2024年8月号

大阪大学 卒業生メールマガジン【OUMail News】Vol.142 2024年8月28日発行
※本マガジンはHTML形式で配信しています。
※バックナンバーはこちら(大阪大学公式HP内メールマガジン特設サイト。全文をレイアウトしたWEBページです)

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 8月も下旬に入り、夏の終わりが近づいてきましたが、まだまだ暑さが続いております。皆様いかがお過ごしでしょうか。
 今月も、大阪大学の様々な話題をお届けいたします。秋に向けて心身を整えながら、本マガジンをお読みいただけましたら幸いです。
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 今年も全卒業生・修了生を対象としたオンライン交流会を開催いたします!本日より参加申込受付開始!!
 また、7月16日に開催しました「大阪大学LINKS -未来を拓く知の挑戦-」当日の動画を公開いたしました。詳細は本号【2】卒業生ニュースにてご紹介しておりますので是非ご覧ください。
―■―■―■―Vol.142(2024年8月28日発行)目次―■―■―■―

【1】阪大ニュースフラッシュ
- 宮原 秀夫元総長のご逝去について
- 量子情報・量子生命研究センター・根耒 誠准教授が大学発ベンチャー表彰2024「文部科学大臣賞」を共同受賞
- 工学部、基礎工学部の入学定員を令和7年度より増員!~基礎理論と実践力を兼ね備えた高度情報専門人材の育成を強化!
- 第63回全国七大学総合体育大会(七大戦)の開会式が行われました
- 大阪万博に合わせて「中之島パビリオンフェスティバル」展開
-  『次のいのちを守る』人材育成教育研究拠点事業キックオフシンポジウム
- \子どもからお年寄りまで研究内容を学べます!/ 児童相談所応援の無料コミック
 
【2】卒業生ニュース
- 全卒業生・修了生対象!「大阪大学ファミリー2024オンライン交流会」開催のお知らせ
- 「大阪大学LINKS -未来を拓く知の挑戦-」報告会・交流会の様子を動画公開‼
- 堤 友美特任研究員(2024年歯学研究科修了)が第9回時実利彦記念神経科学優秀博士研究賞を受賞
- 清水 かほり准教授(2013年薬学研究科修了)が日本遺伝子細胞治療学会タカラバイオ研究奨励賞を受賞

【3】在学生も元気です
- 文部科学省・日本ユネスコ国内委員会の「UNESCO研修プログラム」第1期生に、本学博士後期課程の学生2名が選出されました!
- 凄いぞ阪大生!第25回課外活動総長賞の表彰式を開催
- 阪大競技プログラミング部「RAINBOU」所属チーム、ICPC 2024 World Finalsへ出場決定!
- 硬式野球部 危機を脱し春リーグ3位!次季リーグへの期待大!(マイハンダイアプリ「まちかねっ!」より)
- a-tuneが日経STEAM"学生サミット未来の地球会議"でクリエイティブ賞
- 阪大生たちの活躍を支援!学生たちの活動報告メッセージ
- 阪大生が各学会等で受賞!

【4】大阪大学の風景
- 思い出のキャンパス

【5】大阪大学イベント情報
- シンポジウム 「大阪的って何?浪花百景・未来景」(9/7)
- 令和6年度生涯学習講座 大阪大学せんばアカデミー「『アングラ演劇』とアジア」(9/12)
- 第56回大阪大学公開講座(10/1~全9回)
- 第2回大阪大学外国語学部・外国学専攻シンポジウム「物語からことばへ ことばから役割へ」《同日開催》オクトーバーフェストin阪大船場(10/5)

