―■―■―■―■―■―■―■―■―■―■―■―■―■―■―■― 2023年がスタートし半月が経ちました。皆様は新しい年をどのような思いで迎えられましたでしょうか。新しい決意とともに新年を迎えられた方、気が付けば年を越していたという方もいらっしゃるかと思いますが、皆様、お体に気をつけて、どうぞ素敵な一年をお過ごしください。 本マガジンが皆様と大阪大学をつなぐ架け橋となりますよう、本年も大阪大学の様々な話題をお届けしてまいります。引き続きご愛読いただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
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【1】阪大ニュースフラッシュ - 「接合科学研究所HUST-OU」設立記念式典参加 - 林 高史教授が「フンボルト賞」を受賞 - 大阪大学シンポジウム「私たちのくらしとワクチン」を開催 - Hyun-Chul Kim教授 及び 高島義裕統括医務官への「Osaka University Global Alumni Fellow」授与式を執り行いました - 「ナッジの社会実装等に向けた⼤阪⼤学社会経済研究所と大阪府の連携に関する協定」 の締結式を挙行 - 第19回日本学術振興会賞に本学から2名が受賞 - 免疫疾患における新型コロナワクチン効果の持続性を明らかに
【2】卒業生ニュース - 「大阪大学ホームカミングデイ2022@オンライン」アーカイブ配信(~1月31日)間もなく終了! - 兼本大輔准教授(2009年工学研究科修了)が「国際会議SSDM2022の貢献」に関する賞を受賞 - 紀ノ岡正博教授(1991年基礎工学研究科修了)らが日本PDA製薬学会「第二回青山賞」受賞 - 宮地充子教授(1990年理学研究科修了)らがCSEC研究会優秀研究賞を受賞 - 堤 康央教授(1993年薬学研究科博士前期課程修了)が一般財団法人東京顕微鏡院「遠山椿吉記念 第8回 食と環境の科学賞(遠山椿吉賞)」を受賞
【3】在学生も元気です - 漕艇部「全日本新人選手権大会」阪大史上初の優勝!(まちかねっ!より) - 令和4年度 西尾総長と学生の対話会(第5回)を開催しました - 阪大生が各学会等で受賞!
【4】大阪大学の風景 - キャンパスでワニ博士を探せ!
【5】大阪大学イベント情報 - 冬の生涯学習講座「音/音楽について考える」(2/8,2/15,3/10) - 医学部附属病院第18回市民公開フォーラム「がんの予防と早期発見」(2/18) - 阪大ワニカフェ 面白い巨塔編第3回「終末期医療」(3/12) - 第8回待兼山会議(国際公共政策コンファレンス)(3/18-19)
【6】イベント報告 - キャリアセンター設立5周年記念シンポジウムを開催しました
【7】同窓会掲示板 - 【国公】OSIPPオンライン同窓会2022 を開催しました
【8】大阪大学掲示板 - もの忘れ外来、もの忘れ検査入院のご紹介~認知症の早期診断・早期治療を通して、高齢者の幸福長寿の延伸を目指す~(医学部附属病院老年・高血圧内科)
【9】未来基金ニュース - クラウドファンディング「みんなに届く大空からのメッセージ ドローン×レーザー投影 未来への挑戦」 - クラウドファンディング「骨盤臓器脱で悩む女性が受診しやすい社会へ」を「ラボカフェ」でもご紹介しました - 適塾記念事業「大阪大学の原点、『適塾』を守りたい!」
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【1】阪大ニュースフラッシュ ◆ ハノイ工科大学で開催、日越の研究拠点として期待 ―――「接合科学研究所HUST-OU」設立記念式典参加 1月10日(火)に西尾章治郎総長、河原源太理事・副学長、接合科学研究所田中学所長ほか本学教職員が、ハノイ工科大学(HUST)で開催された「接合科学研究所HUST-OU」の設立記念式典に参加しました。 同研究所は2013年より本学接合科学研究所とハノイ工科大学機械工学部が中心となり設立に向け連携してきたものであり、日越両政府、日系及び現地企業から多数の支援を受け同日の設立に至りました。 式典ではハノイ工科大学Huynh Quyet Thang学長他、企業及び政府機関から多数の来賓がご列席され、HUSTと本学の連携を確認すると共に、ASEAN溶接・接合研究拠点としての同研究所の今後が大いに期待される盛大なセレモニーとなりました。 ⇒詳細はこちら
