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梅雨空の季節、皆様いかがお過ごしでしょうか。 緊急事態宣言は解除されましたが、ウィズコロナ時代の新しい生活様式が求められ、 コロナ疲れを感じる方も多くいらっしゃるかと存じます。 本マガジンで母校を懐かしんでもらえれば幸いです。
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【1】阪大ニュースフラッシュ
(1)新型コロナウイルス関連 - 新型コロナウイルスへの対応について - 共同研究グループ「コロナ制圧タスクフォース」発足 (2)大学ニュース - 西尾章治郎総長が「情報通信月間」総務大臣表彰を受賞 - 坂口志文先生がロベルト・コッホ賞を受賞 - 「大阪大学オープンアクセス方針」を策定
【2】在学生も元気です - 大阪大学Innovator’s Club~イノベーション人材の育成拠点に~(大阪大学NewsLetter春号より)
【3】阪大”発”物ご紹介 - 「ワニ博士」がLINEスタンプに! - 産業科学研究所×阪大発ベンチャー:ビズジーン スパークリング日本酒「HATSU」完成
【4】阪大タイムスリップ(新企画) - <40年前>吹田キャンパス
【5】大阪大学イベント情報 - Innovators' Talk #33 「答えのない時代」を生き抜く力を手に入れるために必要なこと(オンライン開催) - 緊急事態宣言解除を受け、大阪大学関連施設は順次開館再開
【6】未来基金ニュース - 「新型コロナウイルス感染症緊急対策基金(ゆめ募金)」へのご協力のお願い
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【1】阪大ニュースフラッシュ (1)新型コロナウイルス関連 ◆「原則メディア授業のみ」継続、「学内アクセスポイント」開設 ――――新型コロナウイルスへの対応について 大阪大学は、新型コロナウイルスと共存する社会を目指し、「大阪大学活動基準」及び「大阪大学における感染予防のための標準的対策」に基づいて活動を推進します。 大阪大学の活動基準については、緊急事態宣言の解除を受けて、段階的に緩和しながら長期的スパンで平常化を目指します。 大阪大学はこれからも、ウイズ・コロナ/ポスト・コロナ社会の構築に向け、国や大阪府からの要請にも応えつつ、大学としての使命を果たしていきます。 ⇒学内外への対応まとめはこちら ※ページ下部には感染対策用ガウンやマスク、フェイスシールドの作成方法等も掲載しています。
◆最先端のゲノム解析技術を駆使し、重症化メカニズム解明へ ――――共同研究グループ「コロナ制圧タスクフォース」発足 大阪大学大学院医学系研究科の岡田随象教授、熊ノ郷淳教授は、慶應義塾大学等とともに、感染症学、ウイルス学、分子遺伝学、ゲノム医学、計算科学を含む、異分野の専門家からなる共同研究グループ「コロナ制圧タスクフォース」を立ち上げました。本タスクフォースでは、最先端のゲノム解析技術を駆使して、新型コロナウイルス感染症が重症化するメカニズムの遺伝学的な基盤を明らかにするとともに、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対する有効な粘膜ワクチンの開発を行います。 ⇒詳細はこちら
(2)大学ニュース ◆デジタル変革時代の戦略懇座長として貢献 ――――西尾章治郎総長が「情報通信月間」総務大臣表彰を受賞 西尾章治郎総長が、情報通信の分野における多大な功績を評価され、令和2年度「情報通信月間」総務大臣表彰を受賞しました。 デジタル変革時代のICTグローバル戦略懇談会座長として、G20の茨城つくば貿易・デジタル経済大臣会合閣僚声明及び大阪サミット首脳宣言に反映された報告書の取りまとめに尽力し、デジタル経済の発展の礎となる国際的な協力関係の強化に多大な貢献をしたことが評価されたものです。 ⇒詳細はこちら
◆細菌・免疫学者名前を冠した独で最も権威ある学術賞 ――――坂口志文先生がロベルト・コッホ賞を受賞 ドイツのロベルト・コッホ財団は、大阪大学免疫学フロンティア研究センター(IFReC)の坂口志文特任教授(常勤)に2020ロベルト・コッホ賞を授与することを発表しました。 ドイツの高名な細菌・免疫学者の名前を冠したこの賞は、ドイツで最も権威ある学術賞と見なされています。今回の受賞は制御性T細胞(Treg)に関する坂口教授の画期的な業績を称えるもので、賞金として12万ユーロが授与されます。 ⇒詳細はこちら
◆ネット公開によって研究発展、社会的貢献に寄与 ――――「大阪大学オープンアクセス方針」を策定しました 大阪大学では、平成24年度に複数の研究科で研究成果の公開ポリシーを策定するなど、研究成果の公開に努めてまいりましたが、この度、大学全体の意思表明として「大阪大学オープンアクセス方針」を策定しました。これは、本学の研究成果である論文をインターネットで広く公開することによって、学術研究の発展及び社会的貢献に寄与するものです。 ⇒大阪大学オープンアクセス方針の詳細はこちら