【6】イベント報告
- 「ワニカフェ」で「災害医療の現場から考えるACP(人生会議)」テーマに
- 箕面キューズモールで「阪大と遊ぼう!!」、文章教室なども

【7】大阪大学同窓会掲示板
-  【法】青雲会総会、講演会及び懇親会開催報告

【8】未来基金ニュース
- 七大学・学士会合同遺贈寄付セミナー「あなたの想いが未来をつくる」~大学への遺贈寄付~

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【1】阪大ニュースフラッシュ

◆ 宮原 秀夫元総長のご逝去について
 宮原 秀夫元総長(15代総長)におかれましては、令和6年7月12日にご逝去されました。
 これまでのご功績に敬意を表しますとともに、ここに謹んでお知らせいたします。
⇒詳細はこちら

◆ 量子情報・量子生命研究センター・根耒 誠准教授が大学発ベンチャー表彰2024「文部科学大臣賞」を共同受賞
 8月22日に大学発ベンチャー表彰2024の表彰式が開催され、量子情報・量子生命研究センターの根耒 誠准教授が「文部科学大臣賞」を受賞しました。同センター発のベンチャー企業「キュエル株式会社」との共同受賞となります。
 本表彰は、大学等における研究開発成果を用いた起業および起業後の挑戦的な取組や、大学や企業等からの大学発ベンチャーへの支援等を、より一層促進することを目的としています。
⇒詳細はこちら

◆ 工学部、基礎工学部の入学定員を令和7年度より増員!~基礎理論と実践力を兼ね備えた高度情報専門人材の育成を強化!
――人工知能、ビッグデータ、IoTデバイスの最先端技術を深く学ぶための科目を新設
 本学工学部及び基礎工学部では、「大学・高専機能強化支援事業(高度情報専門人材の確保に向けた機能強化に係る支援)」の選定に基づき、入学定員の増員を文部科学省に申請し、工学部33名、基礎工学部27名の増員が認可されました。
 人工知能、ビッグデータ、IoTデバイスの最先端技術を深く学ぶための科目を新設し、令和7年度新入生から情報教育を高度化するとともに、「情報学×○○学」のコンセプトのもと履修モデルを作成し、情報学を中心とした広範囲にわたる分野横断型の教育を展開します。
⇒詳細はこちら

◆ 第63回全国七大学総合体育大会(七大戦)の開会式が行われました
――西尾総長、田中 敏宏理事などが名古屋大にかけつけ、レセプションでも激励
 7月6日、第63回全国七大学総合体育大会の開会式が名古屋大学で行われ、本学からは西尾 章治郎総長、田中 敏宏理事・副学長、黒瀬 天孝体育会委員長らがかけつけ、七大戦の盛り上がりに期待を寄せました。
 開会式後に開催されたレセプションでは、各大学より総長と学生がそれぞれ七大戦にかける意気込みを語り、パリ2024オリンピック・パラリンピックにも劣らない熱い戦いを繰り広げることを約束するなど、ユーモアを交えながらも互いの健闘を祈りました。
⇒詳細はこちら
⇒各競技の結果はこちら
⇒体育会クラブ紹介ショート動画(YouTube)はこちら

大阪万博に合わせて「中之島パビリオンフェスティバル」展開
――第1回シンポ「学術芸術が溢れるまちの未来像」で西尾総長スピーチ
 2025年大阪・関西万博を機に、「中之島」エリアを国内外にアピールしようと、「中之島パビリオンフェスティバル2025」のキックオフシンポジウム「学術芸術が溢れるまちの未来像」を7月30日(火)、大阪国際会議場12階特別会議場において開催し、約220人が参加しました。
 実行委員長を務める西尾 章治郎・本学総長が、基調スピーチで「大阪・関西万博を契機に、世界的文化遺産が集まる中之島において、学術・芸術・技術の三つの『術』が交差することによって、初めて文化が醸成されることを確信します」と語り掛けました。
 続くパネルディスカッションには、岸田 文夫・一般社団法人中之島まちみらい協議会理事、ホワイト 美佳・合同会社Tourism Exchange Japan共同代表、寺本 譲・大阪市北区長、島 敦彦・国立国際美術館長が参加し、木ノ下 智恵子・21世紀懐徳堂准教授が、ファシリテーターを務めました。
⇒詳細はこちら

