています(写真右)。
▲豊中キャンパス中山池は、旧制浪速高等学校時代、天然のプールとして使用され「叫ヶ池」の愛称で親しまれていたそうです(写真左・中央)。中山池の傍には、当時の柵の跡が今も残されています(写真右)。
▲「烈士之碑」は、日中戦争やそれ以前に満州(当時)で戦死した大阪外国語学校(当時)の学生、卒業生、教員を祀るため、1938年に建てられた慰霊碑です(写真左=除幕式の様子)。キャンパスの移転に伴い上本町から粟生間谷のキャンパスに移設され(写真中央)、現在は船場にある箕面キャンパスにひっそりとたたずんでいます(写真右)。
▲1999年に、大阪外国語大学(当時)の箕面キャンパスへの移転20周年を記念して設置された世界時計(写真左)は、烈士之碑とともに新キャンパスに移設され、今も行き交う学生たちを見守りながら時を刻んでいます(写真右)。
なお、写真の一部は外国語学部、アーカイブズ、総合学術博物館から提供いただいております。また、本学公式Instagramでもキャンパスの様々な風景をお届けしておりますので、こちらも是非ご覧ください!
⇒本学公式Instagramはこちら
【5】大阪大学イベント情報
※開催が中止または変更となる場合がございます。詳細につきましては、各イベントHP等をご確認ください。
◆ サイエンスカフェ@中之島祭2024 「ミニ臓器で未来の医療を切り拓く」~臨床と研究の現場から~(12/1)
人間の体の中で最大の臓器である肝臓。代謝や解毒、栄養の貯蔵など、まるで工場のような働きをし、私たちの健康を維持しています。しかし、食生活の変化や運動不足により脂肪肝をはじめとした肝臓の病気に悩む方は少なくありません。本講演では、肝臓や脂肪肝の基本的な知識に加え、研究のこと、進路やキャリアのことなど、参加者の疑問にもお答えしながらお話いたします。皆様のご参加をお待ちしております!
○日時:12月1日(日)11時~12時
○場所:大阪大学医学部講義棟1階A講堂(吹田キャンパス)
○対象:小学校高学年以上の一般の方
○参加費:500円(飲み物・お菓子付)
○申込方法:こちらから11月28日(木)までにお申込みください
⇒詳細はこちら
↑画像からチラシpdfへリンクします
◆ 大阪大学シンポジウム、量子情報・量子生命研究センターシンポジウム「量子コンピューティングが拓く未来」(12/5)
このたび、大阪大学は「量子コンピューティングが拓く未来」というテーマのもと、東京において、量子研究分野でも有数の研究者、関係者をお招きし、シンポジウムを開催いたします。シンポジウムの第1部では、北野 宏明氏(沖縄科学技術大学院大学教授)、中村 泰信氏(理化学研究所量子コンピュータ研究センター長)、藤井 啓祐氏(基礎工学研究科教授)による講演を、第2部では茂木 健一郎氏(株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所)がファシリテーターとなり、北野教授、藤井教授に加え、佐藤 信太郎氏(富士通株式会社富士通研究所フェロー)、橋本 幸士氏(京都大学理学研究科 教授)、松岡 智代氏(株式会社QunaSys COO)の5名のパネリストとともに、「量子コンピューティングが解くべき課題とは」をテーマにディスカッションを行います。
シンポジウム終了後には懇親会も予定しております。量子研究に携わる方々との貴重な交流の場となりますので併せてご参加ください。
【日時】12月5日(木)
シンポジウム:13時~17時
懇親会:17時30分~ 1時間程度
【会場】東京商工会議所
シンポジウム:東商渋沢ホール
懇親会:RoomA1~A2
【参加費】懇親会のみ5,500円(税込)
【申込方法】こちらから12/2(月)までにお申込みください。
⇒詳細はこちら
◆ 第113回産研テクノサロン「マテリアル科学の国内外の潮流」(12/6)
産研テクノサロンは、産業科学研究所と産業界との交流の場として、産研における研究成果を中心とした講演会と意見交換、懇親を図ることを目的として多様なテーマで例会を開催しています。今年度より、新しい試みとして研究室見学を実施しておりますので、是非ご参加ください。
【日時】12月6日(金)
講演会:13時~17時30分 / 意見交換会:17時30分~18時30分
【場所】大阪大学産業科学研究所(吹田キャンパス)