◆ 「生物無機化学に基づくヘムタンパク質の機能化」を評価 ―――林 高史教授が「フンボルト賞」を受賞 工学研究科の林教授がフンボルト賞(Humboldt Research Award)を受賞しました。 同賞は、ドイツ連邦政府が支援するアレキサンダー・フォン・フンボルト財団が創設した賞で、基本的な発見、新しい理論、または洞察が自身の専門分野内外に大きな影響を与え、今後も最先端の学術成果を生み出し続けることが期待される世界各国の自然科学・社会科学に関わる学者に授与されます。 今回受賞の対象となった研究は、「生物無機化学に基づくヘムタンパク質の機能化」であり、ヘムやそれを覆うタンパク質の改変に伴う人工金属酵素の開発やバイオナノ材料への展開と、本領域のドイツのグループとの進化工学を駆使した数多くの共同研究成果が高く評価されました。 ⇒本学News記事はこちら
◆ 大阪大学シンポジウム「私たちのくらしとワクチン」を開催 ―――感染症研究をテーマに大阪国際会議場で3回目 大阪大学シンポジウム・感染症総合教育研究拠点(CiDER)シンポジウム「私たちのくらしとワクチン」を1月7日、グランキューブ大阪(大阪府立国際会議場)で開催しました。感染症研究をテーマに同会議場で開催するのは3回目。今回もハイブリッド形式とし、約600名(現地約200名、WEB約400名)の方々が参加・視聴してくださいました。 開会挨拶として、西尾章治郎総長が「感染症の脅威に対抗するため、阪大では研究・教育とともに、科学情報発信、政策提言にも努めています。本日は、市民の皆様と直接対話できる重要な場であります」と述べました。第1部では、松浦善治・CiDER拠点長が座長を務め、3人が講演しました。第2部では、大竹文雄・CiDER特任教授がファシリテーターとなってパネルディスカッション「どうするワクチン接種??」を行いました。総合司会は、法学部卒業生の西 靖・毎日放送アナウンサーが務めてくださいました。 ⇒詳細はこちら
▲第2部のパネルディスカッション「どうするワクチン接種??」
▲開会挨拶をする西尾総長
◆ 海外で活躍されている卒業生等を称え ―――Hyun-Chul Kim教授 及び 高島義裕統括医務官への「Osaka University Global Alumni Fellow」授与式を執り行いました 大阪大学では、国際的なネットワークづくりの一環として、海外で活躍されている本学卒業生等に「Osaka University Global Alumni Fellow」の称号を授与しています。 12月15日(木)、Inha University(韓国)のKim教授への授与式を執り行い、河原理事・副学長(グローバル連携担当)から称号記などを贈呈しました。授与式には、核物理研究センターの中野貴志センター長、コンタクトパーソンである同センターの保坂 淳教授が出席され、これまでの交流実績や学生交流等、多岐にわたる話題で懇談も行われました。 また、12月22日(木)には、WHO西太平洋地域事務局(フィリピン)の高島統括医務官への授与式を執り行いました。授与式には、河原理事・副学長をはじめ、コンタクトパーソンである金田安史理事・副学長や本学感染症総合教育研究拠点の松浦善治拠点長、菊池 章企画室長、増田敏裕事務室長が出席されました。金田理事・副学長から称号記などの贈呈が行われ、国際的な連携の強化に向け協力いただきたいとのお話があり、高島先生からも大阪大学の活動や今後の連携についての期待が述べられました。 ⇒詳細はこちら
▲左から河原理事・副学長、Kim教授、保坂教授、中野センター長
▲左から河原理事・副学長、高島統括医務官、金田理事・副学長