▲西尾総長の基調スピーチに多くの参加者が聴き入りました

『次のいのちを守る』人材育成教育研究拠点事業キックオフシンポジウム
――死因究明専門人材育成の推進事業の周知を目指す
 7月30日に、吹田キャンパスの銀杏会館にて「『次のいのちを守る』人材育成教育研究拠点事業キックオフシンポジウム」を開催しました。本事業は、令和5年度より文部科学省基幹運営費交付金(ミッション実現加速化経費)の支援を得て死因究明専門人材育成の推進を目的にスタートしたもので、参加者の皆様に本事業を知っていただくとともに、死因究明の必要性と人材育成についての考えを共有させていただく場として実施しました。
⇒詳細はこちら

\子どもからお年寄りまで研究内容を学べます!/ 児童相談所応援の無料コミック
――児童虐待への対応の難しさを知り、最前線での活動に関心を持ってもらうために
 人間科学研究科の綿村 英一郎准教授らの研究グループは児童相談所(児相)など児童福祉に携わる人たちの活躍をコミック化し、Amazon Kindle版で無料公開しました。
 児童虐待の報道があるたびに批判の矢面に立たされる児相。慢性的な人材不足などに加えて、市民からの理解が得られない状況も児相を追い込む要因になっています。虐待を防ぐためには、対応の最前線に立つ児相を社会が応援し、市民一人ひとりができることを考える必要があります。
 私たちが児童虐待への対応の難しさを知り、児相に(ポジティブな)関心をもつことで、社会全体が間接的に児童虐待の防止に関われるようになります。
⇒詳細はこちら

【2】卒業生ニュース
◆ 全卒業生・修了生対象!「大阪大学ファミリー2024オンライン交流会」開催のお知らせ
 大阪大学では、全卒業生・修了生を対象に「大阪大学ファミリー2024オンライン交流会」を開催します。
 オンライン交流ツール(ovice)を使い、5名程度のグループに分かれた交流や、会場を自由に動き、参加者同士で自由に交流することができます。世界中から、是非お気軽にご参加ください!
⇒詳細はこちら
〔開催日時〕※トークテーマによって開催日程が異なります。
 2024年11月16日(土)15:30〜17:00(趣味・キャンパスの思い出)、18:30~20:00(ビジネス)
       17日(日)16:00〜17:30(趣味・キャンパスの思い出)
       20日(水)19:00〜20:30 (ビジネス)
       21日(木)19:00〜20:30(ビジネス)
〔交流会〕
 1.開会挨拶
 2.西尾総長からのメッセージ
 3.トークテーマごとのグループ交流 
 4.自由交流

〔申込方法〕 参加申込フォームから事前にお申込ください。【申込締切:10月23日(水)】
※先着順。定員(各回100名)に達した時点で受付を終了します。

↑画像からチラシpdfへリンクします

◆ 「大阪大学LINKS -未来を拓く知の挑戦-」報告会・交流会の様子を動画公開!!
 7月16日に東京の学士会館において開催しました「大阪大学LINKS -未来を拓く知の挑戦-」の動画を公開いたしました!!
 報告会では西尾 章治郎総長による開会の挨拶に始まり、文部科学省の豊岡 宏規文部科学戦略官からご挨拶いただいた後、本学8名の教員が、それぞれの部局で行っている、社会的インパクトがあり未来につながる取組を紹介しました。また、交流会は金田 安史理事・副学長による開会挨拶、本学経済学部同窓会の井上 ゆかり会長からの、本学への熱い応援メッセージと乾杯のご発声で始まり、たくさんの参加者に交流いただきました。同会場で行ったポスター展示では、8つの部局が、それぞれの強みや特色を発揮して行う取組を紹介し、説明を受けた参加者からは、担当教員から直接話を聞き、対話することができて、とても有意義な時間を過ごせたとの感想をいただきました。
 当日の様子を是非ご覧ください!!


