2025年9月号

大阪大学 卒業生メールマガジン【OUMail News】Vol.155 2025年9月30日発行
※本マガジンはHTML形式で配信しています。
※バックナンバーはこちら(大阪大学公式HP内メールマガジン特設サイト。全文をレイアウトしたWEBページです)

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 9月もいよいよ最終日を迎え、朝晩は爽やかな空気が心地よく、深呼吸したくなる日も増えていますが、日中はまだ夏の名残を感じる暑さが続くこともあります。季節の変わり目で体調を崩しやすい時期でもありますので、どうぞ皆様ご自愛ください。今号も、本学の様々な話題をお届けいたします。母校に思いを馳せるひとときをお過ごしいただけましたら幸いです。
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【1】阪大ニュースフラッシュ
- PIVSA–ART Sommai 学長への「The University of Osaka Global Alumni Fellow」授与式を執り行いました
- 一般財団法人未来医療推進機構と大阪大学が包括連携協定を締結しました
- かんぽ生命保険と大阪大学の連携推進の会合を開催しました
- 大阪大学東京オフィス移転記念イベントを開催しました
- 【大阪・関西万博×阪大!】Q-1 ~U-18が未来を変える★研究発表 SHOW~公開収録に大阪大学が後援として参加しました
- 第17代 平野 俊夫元総長のエッセーが幻冬舎から上梓されました!
- 精子の運動を担うタンパク質を発見(Resouより)

【2】卒業生ニュース
- 兼本 大輔准教授(2011年工学研究科修了)がDAシンポジウム2025優秀発表賞および優秀論文賞を受賞!
- 舟木 剛教授(1993年工学研究科修了)が電気学会「令和7年学術・貢献賞」を受賞!
- 中村 友哉准教授(2015年情報科学研究科修了)、岩井 大輔教授(2007年基礎工学研究科修了)が「MIRUインタラクティブ発表賞」を受賞!
- 中村 友哉准教授(2015年情報科学研究科修了)が「MIRU論文評価貢献賞」を受賞!    
- 塚本 雅裕教授(1994年工学研究科修了)が「レーザ加工学会誌ベストオーサー賞」を受賞!

【3】在学生も元気です
- 大阪大学飛行機制作研究会albatrossが鳥人間コンテスト優勝を報告しました
- 【七大戦速報】ラクロス部(男子)、陸上競技部(女子)、女子ソフトテニス部が優勝しました!
- 阪大生が各学会等で受賞!

【4】大阪大学の風景
- 最先端の研究設備を備えた感染症研究施設が吹田キャンパスに完成!

【5】大阪大学イベント情報
- 第18回適塾講座 「近世の大阪における商家・商取引・金融」(10/10,21,29)
- 第116回産研テクノサロン「データ科学と材料科学のクロスオーバー」(10/14)
- 理学研究科公開講座「サイエンスナイト2025」 第4回「長い分子が溶液中で紡ぎだす様々な構造体」(10/15)
- 共創DAY、今秋開催!(10/18)
- 第3回ことばと出会うシンポジウム「あなたを彩ることばはいくつ?~"ふくふく"を生きるということ~」(10/19)
- 第22回市民フォーラム「口からはじめるアンチエイジング」(11/1)
- 第15回CiNetシンポジウム「脳計測が拓く脳情報通信の世界」(11/4)
- 「薬学のチカラで未来を創る~大阪大学薬学部のあゆみと挑戦~」(10/11~1/16)
- 令和7年度第148回懐徳堂秋季講座 総合テーマ:「大阪万博と阪神間──アートがつなぐ歴史」(11/15)

【6】イベント報告
- Future Global Leaders Camp 2025「国際問題を“じぶんごと”に本気で思考する三日間」を開催しました(8/18~20)
- 万博・オランダパビリオンで「適塾関連イベント」、緒方洪庵像も展示(8/19~21)
- 阪大万博DAYでブース展示やシンポジウム展開(9/7)

【7】大阪大学同窓会掲示板
- 【連携同窓会】「パナソニックいちょう同窓会 第20回記念総会」のご案内(11/1)