【2】在学生も元気です ◆産学共創のトップランナーへ、ユニークなプログラム提供 ――――Innovator’s Club~イノベーション人材の育成拠点に~(NewsLetter春号より) 大阪大学は、イノベーション・新規事業・スタートアップ・学生起業に興味のある若いイノベーション人材を育成するため、2017年10月、「大阪大学Innovator’s Club」を設立。さまざまな学部・研究科の学部生・院生に対し、起業やイノベーションに必要な知識・体験ができるユニークなプログラムを提供している。産学共創のトップランナーとして、これまでにも多様な人材育成を実践してきた大阪大学の最新イノベーター育成事業に迫る。 ⇒詳細はこちら
【3】阪大”発”物ご紹介 ◆「お!おもしろいぞ」の16種類、定番から阪大らしいものまで ――――うごく!ワニ博士LINEスタンプの頃 登場!!~ 大阪大学公式マスコットキャラクター「ワニ博士」が、16種類の動くLINEスタンプとして誕生しました。定番の「いいね」「OK」から、大学らしいユニークなものまで、動き回るワニ博士が、エモーションたっぷりにメッセージを伝えてくれます。 ⇒詳細はこちら ⇒阪大公式youtubeチャンネルにPVを公開 (https://www.youtube.com/watch?v=nCyoQ9RLQ9c/)
◆新たに黄金色のスパークリングタイプ「HATSU」完成 ――――産業科学研究所×阪大発ベンチャー:ビズジーン 日本酒「發」に続いて 大阪大学産業科学研究所(以下、産研)と産研発ベンチャーの株式会社ビズジーンは、共同研究の成果物として日本酒「發」を製造しており、このたび、黄金色のスパークリングタイプ「HATSU」が完成しました。これは、大阪府茨木市に位置する産研がオール茨木のプロジェクトで開発を手掛けたものです。また、スパークリングタイプは、産研が培ってきたバイオサイエンスの知識と方法が活用されています。茨木市の魅力を形にした「發」「HATSU」をぜひお愉しみください。 ⇒詳細はこちら ※ページ下部の「成果物事例のご紹介」をご参照ください。
↑画像からチラシへ直接リンクします。
【4】阪大タイムスリップ ◆‘70年大阪万博の駐車場跡地に建設された ――――<40年前> 吹田キャンパス 新企画!!大阪大学の今昔を写真にてご覧いただき、当時を懐かしんでいただいたり、大阪大学の歴史を感じていただけますと幸いです。 上の写真は1979年に撮影されたものです。大阪大学の吹田キャンパスの移転は1962年に検討され始めました。写真の赤枠の箇所は1970年大阪万博の駐車場として利用されました。大阪万博後、大阪大学が大阪万博用地の一部を取得し、1967年から1979年の間に、微生物研究所、産業科学研究所、工学部、蛋白質研究所、薬学部、人間科学部の順で建物が建設され、移転が実施されました。 下の写真は2018年に撮影されたものです。2つの写真を比較すると1979年の写真には約40年前の時点で既に現在の吹田キャンパスにも多く残る建物がある一方、歯学部、医学部、同附属病院、本部事務機構の建物は建設前の状況です。
・1979年撮影(出典:国土地理院撮影の空中写真を加工)
・2018年撮影(大阪大学instagramより)
【5】大阪大学イベント情報 ◆Innovators' Talk #33 「答えのない時代」を生き抜く力を手に入れるために必要なこと(6月23日) 講師の小林慎和氏は大阪大学大学院修了後、国内外に7社を創業。コロナショックなどにより、社会は目まぐるしく変わる。そんな不透明な未来をどう生き抜いていくか。連続起業してきた中で見えてきたこととは、、、 ○日時:6月23日(火)18:00~19:30 ○開催方法:オンライン ○参加費:無料 ⇒詳細・お申込みはこちら
◆緊急事態宣言解除を受け、大阪大学関連施設は順次開館再開 緊急事態宣言解除を受け、新型コロナウイルス感染対策を講じ、順次開館再開をしております。みなさまのご来訪をお待ちしております。 ⇒詳細は各施設のホームページをご覧ください。 ・大阪大学中之島センター 6月1日より 詳細はこちら ・適塾 6月3日より 詳細はこちら ・大阪大学総合学術博物館 6月22日より 詳細はこちら
【6】未来基金ニュース ◆「新型コロナウイルス感染症緊急対策基金(ゆめ募金)」へのご協力のお願い 大阪大学未来基金では新型コロナウイルス感染症への対策支援として、『新型コロナウイルス感染症緊急対策基金(ゆめ募金)』を設立しております。 この難局を乗り越えるべく、何卒ご協力のほどお願いいたします。 ⇒ご寄付の方法、本基金の詳細はこちら
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