↑画像から動画へリンクします

堤 友美特任研究員(2024年歯学研究科修了)が第9回時実利彦記念神経科学優秀博士研究賞を受賞
 歯学研究科系統・神経解剖学講座の堤 友美特任研究員が、第9回時実利彦記念神経科学優秀博士研究賞を受賞しました。
 本賞は、神経科学・脳科学分野における優秀な研究への助成により、同分野の若手研究者を顕彰し、日本における同分野の研究の、更なる発展を促進することを目的としています。
⇒詳細はこちら

清水 かほり准教授(2013年薬学研究科修了)が日本遺伝子細胞治療学会タカラバイオ研究奨励賞を受賞
 薬学研究科分子生物学分野の清水 かほり准教授が、「日本遺伝子細胞治療学会タカラバイオ研究奨励賞2024」を受賞しました。
 本賞は、遺伝子治療の研究開発の推進および遺伝子治療技術の普及と日本遺伝子細胞治療学会活性化のために、顕著な研究成果を上げた研究者に贈られるものです。
⇒詳細はこちら

【3】在学生も元気です
◆ 文部科学省・日本ユネスコ国内委員会の「UNESCO研修プログラム」第1期生に、本学博士後期課程の学生2名が選出されました!
 人間科学研究科の宮村 侑樹さんと医学系研究科の吉田 夏希さんが、文部科学省と国連UNESCO本部が共同新設した「ユネスコ研修プログラム」の第1期生に選ばれました。
 「ユネスコ研修プログラム」は、文部科学省(日本ユネスコ国内委員会)がUNESCO本部と締結した「プログラム創設に関する覚書」に基づいて令和6年度にスタートしたもので、国内におけるUNESCO活動に対する理解促進、国際機関職員をはじめとしたグローバルに活躍できる人材の育成、UNESCO活動を活用した地域活性化等に貢献することを目指して、日本の優秀な学生にUNESCO本部および世界各地のUNESCO地域事務局での長期研修(原則6~12カ月)の機会を提供するプログラムです。
⇒詳細はこちら

◆ 凄いぞ阪大生!第25回課外活動総長賞の表彰式を開催
 7月31日、第25回課外活動総長賞の表彰式を行いました。
 課外活動総長賞は、学生の課外活動の充実と更なる活発化を図ることを目的として、特に優れた活動を行った学生団体等を表彰するため、2000年に創設されたものです。
⇒詳細はこちら

◆ 阪大競技プログラミング部「RAINBOU」所属チーム、ICPC 2024 World Finalsへ出場決定!
 阪大競技プログラミング部「RAINBOU」に所属する学生チームkotamanegi_marunageが、9月15-20日に開催される第48回ICPC国際大学対抗プログラミングコンテスト世界大会(The 48th Annual World Finals of the International Collegiate Programming Contest)に出場することが決定しました。
 本大会は、同じ大学で3人一組のチームを作り、チームでプログラミングと問題解決の能力を競うもので、毎年5万人以上の学生が参戦する、世界最大規模の大会として知られています。
⇒詳細はこちら

◆ 硬式野球部 危機を脱し春リーグ3位!次季リーグへの期待大!(マイハンダイアプリ「まちかねっ!」より)
 本学硬式野球部は、今年4月5日から5月10日にかけて行われた近畿学生野球連盟令和6年度春Ⅱ部リーグ戦で、過去6大会の中で最高順位となる3位に輝きました。
 春と秋の年2回、ポイント制・総当たり形式で行われるこの大会。本リーグでは、途中Ⅱ部6位の危機に瀕する場面もありました。絶対に負けられない試合が続く中、チームの勝利に貢献した選手を紹介します。
⇒記事の続きはマイハンダイアプリから
⇒「硬式野球部」公式XInstagram