◆ 行動科学を活用し、より良い選択を取れるように手助けする政策手法を展開 ――「ナッジの社会実装等に向けた⼤阪⼤学社会経済研究所と大阪府の連携に関する協定」 の締結式を挙行 12月21日(水)に大阪府庁において、「ナッジの社会実装等に向けた⼤阪⼤学社会経済研究所と大阪府の連携に関する協定」の締結式を挙行しました。 この協定は、行動科学の知見の活用により、人々が自分自身にとってより良い選択を自発的に取れるように手助けする政策手法である「ナッジ」の社会実装等に向け、大阪府と協定を締結したものです。 ⇒詳細はこちら
◆ 基礎工の藤井啓祐教授、岩井大輔准教授に栄誉 ―――第19回日本学術振興会賞に本学から2名が受賞 基礎工学研究科の藤井教授(兼 量子情報・量子生命研究センター副センター長・教授)と岩井准教授が第19回「日本学術振興会賞」を受賞しました。 日本学術振興会賞は、創造性に富み優れた研究能力を有する若手研究者を見い出し、早い段階から顕彰することで、その研究意欲を高め、研究の発展を支援することにより、我が国の学術研究の水準を世界のトップレベルにおいて発展させることを目的としており、今回は人文学、社会科学及び自然科学の全分野から研究者25名に授与されました。 ⇒詳細はこちら
◆ ワクチンを用いた感染症の予防戦略に大きく寄与 ―――免疫疾患における新型コロナワクチン効果の持続性を明らかに 医学系研究科の大学院生の山口勇太さん、行木紳一郎さん、加藤保宏助教、熊ノ郷 淳教授らの研究グループは、自己免疫疾患(膠原病)患者の新型コロナウイルス感染症に対するmRNAワクチン接種後の免疫動態を解析し、いくつかの免疫抑制治療ではウイルスに対する中和抗体価が減弱しやすいことを発見しました。また、一部の自己免疫疾患患者では、オミクロン株に対する液性免疫や細胞性免疫が減弱していることも確認されました。 本研究成果は、mRNAワクチンの効果の持続性に対する免疫抑制治療の影響を明らかにしたものであり、今後の自己免疫疾患患者におけるワクチンを用いた感染症の予防戦略に大きく寄与するものと考えられます。 ⇒詳細はこちら
【2】卒業生ニュース ◆ 「大阪大学ホームカミングデイ2022@オンライン」アーカイブ配信(~1月31日)間もなく終了! 11月5日(土)~6日(日)に開催しました「大阪大学ホームカミングデイ2022@オンライン」の動画などのアーカイブ配信が、1月31日(火)で終了となります。 まだ見ていないという方も、もう一度見ておきたい!という方も、是非、特設サイトからご視聴ください。また、お近くにまだご覧になられていない方がいらっしゃいましたら、是非お声掛けいただき、思い出話に花を咲かせていただけましたら幸いです。 〇アーカイブ配信期間:開催中~1月31日(火) 〇内容: ・西尾総長からの大阪大学近況報告 ・岸本大阪大学同窓会連合会会長からのご挨拶 ・卒業生×阪大理事・教員等懇談会 ・キャンパス巡り~思い出の場所編~ ・課外活動紹介動画/部局同窓会からの卒業生へのメッセージ/大阪大学ミニ講義 ほか 〇参加方法:期間中に、特設サイトからご覧ください。
↑画像から特設サイトにリンクします。
★卒業生ネットワーク強化推進事業へのご支援について★ 本事業は、社会の様々な分野で活躍する卒業生の方々の、世代や分野を超えたネットワーク構築に向けて、「大阪大学ホームカミングデイ」をはじめとした交流イベントの開催など、様々な取組みを推進しています。 将来にわたりこの取り組みを持続し、発展させるため、皆様からのあたたかいご支援をお願い申し上げます。 ⇒事業の詳細はこちら
◆ 兼本大輔准教授(2009年工学研究科修了)が「国際会議SSDM2022の貢献」に関する賞を受賞 工学研究科電気電子情報通信工学専攻の兼本准教授が、「国際会議SSDM 2022 (2022 International Conference on Solid State Devices and Materials)への貢献」に関する賞を授与されました。 本賞は、SSDM 2022 Area 12 (Advanced Circuits / Systems Interacting with Innovative Devices and Materials)におけるChair of Program Sub-Committeeとしての運営及び活動が認められたものです。 ⇒詳細はこちら