【8】 大阪大学掲示板
- 大阪大学東京オフィス愛称決定
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【1】阪大ニュースフラッシュ
◆ PIVSA–ART Sommai学長への「The University of Osaka Global Alumni Fellow」授与式を執り行いました
 8月22日、Rajamangala University of Technology Thanyaburi(タイ)のPIVSA–ART Sommai 学長への「The University of Osaka Global Alumni Fellow」授与式を執り行い、林 美加子理事・副学長(グローバル連携担当)から称号記などを贈呈しました。
 「The University of Osaka Global Alumni Fellow」は、国際的なネットワークづくりの一環として、海外で活躍されている本学卒業生等に授与しています。
 PIVSA–ART Sommai 学長は1998年に本学工学研究科を修了され、現在はRajamangala University of Technology Thanyaburiの学長を務めておられます。学生交流や留学に関する意見交換を通じて、本学の国際交流・学生交流の推進にも多大なご尽力をいただいております。
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◆ 一般財団法人未来医療推進機構と大阪大学が包括連携協定を締結しました
 8月28日に、本学と一般財団法人未来医療推進機構は、両者の特性、強みを活かして相互に連携協力し、「未来医療」の推進に資することを目的とした包括連携協定を締結しました。本協定を通じて、未来医療の実現に向けた研究開発及び社会実装、未来医療を担う人材育成及び人材交流、スタートアップ支援及びアントレプレナー教育の推進、異分野融合研究及び国際連携の推進などを協力していきます。
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◆ かんぽ生命保険と大阪大学の連携推進の会合を開催しました
 株式会社かんぽ生命保険と本学は8月7日、本学吹田キャンパスにおいて連携推進のための会合を開催しました。
 本学とかんぽ生命保険は2023年1月31日に覚書を締結し、共創による未来社会の創造とアカデミアを核とした資金循環の促進に向けて、取組を進めています。2023年より、双方の役員と関係者が集まり、取組の進捗や今後の活動に関するディスカッションを大阪と東京で交互に開催しており、今回は大阪での開催となりました。
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◆ 大阪大学東京オフィス移転記念イベントを開催しました
 本学東京オフィスが霞が関の日土地ビルから虎ノ門のT-LITE(トライト)へ移転したことを記念して、7月30日に「大阪大学東京オフィス移転記念イベント」を開催いたしました。同窓会関係者にご出席いただいたほか、本学からは熊ノ郷 淳総長、藤尾 慈統括理事らが出席し、本学の東京での活動拠点及び、東京・首都圏における卒業生ネットワーク活性化の拠点となる本学東京オフィスの移転を広く伝えました。
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◆ 【大阪・関西万博×阪大!】Q-1 ~U-18が未来を変える★研究発表 SHOW~公開収録に大阪大学が後援として参加しました
 7月22日、大阪・関西万博EXPOホール「シャインハット」にて【ABCテレビ】Q-1 ~U-18が未来を変える★研究発表 SHOW~〈決勝〉の公開収録が行われ、本学からは熊ノ郷 淳総長、永井 健治産業科学研究所教授が出演しました。本学が後援として参加した「Q-1」は、未来・世界を変える“探究(QUEST)”に取り組むU-18たちが、その探究の中で見つけた課題に対して、自ら“問い(QUESTION)”を立てて考え、“9”分間のプレゼンテーションにまとめて発表する、いわば“知の甲子園”です。
2025年大会は、39都道府県とアメリカから、過去最多となる293チームがエントリーし、厳しい審査を勝ち抜いたファイナリスト3組(鹿児島県立国分高等学校、東京都立立川高等学校、青森県立名久井農業高等学校)が大阪・関西万博で熱いプレゼンバトルを繰り広げました。
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◆ キャンピングカー「胡蝶夢号」での旅とともに振り返る人生。
―――第17代 平野 俊夫元総長のエッセーが幻冬舎から上梓されました!
「胡蝶夢号の旅:過去を思い、今を見つめ、未来を想う」

 出版社 : 幻冬舎
 発売日 :2025/8/22
 価格  :1,980円(税込)
 ISBN-13 :978-4344693296
 単行本(ソフトカバー):394ページ

 著書リンク先:幻冬舎ルネッサンス
 https://www.gentosha-book.com/products/9784344693296/

 夢、幻を超えて、「今」を生きる旅へ
 キャンピングカーの旅――。
 山との出会い、肺がんを乗り越えて、免疫学者としての軌跡を静かにたどる。

 「本書は、キャンピングカー旅行記であると共に、人生回顧録でもある。また人類の過去を振り返り、今を直視し、未来を展望するものである。そして、人類へのメッセージでもある。
私の人生で出会った数多くの人々との出会いがなければ私の人生は全く異なっていたであろう。改めて、本書に登場する全ての人々に感謝の気持ちを表したい。」