講演会:管理棟1階講堂 / 意見交換会:管理棟2階 SANKEN CReA
【申込方法】こちらから11月29日(金)までにお申込みください 【先着順】
※意見交換会のみ参加費3,000円(産研協会テクノサロン会員は無料。企業会員は1社2名まで無料)
⇒詳細はこちら
↑画像からチラシpdfへリンクします
◆ 「『静かな演劇』と停滞の時代」開催のお知らせ(12/12)
日本の高度成長期とバブル期に続き、90年代からは長い不況と低成長の時代を経験することになります。この時代には華やかだった80年代演劇とは違う、いわゆる「静かな演劇」が見直されていきます。第7回目となる令和6年度生涯学習講座大阪大学せんばアカデミー「現代演劇のゆくえ」では、この「静かな時代」に演劇が何をみていたのか考えてみたいと思います。
日時:12月12日(木)10時30分~11時30分
講師:永田 靖(大阪大学名誉教授/中之島芸術センター特任教授(常勤))
場所:船場生涯学習センター5階 会議室4AB
参加費:1,600円
申込方法: 申込フォームよりお申込みください。
※ 郵送または窓口での申込も可能です。
⇒詳細はこちら
◆ 第56回大阪大学公開講座は残り12月の2回、アーカイブ配信も(~12/14)
10月から開講している第56回大阪大学公開講座(全9回)は残すところあと2回となりました。11月の講座では、医学系研究科の高 静花寄附講座准教授が「ドライアイをチェック」について、薬学研究科の安達 宏昭特任教授と歯学研究科の阪井 丘芳教授がそれぞれ「最先端のMA‐Tケア」について紹介し、参加者が熱心に聴講しました。第8回は本学中之島センターで、第9回は箕面キャンパスで、いずれも13時半~15時。アーカイブ配信も行い、高校生以下は受講料無料!12月の講座は、以下のとおりです。
▽12月1日(日)「昆虫時計が刻む不思議な時間」志賀 向子教授
▽12月14日(土)「暗記と創造性~ミャンマー音楽伝承にみる自由と即興性~」井上 さゆり教授
⇒詳細はこちら
【6】イベント報告
◆ 中之島センターがイケフェス大阪2024に初参加しました!
10月26~27日に開催された「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪2024(イケフェス大阪2024)」に中之島センターが初参加し、大阪大学が中之島の地にあった当時の貴重な写真をパネル展示するとともに、スライドショーの放映、模型の展示、8階及び10階の特別開放を行いました。
2日間で約400名の方々が来場され、年齢や性別を問わず、多くの皆様に本学の歴史を観て、感じていただく良い機会となりました。
また、中之島センターは、今年、「関西文化の日」にも登録しました。今後も大阪大学や中之島センターの魅力を存分にお伝えできるよう、様々な取組を進めてまいります。
※「関西文化の日」は、関西が誇る長い歴史に培われた豊かな文化資源に気軽に接する機会を提供し、美術・学術愛好者の増大を図るとともに、文化が息づく関西をアピールすることを目的に毎年11月に開かれている文化イベントで、関西広域連合、関西観光本部、関西元気文化圏推進協議会の主催により、関西2府8県4政令市内の美術館、博物館等の文化施設を無料にする取組です。
⇒詳細はこちら
◆ 懐徳堂創立300周年シンポジウムでキャンベル氏講演と鼎談
「懐徳堂創立300周年記念シンポジウム」が10月26日に大阪大学中之島センターで開かれ、約210人が参加しました。
まず、栗原 麻子・文学部長が開会挨拶で懐徳堂の歴史を振り返り、西尾 章治郎総長が懐徳堂の業績に触れるとともに、現在の21世紀懐徳堂の役割などを説明しました。
日本文学研究者で早稲田大学特命教授のロバート・キャンベル氏が「災禍見聞の文芸と思考~大塩平八郎の乱をきっかけとした都市観察の記録と『証言文学』の可能性をめぐる考察~」と題して基調講演。続いて「大阪文化の過去・現在・未来 懐徳堂から大阪大学へ」とうたった鼎談で、鷲田 清一・元総長、飯倉 洋一・名誉教授が加わり、キャンべル氏は「阪大の社学連携は、共助の精神をもつ大阪だからこそ展開できています」とも分析しました。
⇒詳細はこちら
▲(左から)進行役を務めた門脇 むつみ人文学研究科教授、ロバート・キャンベル氏、鷲田 清一元総長、飯倉 洋一名誉教授
◆ 万博トークイベントで学生らがパネルディスカッション