◆ 紀ノ岡正博教授(1991年基礎工学研究科修了)らが日本PDA製薬学会「第二回青山賞」受賞 工学研究科細胞製造コトづくり拠点メンバーの紀ノ岡教授(生物プロセス工学領域・主幹教授)、池松特任准教授(日立プラントサービス再生医療協働研究所・所長)、水谷講師(テクノアリーナ最先端研究拠点、(兼)日立プラントサービス再生医療協働研究所)が日本PDA製薬学会第二回青山賞を受賞しました。 青山賞は5年に一度、「日本におけるバリデーションの進展」に寄与した方々に贈呈されるものです。 ⇒詳細はこちら
◆ 宮地充子教授(1990年理学研究科修了)らがCSEC研究会優秀研究賞を受賞 工学研究科電気電子情報通信工学専攻の宮地教授、宮地研究室の松原功樹さん(博士前期課程2年)、Tian Yangguangさんが情報処理学会主催の第96回CSEC研究会にて「Forward-Secureなカメレオンハッシュ関数」を発表し、「CSEC優秀研究賞」を受賞しました。 この賞は高い完成度を持つ優れた論文だけではなく、今後の発展が有望視されるような、もしくは新たな分野を切り開くような萌芽的な研究発表も含めて審査され、本研究は優秀な発表として表彰されました。 ⇒詳細はこちら
◆ 堤 康央教授(1993年薬学研究科博士前期課程修了)が一般財団法人東京顕微鏡院「遠山椿吉記念 第8回 食と環境の科学賞(遠山椿吉賞)」を受賞 薬学研究科毒性学分野の堤教授が、一般財団法人東京顕微鏡院の「遠山椿吉記念 第8回 食と環境の科学賞(遠山椿吉賞)」を受賞しました。「遠山椿吉賞」は、日本の公衆衛生において、人びとの危険を除き、命を守るために先駆的かつグローバルな視点で優れた業績をあげ、社会に貢献する研究を行った個人または研究グループの功績を讃えるために創設されたもので、受賞した研究テーマは「食品に含有されるナノマテリアルの次世代影響等、安全性評価に関する研究」です。 ⇒詳細はこちら
【3】在学生も元気です ◆ 漕艇部「全日本新人選手権大会」阪大史上初の優勝!(まちかねっ!より) 10月21(金)~23日(日)に埼玉県の戸田ボートコースにて開催された第63回全日本新人選手権大会で、男子舵手付きフォアが初優勝しました。全国大会で日本一になったのは、大阪大学漕艇部史上初、国公立大学の同種目の優勝は36年ぶりで、歴史に残る優勝となりました。 ⇒詳細こちら
※本記事をはじめ大阪大学の様々な情報が掲載されておりますマイハンダイアプリも是非ご利用ください。 ⇒利用方法・ダウンロードの案内等の詳細はこちら
◆ 令和4年度 西尾総長と学生の対話会(第5回)を開催しました 西尾総長と学生が語り合う対話会を、12月23日(金)に総長室にて開催しました。 今回の対話会では、「大学で何を学び、研究したいか、どのような方法で学び、研究をしたいか」を大きなテーマに、学部学生6名が、西尾総長と対話しました。 6名それぞれが掲げたテーマについて、西尾総長にプレゼンテーションし、活発な討論が行われました。 ⇒詳細はこちら
◆ 阪大生が各学会等で受賞! 阪大生の受賞が、以下のとおり各学部・研究科HPにて紹介されています。皆様、おめでとうございます! ※受賞項目をクリックすると、記事の詳細にリンクします。 〇工学研究科 ・電気電子情報通信工学専攻 博士後期課程2年 境 健太郎さん プラズマ・核融合学会「若手学会発表賞」受賞 ・電気電子情報通信工学専攻 博士後期課程3年 南 卓海さん 日本物理学会「学生優秀発表賞」受賞 ・電気電子情報通信工学専攻 博士前期課程2年 松原功樹さん CSEC研究会「優秀研究賞」受賞 ・物理学系専攻 博士前期課程2年 中沼貴澄さん 応用物理学会先進パワー半導体分科会第9回講演会「研究奨励賞」受賞 ・環境エネルギー工学専攻 博士後期課程1年 森口暢人さん 日本リスク学会年次大会「優秀発表賞(口頭発表部門)」受賞 〇薬学研究科 ・薬剤学分野 博士前期課程2年 高田理彩さん 第45回日本分子生物学会(MBSJ2022)「サイエンスピッチアワード」および「EMBO Science Pitch Prize」受賞
【4】大阪大学の風景 ◆ キャンパスでワニ博士を探せ! 大阪大学の公式マスコットキャラクター「ワニ博士」は、LINEスタンプにもなるほどの人気者。キャンパスの色々な場所で出会うことができます。キャンパスを訪れた際には是非探してみてください。