◆ 精子の運動を担うタンパク質を発見(Resouより)
  薬学研究科のWang Haotingさん(博士後期課程)、微生物病研究所の宮田 治彦准教授、伊川 正人教授らの研究グループは、近接するタンパク質を見つける技術を用いることで、精子の運動性を制御するタンパク質EFCAB5を発見しました。精子の鞭毛にはラジアルスポークと呼ばれるタンパク質複合体が存在し、精子の運動制御に重要だと考えられています。しかし、複合体構造を保ったままラジアルスポークを取り出すことは難しいため、その構成タンパク質を生化学的に調べるのは困難でした。本研究成果は、精子運動性低下による男性不妊の原因究明や診断法の開発に繋がると期待されます。
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【2】卒業生ニュース

兼本 大輔准教授(2011年工学研究科修了)がDAシンポジウム2025「優秀発表賞」および「優秀論文賞」を受賞!
 工学研究科の兼本 大輔准教授が、情報処理学会が主催する、「DAシンポジウム2025 −システムとLSIの設計技術−」にて「優秀発表賞」および「優秀論文賞」を受賞しました。  
受賞した研究題目は「圧縮センシングにおける信号類似性の活用 ~ 省電力無線脳波計測回路システム実現に向けた取り組み ~」です。
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◆ 舟木 剛教授(1993年工学研究科修了)が電気学会「令和7年学術・貢献賞」を受賞!
 
工学研究科の舟木 剛教授が、電気学会にて令和7年学術・貢献賞(基礎・材料・共通部門特別賞)を受賞しました。
 舟木教授の「電力変換機器を対象とした電磁環境分野の研究における貢献,ならびに当該研究を通した基礎・材料・共通部門活性化および標準化活動への貢献」が称えられ、受賞に至りました。
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◆ 中村 友哉准教授(2015年情報科学研究科修了)、岩井 大輔教授(2007年基礎工学研究科修了)が「MIRUインタラクティブ発表賞」を受賞!
 
基礎工学研究科の中村 友哉准教授、岩井 大輔教授が「MIRUインタラクティブ発表賞」を受賞しました。本賞は、発表の創意工夫に優れたもの、および特に活発な議論の題材を提供したものに授与されます。今回の受賞対象となった研究テーマは、「大型フレネルレンズを用いた影なしプロジェクタの開口符号化による投影ボケ補償」です。
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◆ 中村 友哉准教授(2015年情報科学研究科修了)が「MIRU論文評価貢献賞」を受賞!
 
中村 友哉准教授が「MIRU論文評価貢献賞」を受賞しました。本賞は、口頭発表候補論文に対して優れた評価コメントを記した評価委員に贈られる賞です。
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◆ 塚本 雅裕教授(1994年工学研究科修了)が「レーザ加工学会誌ベストオーサー賞」を受賞!
 接合科学研究所の塚本 雅裕教授がレーザ加工学会より「レーザ加工学会誌ベストオーサー賞」を受賞しました。本賞は、2024年度レーザ加工学会誌に掲載された記事の中から選考され、レーザ加工の発展向上に資する論文記事の著者に授与されるもので、今回の受賞対象となった研究テーマは、「コールドスプレー皮膜を中間層として利用した高張力鋼とアルミニウム合金のレーザ接合― ポロシティ発生に影響を及ぼす因子の解明―」です。
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【3】在学生も元気です
◆ 大阪大学飛行機制作研究会albatrossが鳥人間コンテスト優勝を報告しました
 7月26日に滋賀県彦根市の琵琶湖東岸で開催された鳥人間コンテスト2025において、本学公認団体である、大阪大学飛行機制作研究会「albatross(アルバトロス)」が人力プロペラ機部門で見事優勝を果たしました。
 テレビ放映後の9月8日、albatrossの学生6名と顧問の村上 秀明教授(歯学研究科)が熊ノ郷 淳総長に優勝の報告を行いました。熊ノ郷総長から優勝について祝意の言葉が贈られ、学生からは機体の設計をはじめ優勝までの舞台裏などが語られました。
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◆ 【七大戦速報】ラクロス部(男子)、陸上競技部(女子)、女子ソフトテニス部が優勝しました!
 7月12日に執り行われた開会式を皮切りに、本格的に開幕した第64回全国七大学総合体育大会(七大戦)において、ラクロス部(男子)、陸上競技部(女子)、女子ソフトテニス部が優勝を果たしました。
 素晴らしい結果を残した各団体からの優勝コメントをお届けします。
【ラクロス部(男子)】
 主将コメント:北海道で開催された七大戦で無事に優勝し、大会二連覇を達成しました。一度も負けることなく優勝できたことは、日頃の練習の成果だと実感しています。さまざまな選手が試合で活躍し、チーム一丸となって勝ち取った非常に価値のある優勝でした。 来年も優勝できるよう、さらに精進していきます。
【陸上競技部(女子)】
 主将コメント:チーム目標である男女総合優勝はかないませんでしたが、女子パートは総合三連覇という目標を達成することができました。総合力を発揮し、様々な種目で満遍なく得点したことで2位の京都大学に大差を付けることができました。三連覇というプレッシャーの中、事前予想を遥かに上回る好成績を残すことができました。来年度は女子四連覇、3年ぶりの男女総合優勝を目指し、1年間練習に取り組んでまいります。大学関係者様、陸上競技部OB・OGの皆様のご支援・ご声援、本当ありがとうございました。
【女子ソフトテニス部】
 主将コメント:昨年は団体戦4位という悔しい結果となってしまったため、全員で優勝目指して試合に臨みました。雨天のため中断も多く気持ちを保つのが難しい部分もありましたが、大阪大学の良さである粘り強さを全面に出して戦い、30年ぶりの団体戦優勝を果たすことができました。個人戦でも優勝、準優勝を大阪大学で占めることができとても嬉しいです。ここで満足せず9月末のリーグ戦で昇格に向けて頑張りますので、応援のほどよろしくお願いします。
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◆ 阪大生が各学会等で受賞!