◆ a-tuneが日経STEAM"学生サミット未来の地球会議"でクリエイティブ賞
 日経STEAMの"学生サミット未来の地球会議"において、大阪・関西万博に向けて活動している学生部会「a-tune」がクリエイティブ賞を受賞する快挙を成し遂げました。今年は海外を含む高校、大学33校が参加。3年連続で登壇したa-tuneは、紛争や差別のない社会実現のため、音楽で世界の学生とつながるためオンラインオーケストラ開催を目指しています。代表の工学部3年・吉川 馨さんが、STEAMの要素を散りばめながらその活動について発表。審査員から「音の遅延も諦めず、自らソフトを開発して抑制していることはすごい」と 高評価を受けました。

▲表彰を受ける吉川代表(右端)

◆ 阪大生たちの活躍を支援!学生たちの活動報告メッセージ
 
本学では、海外大学への留学・インターンシップ、学部生の意欲的な自主研究、若手研究者の学会発表、課外活動の表彰等への支援を行っています。
 支援を受けた学生たちのメッセージが、各活動報告の中で紹介されておりますので、是非ご覧ください!
 ●「学生課外活動等支援事業」2023年度活動報告
  課外活動団体への高額物品援助を行っており、2023年度は12団体に支援を行いました。このうち、体育会体操部、文化会阪大ピアノの会より感謝のメッセージを紹介します。
⇒メッセージはこちら

↑画像からメッセージページにリンクします

 ●「外国人留学生の受入れ及び本学学生の海外派遣に係る経済的支援事業」2023年度活動報告
  世界を舞台に活躍できる国際性豊かな人材の育成を目的として、さまざまな事業を実施しております。
⇒メッセージはこちら

↑画像から学生メッセージページにリンクします

 ●「課外活動等支援事業」2023年度活動報告
  現在35の課外活動団体が特定基金「課外活動支援事業」を立ち上げています。このうち、医学部ボート部、体育会硬式庭球部より感謝のメッセージを紹介します。
⇒メッセージはこちら

↑画像から学生メッセージページにリンクします

◆ 阪大生が各学会等で受賞!

阪大生の受賞が、以下のとおり各学部・研究科のHPにて紹介されています。
受賞された皆様、おめでとうございます!
  ※受賞項目または氏名をクリックすると、記事の詳細にリンクします。
〇理学研究科
 ・宇宙地球科学専攻博士後期課程1年 佐々木 勇人さん
  日本地球惑星科学連合「2024年大会学生優秀発表賞」受賞
〇薬学部・薬学研究科
 ・第29回国際複素環式化学会議「Best Poster Presentation」受賞
  薬品製造化学分野博士後期課程3年 阪 一穂さん
 ・第51回日本毒性学会学術年会「学生ポスター発表賞」受賞
  毒性学分野学部4年 佐伯 悠真さん  
  毒性学分野学部5年 出原 若葉さん  
 ・Neuro2024「ジュニア研究者ポスター賞」受賞
  神経薬理学分野学部5年 村田 拳一朗さん
 ・第40回日本DDS学会学術集会「優秀発表賞」受賞
  創薬ナノデザイン学分野学部5年 本田 昂湧さん 
〇工学部・工学研究科
 ・環境・エネルギー工学科4年 白石 悠さん
  日本都市計画学会関西支部主催第22回関西支部研究発表会「奨励賞」受賞
 ・物理学系専攻博士前期課程1年 山口 孝太さん
  日本接着学会第62回年次大会「優秀ポスター賞」受賞
 ・電気電子情報通信工学専攻博士前期課程1年 森 智香さん
  電子情報通信学会コミュニケーションシステム研究会「学生セッション優秀発表賞」受賞
〇情報科学研究科
 ・情報数理学専攻博士前期課程2年 光本 葵音さん
  2024年度システム制御情報学会学会賞「奨励賞」受賞
 ・情報システム工学専攻博士後期課程2年 Theint Theint Thuさん
  ACM e-Energy 2024「Best Poster Award」受賞