▲吹田キャンパス本部棟の入り口では特大のワニ博士が出迎えてくれます。冬にはニット帽をかぶり防寒対策をしていたり、四季折々の装いに季節の移ろいを感じることもあります。
▲2021年9月にオープンしたダイバーシティ&インクルージョンスペースでは、小ぶりのワニ博士が利用者をそっと見守ってくれています。
▲豊中キャンパス・全学教育総合棟Ⅰの玄関には、レゴ部と手芸サークル部が作った11学部仕様のワニ各11体が、かわいく勉強しています。テーマは「学問への扉」
なお、本学公式Instagramでもキャンパスの風景をお届けしておりますので、こちらも是非ご覧ください! ⇒本学公式Instagramはこちら
【5】大阪大学イベント情報 ※新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況によっては、開催が中止または変更となる場合がございます。詳細につきましては、各イベントHP等をご確認ください。
◆ 冬の生涯学習講座「音/音楽について考える」(2/8,2/15,3/10) 音楽、あるいは音について調べ、考え、研究する「音楽学」という学問は、あまりメジャーなものとは言えませんが、大阪大学では半世紀近くの歴史を持っています。音/音楽を考えてきた3人の研究者がそれぞれの研究の一端をお話しします。 ●第1回「近代大阪音曲史:服部良一と笠置シヅ子を中心に」 日時:2月8日(水)午後2時30分~4時 講師:輪島裕介(大阪大学人文学研究科芸術学専攻教授) ●第2回「ドキュメンタリー・レコードと『日本の放浪芸』」 日時:2月15日(水)午後2時30分~4時 講師:鈴木聖子(大阪大学人文学研究科芸術学専攻助教) ●第3回「ハイドンの現在」 日時:3月10日(金)午前10時30分~12時 講師:伊東信宏(大阪大学人文学研究科芸術学専攻教授)
〔会場・お問合せ先〕船場生涯学習センター(箕面市船場東3-10-1) Tel:072-730-5333 E-mail:info@llc.osaka-u.ac.jp ⇒講座内容・受講料・申し込み方法等詳細はこちら
↑画像からチラシpdfへリンクします
◆ 医学部附属病院第18回市民公開フォーラム「がんの予防と早期発見」(2/18) 医学部附属病院では一般市民の方々を対象に、がん診療における種々のテーマについて、「市民公開フォーラム」を実施しております。第18回目となる今回は、「がんの予防と早期診断」をテーマに対面及びライブ配信にて開催いたします。多数のご参加をお待ちしております。 ○開催日程:2月18日(土)13:00~15:00 ○会場:大阪大学医学系研究科附属最先端医療イノベーションセンター棟1階マルチメディアホール(吹田キャンパス) ○申込方法:現地会場…2月1日(水)までに申込フォームよりお申し込みください。 ※定員(60名)を超えた場合は抽選となります。 ライブ配信…2月10日(金)までに申込フォームよりお申し込みください。 ※先着順となります(定員450名) ○お問合せ先:大阪大学医学部附属病院総務課広報評価係 〒565-0871 吹田市山田丘2-15 (TEL)06-6879-5020,5021(平日9時~16時) ⇒詳細はこちら
↑画像からチラシpdfへリンクします
◆ 阪大ワニカフェ 面白い巨塔編第3回「終末期医療」(3/12) 大阪大学では、本学の研究者・専門家が地域の皆様と対話し、様々なトピックについて一緒に考えるイベント「阪大ワニカフェ」を昨年12月にスタートさせました。第1シリーズ「面白い巨塔編」は医学部附属病院との共催で、第3回を以下のとおり開催します。皆様のご参加をお待ちしております! 〇日時:3月12日(日)14:00~16:00 〇テーマ:「終末期医療(がん)」 〇ゲスト:林みずほ・大阪大学医学部附属病院緩和医療センター看護師長 〇会場:大阪大学箕面キャンパス5階・学生交流スペース 〇参加費:無料 〇定 員:定員30名 〇主 催:21世紀懐徳堂 〇申込方法: こちらから事前にお申し込みください。【申込締切:3月3日(金)】※応募者多数の場合は抽選となります。