第6回阪大万博トークイベント「いのち会議・若者が描く未来社会4~想像してみよう!万博を体験した未来の自分自身と社会について~」が「まちかね祭」最終日の11月4日(月、祝)、豊中キャンパス・シグマホールで開かれ、105人が参加し、WEBでも75人が視聴しました。
まず、大阪・関西万博の催事企画プロデューサー、小橋 賢児さんが「想像から創造へ!万博の催事が見据える未来社会」と題して基調講演を行いました。学生・若者5団体「はまでいず」「おりがみ」「WAKAZO」「OH!万博」「ボードゲーム『DAIGAKU』開発チーム」のピッチに続いて、小橋さんも加わるパネルディスカッションを行い、小橋さんは「世界的視点、地球的視点により、受け身でなく創造していく姿勢を見せてほしい」とエールを送りました。
全体司会は、外国語学部卒業生のフリーアナウンサー、小川 真由さんが務めました。
⇒詳細はこちら
▲パネルディスカッションでは熱い意見が交わされました
◆ 第65回まちかね祭が「ともしび」をメインテーマに開かれました
「第65回まちかね祭」が11月2日(土)~4日(月、祝)に豊中キャンパスで開かれ、前半は雨に見舞われたものの、メインストリートで多くの模擬店が開店するなど、学生や市民、家族連れなどで大賑わいとなりました。
今年度のメインテーマは「ともしび」で、小林 咲子・中央実行委員長は「集まった皆様の心のともしびが大きな火となり、私たちの未来を照らすようにという願いが込められています」と記しています。
▲今年も手作りゲートがお出迎え(写真左)。多くの模擬店が並び大賑わいのメインストリート(写真右)。
▲ステージ奏(かなで)では、バンドと観客とが一体に(写真左)、ステージ宙(そら)では、応援団が盛り上げました(写真右)。
【7】大阪大学同窓会掲示板
◆ 【同窓会連合会】連携同窓会の拡充について
大阪大学同窓会連合会では、卒業生・修了生の方々との更なるネットワーク強化に向け、全国各地で活動されている、大阪大学と関わりのある同窓会との連携を推進することとなりました。皆様が参加する同窓会組織において連携希望がございましたら、大阪大学同窓会連合会事務局までご連絡いただけますと幸いです。何卒よろしくお願いいたします。
⇒同窓会連合会の詳細はこちら
◆ 【理・物理】令和6年度物理系同窓会交流会(講演会・懇親会)及び総会開催のお知らせ(11/30)
このたび、理学部物理系同窓会交流会及び総会を以下の日程で開催いたします。会員の皆様のご参加をお待ちしております。
【開催日程】11月30日(土)
13:00~16:30 講演会
16:30~17:00 総会
17:30~19:30 懇親会
【開催場所】大阪大学豊中キャンパス
講演会・総会:理学J棟2階 南部陽一郎ホール+オンラインによるハイブリッド
懇親会:カフェテリア「らふぉれ」
【参加申込】こちらから11月25日(月)17時までにお申込みください。
【参加費】懇親会のみ会費4,000円(学生3,000円)※懇親会招待券をお持ちの方は無料
⇒詳細はこちら
◆ 【経済】2024年東京待兼会(経済学部同窓会東京支部)秋季懇話会のお知らせ(12/14)
今年の東京待兼会秋季懇話会は青雲会(法学部同窓会東京支部)と共催し、二松学舎大学九段キャンパスにて開催いたします。講演会は、普段は聴く機会の少ない演題ですので、どうぞご期待ください!講演会終了後、立食形式の懇親会を予定しております。
経済学部同窓会の会員のみならず、青雲会(法学部同窓会)、咲耶会(大阪大学外国語学部・大阪外国語大学同窓会)の会員の皆様もご参加いただけます。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
〇日程:12月14日(土)
15:00~ 受付
15:40~16:50 講演会(二松学舎大学 九段キャンパス 九段一号館401号教室)
17:00~19:00 懇親会(同キャンパス 同館13階「Café sora」)
〇テーマ:「居合と刀の魅力~赤穂義士討ち入りの日に」
〇講師:松田 邦夫氏(法28期)
〇参加費:講演会+懇親会:6,000円 講演会のみ:1,000円
⇒申込・詳細はこちら※申込締切:11月27日(水)
◆ 【微研】微生物病研究所同窓会総会・忘年会・美術展(12/13)
微生物病研究所同窓会総会と忘年会・美術展を以下の日程で開催いたします。