【4】大阪大学の風景
◆ 思い出のキャンパス
 
今月は、世代を超えて多くの阪大生が過ごした思い出の場所をご紹介いたします。
 勉強に励んだ講義室、友人と語り合った場所や学内連絡バスの思い出等、在学時代を懐かしんでいただけましたら幸いです。
<吹田キャンパス>

▲写真左=人間科学部前の学内連絡バス停:吹田キャンパス内にある3の停留所の1つとして現在も多くの学生が利用しています。
 写真中=1994年に建築された体育館では学生が日々課外活動に励んでいます。
 写真右=ICホール(1階、学生支援・キャリア支援窓口)各種手続等で利用された方も多いのではないでしょうか。

<豊中キャンパス>

▲写真左=全学教育大講義室:1963年の建築以降、この場所で多くの学生が授業を受けています。
 写真中=全学教育講義C棟から望むピロティ:授業の合間に友人と談笑された方も多いのではないでしょうか。
 写真右=総合図書館:1階前には各キャンパスをつなぐ学内連絡バスのバス停があります。

<旧:箕面キャンパス>※移転前のキャンパスをご紹介いたします。
【咲耶会事務局 天野 豊子さん提供】

▲写真左=墓石階段からの眺望
 写真中=正門の風景:自然豊かな環境で多くの学生が過ごしました。
 写真右=カフェテリア「レインボー」:新箕面キャンパス「外国学研究講義棟3階」で現在も営業しています。

なお、本学公式Instagramでもキャンパスの風景をお届けしておりますので、こちらも是非ご覧ください!
⇒本学公式Instagramはこちら

【5】大阪大学イベント情報
※開催が中止または変更となる場合がございます。詳細につきましては、各イベントHP等をご確認ください。
◆ シンポジウム 「大阪的って何?浪花百景・未来景」(9/7)
 本シンポジウムは、大阪の歴史や文化に、あるいはまちと人との関わりについて関心のあるすべての方に、何らかの「行動へのヒント」を共有できればという思いで企画しました。2回目となる今年は、昨年に引き続き国際日本文化研究センター・井上 章一所長による基調講演、まちづくりに関わるパネリストの研究発表を行い、大阪の未来について考えを巡らせます。
【開催日時】9月7日(土) 開場12:30 /12:55開演
【参加費】1000円(当日資料代として)
【定員】90名(事前申込制・先着順)
【会場】大阪大学中之島センター3階「大阪大学中之島芸術センター・スタジオ」
主催:大阪大学総合学術博物館/(一財)大阪市コミュニティ協会
共催:大阪大学中之島芸術センター
協力:専門学校 大阪デザイナー・アカデミー/ジュンク堂書店 大阪本店
制作協力:コミュニティ・リゾート®️
⇒詳細はこちら

↑画像からチラシpdfへリンクします

◆ 令和6年度生涯学習講座 大阪大学せんばアカデミー「『アングラ演劇』とアジア」(9/12)

 60年代から70年代にかけて、特筆すべき日本演劇の成果「アングラ演劇」がとった方向性はさまざまでした。その一つにアジアへの転回があったと思います。今年5月に亡くなった劇作家・唐 十郎が結成した「状況劇場」もその一つでした。彼らはなにを目指していたのでしょうか。今一度考えてみましょう。
【開催概要】
○日時: 9月12日(木)10時30分~11時30分 
○講師:永田 靖(大阪大学名誉教授/中之島芸術センター特任教授(常勤))
○場所:船場生涯学習センター5階 会議室4AB
○参加費:1,600円
○申込方法:申込フォームよりお申込ください。
      ※郵送・窓口でのお申込も可能です。インターネット以外のお申込方法はこちら
                ※先着順
⇒詳細はこちら