★第2回は「地域で考える認知症ケア」をテーマに開催しました 1月9日に開催した第2回目では、池田 学・医学部附属病院神経科・精神科診療科長がゲストとして「地域で考える認知症ケア」と題してミニ講演。認知症をめぐる状況は非常に厳しいですが、「米国の修道院では、アルツハイマーのたんぱく質がたまっても認知症が発症しにくい状況が報告されている。きちんとした生活をしていたら、決して悲観的な話ばかりではない」と語り掛けました。約50人の参加者からも「予防策はどうしたらいいか」「老々介護で心身疲れ果てているが、解消策は?」など、積極的な質問が寄せられました。
▲認知症をテーマに開催された第2回ワニカフェ
◆ 第8回待兼山会議(国際公共政策コンファレンス)(3/18-19) 国際公共政策研究科では、高校生並びに学部生及び大学院生が、国際的な諸課題に関し、それらの打開や解決に向けての研究成果を発表する場として「待兼山会議(国際公共政策コンファレンス)」を開催しております。学生たちによるパネル発表が行われ、最も評価の高かった研究には最優秀研究賞を授与します。また、立命館大学准教授の越智 萌 氏と三重県県土整備部県土整備総務課係長の安藤智広氏を講師にお招きし、基調講演も行う予定です。どなたでも見学いただけますので、是非ご参加いただき、学生たちの熱い発表等をお聞きください。 ○開催日程:3月18日(土)10:00~18:00、19日(日)10:00~16:00 ○会場:大阪大学国際公共政策研究科棟及び基礎工学研究科Σホール(豊中キャンパス) ○見学申込方法:見学申し込みフォームよりお申し込みください。※申込締切…対面1月31日、オンライン2月28日 ⇒詳細はこちら
【6】イベント報告 ◆ 「学生と企業の本音:大阪大学に期待すること」をテーマに ―――キャリアセンター設立5周年記念シンポジウムを開催しました 大阪大学は、キャリア教育と就職支援を両輪としたダブル・スパイラル型のキャリア教育支援体制を全学的な立場から推進するためのキャリアセンターを2017年12月1日に設立しました。設立5周年の節目を迎え、2022年12月9日、大阪大学キャリアセンター設立5周年記念シンポジウムをハイブリッド形式で開催しました。シンポジウムは本学卒業生の関 純子氏(関西テレビ放送 アナウンサー)による司会進行のもと、森井英一キャリアセンター長による開会の辞、西尾総長による開会挨拶に始まり、文部科学省科学技術・学術政策研究所(NISTEP)の佐伯浩治所長による基調講演等が行われました。パネルディスカッションでは、「学生と企業の本音:大阪大学に期待すること」をテーマに活発な討論が行われ、盛況のうちに閉会となりました。 ⇒詳細はこちら
【7】同窓会掲示板 ◆ 【国公】OSIPPオンライン同窓会2022 を開催しました 11月27日(日)、国際公共政策研究科(OSIPP)同窓会をオンラインで開催し、卒業生、現役の大学院生、教員、元教員を含め約100名が参加しました。 卒業生のTengku Munawar Chalil氏(バンドン工科大学助教)から「インドネシアの教育事情」、中林美恵子氏(早稲田大学教授)から「アメリカの中間選挙を終えて」と題する報告を受けた後、12のグループに分かれ、交流会を開催しました。 ⇒詳細はこちら
【8】大阪大学掲示板 ◆ もの忘れ外来、もの忘れ検査入院のご紹介~認知症の早期診断・早期治療を通して、高齢者の幸福長寿の延伸を目指す~(医学部附属病院老年・高血圧内科) 「認知症」とはアルツハイマー病などに代表される脳の病気により、記憶力や判断力などの認知機能が低下し、社会生活に支障を来した状態のことを言います。 現在のところ、完全に治療する方法はなく、薬物治療の適応となる認知症の原因疾患は限られ、進行を遅らせる程度の効果が期待できるに留まりますが、早期に治療や対策を開始することで認知症の進行を遅らせ、その後、元気に生活できる期間を延長させることが期待できます。 当科では認知症及び老年医学を専門とする医師がもの忘れ外来を担当しています。必要に応じて、約1週間程度の「もの忘れ検査入院」も行っており、短期間でより正確な早期診断が可能となり、通院負担の軽減が図ることができます。 我々が認知症診療において目指すことは早期診断・早期治療の上、老年医学的介入を行い、日常生活を自立的に過ごすことが可能な「健康長寿」だけではなく、体力が衰え、認知機能が低下しても幸せを感じることができ、高齢者が「いい人生だった」と最期を迎えるための「幸福長寿」です。その実現のために我々のグループでは認知症の早期発見方法や病態の解明、根本的治療法の開発に向けて先進的な研究開発も日々行っております。 ⇒認知症に関する詳細はこちら