 阪大生の受賞が、以下のとおり各学部・研究科にて紹介されています。受賞された皆様、おめでとうございます!
※受賞項目をクリックすると、記事の詳細にリンクします。
〇理学研究科
 ・化学専攻博士後期課程1年 住田 龍一さん
  ACMS2025 日本化学会「BCSJ Award」受賞
 ・高分子科学専攻博士前期課程2年 神岡 龍之介さん、松田 侑大さん
  第12回高分子学会グリーンケミストリー研究会シンポジウム 第26回プラスチックリサイクル化学研究会研究討論会 合同発表会「優秀発表賞」受賞

〇基礎工学研究科
 ・システム創成専攻博士後期課程1年 楠山 弘基さん
   画像の認識・理解シンポジウムMIRU2025「MIRUインタラクティブ発表賞」受賞
 
〇工学研究科
・機械工学専攻博士前期課程2年 仲谷 将史さん(接合科学研究所接合プロセス研究部門レーザプロセス学分野配属)
 第102回レーザ加工学会講演会「優秀ポスター賞」受賞
・地球総合工学専攻博士後期課程3年 LI WEIHAOさん(接合科学研究所接合評価研究部門接合構造化解析学分野配属)
・地球総合工学専攻博士後期課程3年 ZHANG RENZHIさん(接合科学研究所接合評価研究部門接合構造化解析学分野配属)
  WSE2025「Poster Award」受賞

【4】大阪大学の風景
◆ 最先端の研究設備を備えた感染症研究施設が吹田キャンパスに完成!

 今年春に吹田キャンパスに完成した大阪大学・日本財団 感染症センターをご紹介します。本センターは、世界的建築家・安藤 忠雄氏による「宇宙船地球号」というデザインコンセプトのもと、最先端の研究設備を備えた地上10階建ての感染症研究施設として完成しました。

▲写真左=医学部附属病院上層階からは、特徴的な楕円形の建物が見下ろせます。
 写真右=2021年12月に構想が発表され、本年2月末に竣工しました。

▲写真左=7~9階の3層吹き抜けの共創スペースでは、一面の窓から心地よい日差しが差し込み、あたたかな空気が流れます。
 写真中=9階からは万博記念公園の緑や太陽の塔の後ろ姿、近隣施設の観覧車「OSAKA WHEEL」などが一望できます。
 写真右=壁一面の「感染症の歴史」についての展示は圧巻です。様々な感染症を克服してきた人類の感染症との闘いの歴史を背景に、本センターはこれからの感染症の脅威から人々の「いのち」と「くらし」を守るという使命を背負っているのだなと、感慨深い気持ちになりました。

写真左=2階は、緑と白のコントラストが美しい開放的な吹き抜けスペースになっています。
写真中=1階は、採光と強度を考慮した独創的な外壁デザインに、遮熱・断熱効果に優れた高性能ガラスを採用し、デザイン性と快適性を兼ね備えた空間になっています。
写真右=本センターの周りを囲む緑と医学部附属病院。遠くから外観を見るだけではわかりませんでしたが、建物の外構にはたくさんの緑が息吹いていました。人工的なコンクリートの硬質的な質感と、柔らかい緑の質感の共生が美しいですね。