◆ 第56回大阪大学公開講座(10/1~全9回)
 第56回大阪大学公開講座を10月1日(火)~12月14日(土)の期間、9回にわたって開講します。第7回までは平日18時半~20時、第8回は日曜13時半~15時に昨春リニューアルオープンした中之島センターで、第9回は13時半~15時、箕面キャンパスで開催します。後日、編集した動画をアーカイブ配信。すべて受講した方には証書を交付します。今回から高校生以下を無料としますので、若い方々の聴講も期待します。講座は以下のとおり。
▽10月1日(火)「パラダイムイノベーションの起こし方~発光タンパク質研究から学んだこと~」永井 健治教授
▽10月8日(火)「大阪・関西万博と未来社会」石黒 浩教授
▽10月17日(木)「ケアから社会をつくる」村上 靖彦教授
▽10月25日(金)「難波宮から探る大化改新」市 大樹教授
▽11月5日(火)「キラキラ輝く瞳を目指そう!ドライアイをチェック!」高 静花寄附講座准教授
▽11月13日(水)「酸化制御技術MA-T®による大学発ベンチャーとオープンイノベーション」安達 宏昭特任教授
▽11月19日(火)「阪大発の未来型口腔ケア製品の開発とMA-T®の社会実装」阪井 丘芳教授
▽12月1日(日)「昆虫時計が刻む不思議な時間」志賀 向子教授
▽12月14日(土)「暗記と創造性~ミャンマー音楽伝承にみる自由と即興性~」井上 さゆり教授
⇒詳細・申込はこちら

◆ 第2回大阪大学外国語学部・外国学専攻シンポジウム「物語からことばへ ことばから役割へ」《同日開催》オクトーバーフェストin阪大船場(10/5)
 大阪大学箕面キャンパスでは、OUGC(大阪大学グローバルキャンパス)として、外国語・外国学研究等の成果を介して地域の市民と世界を結ぶという使命のもと、昨年より大阪大学外国語学部・外国学専攻シンポジウムを開催しています。第2回となる今回は、作家の小川 洋子さんと日本語学者の金水 敏名誉教授をお招きし、「物語を紡ぐこと、その物語を翻訳すること」に焦点を当てて、ことばの持つ様々な役割について考えます。また、「オクトーバーフェストin阪大船場」を同日開催し、シンポジウム参加者や地元住民など、様々な立場の方が交流する場を設けます。皆様のご参加をお待ちしております!

【シンポジウム 概要】
日時:10月5日(土)13:00~16:00(11:45開場)
*場所:箕面市立文化芸能劇場大ホール
*参加費:無料
*申込方法:参加申込フォームよりお申込ください。(先着順)
*内容:
第1部…小川 洋子さんの作品の魅力に本学教員がインタビュー形式で迫ります。
また、金水 敏名誉教授が、小川さんと村上 春樹さんの作品を日本語学的に分析します。
第2部…小川さんと金水名誉教授に、総合司会を務めていただくアナウンサー西 靖さんを加えた3名による鼎談を行います。

【オクトーバーフェストin阪大船場 概要】
 *時間: 15:00~19:30(雨天決行)
 *場所:大阪大学箕面キャンパス3階ピロティ、阪大広場
 *申込方法:オクトーバーフェストのみに参加する方は、こちらからお申込ください。
 シンポジウム参加者は終了後、オクトーバーフェストにご参加いただけます。(申込不要)
 *内容:箕面ビールが販売する数種類のクラフトビールと、人気飲食店によるこだわりのフードやスイーツをお楽しみいただけます。
⇒詳細はこちら

↑画像からチラシpdfへリンクします

【6】イベント報告
◆ 「ワニカフェ」で「災害医療の現場から考えるACP(人生会議)」テーマに

 講師と参加者が直接対話、質疑し合うことを重視する「阪大ワニカフェ」を7月21日(日)、千里文化センター「コラボ」にて「災害医療の現場から考えるACP(人生会議)」をテーマに開催し、本学の教員、医師らも加わって約30人が積極的に語り合いました。
 講師は、岡山の医師で「ピースウィンズ・ジャパン『空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”』」プロジェクトリーダーの稲葉 基高さん。熊本水害の現場やウクライナの戦争被災地などでの救援活動を紹介するとともに「東日本大震災では、自身の無力感を感じた」「死ななくてもいい命を救いたい」などつらい体験も伝えてくれました。参加者からは医療優先順位の「トリアージ」についてや医師不足、時間との闘いなどの質問が寄せられ、稲葉さんは「被災した人たちから喜んでもらえることが活動の原動力になり、次も頑張ろうという意欲をいただける」と語りました。
⇒「空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”」についてはこちら