↑画像からパンフレットpdfへリンクします
【9】未来基金ニュース ◆ クラウドファンディング「みんなに届く大空からのメッセージ ドローン×レーザー投影 未来への挑戦」 「大空の広い空間に自在に情報を表示し社会に役立てたい。安心・安全な未来社会を作りたい」そんな思いでプロジェクトを立ち上げました。 皆様はレーザーと言えばレーザー兵器のイメージで怖いものと思われるかもしれませんが、正しい使い方をすれば、安全でこれまでにない新しい価値を生み出してくれます。特に可視光レーザーは、唯一人の眼に見える半導体レーザー光で、赤・緑・青の3色のレーザーの比率を変えて、あらゆる色の光を作ることができます。私たちは、レーザーをドローンから出射し、投影するスクリーンもドローンから形成することで大空空間の望むべき位置や向きに情報を投影することのできる「レーザー空間投影システム」を開発しました。このシステムは災害時の避難誘導、遭難救助や防犯等、様々な分野で活用できます。未来社会創造への第一歩となるものですのでどうか多くの皆様のご支援をよろしくお願いします。 【実施主体:レーザー科学研究所】
⇒プロジェクトの詳細はこちら
◆ クラウドファンディング「骨盤臓器脱で悩む女性が受診しやすい社会へ」を「ラボカフェ」でもご紹介しました 骨盤臓器脱は、膀胱・子宮・腸などの骨盤内の臓器が下がったり、膣から出てきたりする女性特有の疾患です。妊娠・出産、肥満、慢性の咳や便秘などにより骨盤内の臓器を支える組織がダメージを受けることが原因と考えられ、出産経験者の約5割に起こると言われています。初期の症状は、尿漏れなどから始まるそうです。「医療者など周囲の方と共に、気軽に受診・相談しやすい社会を作ることができれば」と考え、クラウドファンディングを始めました。 1月11日には大阪市北区中之島「アートエリアB1」での「ラボカフェ」に出演し、遠藤誠之・医学系研究科保健学専攻教授と土居愛実・同博士前期課程2年生が「骨盤臓器脱は、恥ずかしいことでなく、気軽に診療にあたってください」と呼びかけました。 ★締め切りの1月26日まで最終ゴール目指して、ご支援よろしくお願いいたします。 【実施主体:医学系研究科保健学専攻】
⇒プロジェクトの詳細はこちら
▲ラボカフェでも、骨盤臓器脱について議論しました
***** ***** 大阪大学は、教育・研究活動の資金調達のためにクラウドファンディングを活用する取り組みを実施しております。 皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします。 大阪大学クラウドファンディング特設ページはこちら ***** *****
◆ 適塾記念事業「大阪大学の原点、『適塾』を守りたい!」 本学の原点の一つが、緒方洪庵が設立した「適塾」です。適塾からは明治を切り開いた塾生が育ち、幾多の変遷を経て大阪帝国大学医学部へと発展していきました。適塾は、現存する唯一の蘭学塾の遺構であり、また最古級の町家建築として国史跡・国重要文化財に指定されています。 これまで、本学はこの貴重な歴史的遺産の維持・管理に努めてまいりましたが、更なる強化策を推進してまいります。 適塾の環境整備については、本学構成員・卒業生の皆様のみならず、今後、クラウドファンディングにより一般の方々にもご支援を呼びかけてまいります。本学の精神的源流である適塾を守り伝えていくために、大阪大学未来基金「適塾記念事業基金」に是非ともご支援を賜りますようお願い申し上げます。
↑画像から「適塾記念事業基金」のページにリンクします
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