総会の前には「令和6年度微研研究業績報告会」ならびに「学術講演会」(ハイブリッド開催)を開催いたします。今年度の学術講演会は、北海道大学人獣共通感染症国際共同研究所・統括の喜田 宏先生を講師にお招きし、「次のパンデミックに備えて」をテーマに講演いただきます。微生物病研究所同窓会会員の皆様、是非ご参加ください。
【開催日程】12月13日(金)
10:00~17:00 美術展 *開催時間中の入退場は自由です。
17:10~17:20 総会
17:30~19:30 忘年会
【開催場所】大阪大学微生物病研究所(吹田キャンパス)
美術展:本館(1階)微研ホール
総会:融合型生命科学総合研究棟(1階)谷口記念講堂
忘年会:最先端感染症研究棟(1階)Kitchen BISYOKU
※「学術講演会」にオンライン参加を希望される方は微生物病研究所企画広報推進室までご連絡ください。
E-mail: suishin*biken.osaka-u.ac.jp(*を@に変えて下さい)
※忘年会に参加を希望される会員の方は、会員の皆様へ送付したメールに添付させていただきましたFormsよりお申込みください。
⇒詳細はこちら
英語ページはこちら
【8】大阪大学掲示板
◆ 【工】レストランAOZORAの開業について
11月28日(木)、工学研究科U1E棟の15階に新しいレストラン(AOZORA)がオープンします!
お近くにお越しの際には是非お立ち寄りください♪
【営業時間】平日 11時~ 14時30分(14時ラストオーダー)
※土日祝日及び大学が定める休日は休業
※夕方はパーティー予約のみ可
【場所】〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2-1 大阪大学工学研究科U1E棟15階
⇒詳細はこちら ※情報は随時更新いたします
↑画像からチラシpdfへリンクします
◆ 【SLiCS】「大阪大学2024年度卒業・修了生調査」への協力のお願い
スチューデント・ライフサイクルサポートセンター(SLiCSセンター)では、教育・研究の質向上と卒業生・修了生のキャリア追跡を目的とし、「大阪大学2024年度卒業・修了生調査」を実施しております。皆様のお仕事で必要とされている能力やスキル、本学に対するお考え等をお伺いし、今後の教育改革や教育プログラムに反映していきたいと考えておりますので、ご協力の程よろしくお願いいたします。※既にご回答いただいた方は、再回答いただく必要はございません。
⇒アンケート【日本語版】
アンケート【英語版】
回答期限:2025年1月31日(金)
【9】未来基金ニュース
◆ 令和6年度大阪大学感謝の集いを開催
10月30日に、大阪大学未来基金にご寄付くださった皆様をお招きし、ホテル阪急インターナショナルで「大阪大学感謝の集い」を開催しました。当日は160名以上の方々にご出席いただき、報告会と懇親会を実施しました。
⇒詳細はこちら
◆ 【達成御礼】「予兆なく命を奪う腹部大動脈瘤。臨床研究から治療法への光を見出したい」
卒業生メルマガ9月号でご紹介させていただきましたクラウドファンディング「予兆なく命を奪う腹部大動脈瘤。臨床研究から治療法への光を見出したい」は、皆様にお力添えをいただき、最終目標である800万円を大きく超える1000万円以上のご寄附をいただくことができました。ご寄附に加えて力強い応援のメッセージもいただきましたこと、心より御礼申し上げます。
我々の研究は、今はとても小さな臨床試験ではありますが、いただいたご寄附を大切に使わせていただき、今後の研究の発展及び創薬に向けて尽力いたします。
クラウドファンディングを通じて、卒業生・修了生の方々から多くの応援・激励のお言葉をいただきました。皆様の研究内容へのご共感は、多くの患者さん達の希望の光になったことと思います。応援いただきました皆様に重ねて御礼を申し上げます。
皆様に良い研究結果をご報告できるよう、引き続き努力して参りますので、温かく見守っていただけますと幸いです。
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大阪大学は、教育・研究活動の資金調達のためにクラウドファンディングを活用する取組を実施しております。
皆様の温かいご支援を宜しくお願いいたします。
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