▲稲葉医師と参加者とで、さまざまな意見交換が行われました

◆ 箕面キューズモールで「阪大と遊ぼう!!」、文章教室なども
 「箕面キューズモール」で行ってきた「21世紀懐徳堂 出張セミナー」を、今年度は家族連れなどにより親しんでもらおうと「阪大と遊ぼう!!」という名称に変更。8月11日(日)には初めての試み「新聞記者のお仕事体験」を開催しました。午前、午後の2回開いたところ、計約20人の子ども・保護者が楽しんで学んでくれました。
 元新聞記者の本学教員が、文章を書くコツや写真の撮り方を伝授。童話「ももたろう」に見出し・タイトルをつける実践も行いました。災害時の対応も紹介し、緊急時に簡易スリッパを新聞紙で作る実技にも挑戦しました。
 次回は9月19日(木)13:30~/14:30~/15:30~の3回、交響楽団5人による金管楽器演奏を予定。

▲童話の「タイトル」付けに励む子どもたち

【7】大阪大学同窓会掲示板
◆ 【法】青雲会総会、講演会及び懇親会開催報告
 大阪大学法学部同窓会「青雲会」の総会、講演会、懇親会を、7月20日(土)大阪新阪急ホテル 紫の間で開催し、コロナ禍以前のように約90名と多くの卒業生・修了生に参加いただきました。
 総会では福田会長、武田名誉会長(法学部長)から、法学部70周年・高等司法研究科20周年事業(「青雲教育研究事業(法高青雲会周年事業)」)について、同窓生で盛り上げていきたいとお話があり、基金の活用として主要な2教室に遠隔配信・録画配信授業システムを導入・設置すること、また、5万円以上の寄附をいただいた方は、大阪大学未来基金芳名録への掲載に加え、芳名を記載した銘板を教室に設置することが報告されました。
 講演会では、藪中 三十二氏(18期)から「激震の国際情勢と日本の針路」と題して講演があり、参加者からはアメリカやイスラムの話題に関心が寄せられました。
 懇親会では、和やかな雰囲気のもと恒例のビンゴゲームがあり、大いに盛り上がりました。
 来る法学部80周年・高等司法研究科30周年を充実したかたちで迎えるため全力で取り組んで参りますので、皆様のご支援・ご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
⇒青雲教育研究事業(法高青雲会周年事業)はこちら

▲総会前の様子

【8】未来基金ニュース
◆ 七大学・学士会合同遺贈寄付セミナー「あなたの想いが未来をつくる」~大学への遺贈寄付~

 9月13日の「国際遺贈寄付の日」に合わせて、七大学・学士会合同遺贈寄付セミナーを開催いたします。
 自身の資産を未来のために役立てたいと考えている方々に、 遺贈寄付が有効な選択肢であることを専門家の講演と七大学の取組紹介を通じてお伝えします。
 また「遺言書で大学への遺贈を加えるにはどうしたらいいの?」といった具体的なお悩みにも、各大学の遺贈寄付担当者が個別相談会にてお答えいたします。
 参加には事前申込が必要ですのでこちらからお申込ください。
日時:9月13日(金)14:00-16:00(受付13:30~)
場所:学士会館(〒101-8459 東京都千代田区神田錦町3-28)210号室
共催:北海道大学・東北大学・東京大学・名古屋大学・京都大学・大阪大学・九州大学 学士会
対象:共催七大学の卒業生・修了生、学士会会員  ※同伴者1名のみ可
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皆様の温かいご支援を宜しくお願いいたします。
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