1階、2階はどなたでも入館していただけます。一部スペースはHPから予約可能です。
⇒詳細はこちら

本学公式Instagramでもキャンパスの風景をお届けしておりますので、こちらも是非ご覧ください!
⇒本学公式Instagramはこちら

【5】大阪大学イベント情報
※開催が中止または変更となる場合がございます。詳細につきましては、各イベントHP等をご確認ください。
◆ 第18回適塾講座 「近世の大阪における商家・商取引・金融」(10/10,21,29)
 江戸時代の大坂は「天下の台所」と呼ばれ、年貢米を中心とする商品取引や金融の全国的中心地でした。 近年、これを新たな角度から解明する研究が活発です。 本講座では、古くて新しい近世大阪の商家・商取引・金融について、 研究者3名が、平明かつアカデミックに解説します。
 【開催日時】 ※各講座18:30~20:00
  第1講座:10月10日(金)「日本最初期の紙幣、大坂にあらわる」
  第2講座:10月21日(火)「江戸時代大坂の富―大名と商家の関係に着目して―」
  第3講座:10月29日(水)「三木佐助の回顧談から振りかえる近世日本の東西交易」
 【場所】大阪大学中之島センター
 【受講料】一般:1講座 1,600円、適塾記念会員:1講座1,000円
 【定員】各講座50名
⇒お申込・詳細はこちら

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◆ 第116回産研テクノサロン「データ科学と材料科学のクロスオーバー」(10/14)
 
産研テクノサロンは、産業科学研究所と産業界との交流の場として、産研での研究成果を中心に、講演会・意見交換・懇親を通じた交流を目的に、毎回多様なテーマで例会を開催しています。
 今回のテクノサロンでは人工知能、マテリアルインフォマティクス、最先端計測、解析技術開発における新進気鋭の先生方に講演をいただきます。データ科学と材料科学のクロスオーバーのもたらす未来について思いをはせる機会となれば幸いです。
 ○日時:10月14日(火)講演会13:30~16:45/意見交換会17:00~18:30
 ○場所:大阪大学 産業科学研究所 管理棟2階SANKEN CReA(80名まで)+Zoom (90名まで) 
 ○参加費:意見交換会のみ3,000円(産研協会会員は無料(企業会員は1社2名様まで))
  ※ドリンクと軽食をご用意しております
 ○申込方法:10月7日までに申込フォームよりお申込みください。 
⇒詳細はこちら

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◆ 理学研究科公開講座「サイエンスナイト2025」 第4回「長い分子が溶液中で紡ぎだす様々な構造体」(10/15)
 非常に多くの共有結合を1分子中に含む高分子は、ほぼ無限といってよいほど多様な分子形態をとることができます。良く溶ける溶媒中では、もつれた糸玉のような不定形の形態となることが多いですが、溶媒や高分子自体の化学構造に少し工夫を加えると、ミセル、ナノ粒子、液晶など、秩序だった多様な構造体を形成することが可能です。本講義では、まず溶液中における高分子の挙動について説明した後、私たちの研究室で発見した、高分子が溶液中で形成するさまざまな構造体についてご紹介します。
 【開催概要】
  ○開催日時:10月15日(水)18時~19時30分
  ○講師:寺尾 憲教授(理学研究科高分子科学専攻)
  ○開催形式:以下、A、B2通りの形式で開催しますが、受講できるのはいずれか一方のみとなります。
        A.会場:大阪大学理学J棟2階 南部陽一郎ホール(豊中キャンパス)
         ※お車でのご来場はお断りいたします。
        B.アーカイブ配信:会場開催の様子を録画した映像を後日1週間配信
  ○定員:会場参加のみ100名
  ○受講料:1講義~数講義を選択受講 1,600円(1講義当たり)
  ○申込締切:10月8日(水) 
⇒詳細・お申込みはこちら

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◆ 共創DAY、今秋開催!(10/18)
 
実りの秋、学びの秋、研究の秋!毎年開催している「大阪大学共創DAY」を、今年も大阪府吹田市の「ららぽーとEXPOCITY」で開催します。
 今年のテーマは『五感をシゲキ、未知のマナビ体験!』。本学が取り組む多様な研究と「共創」の活動、そして社会課題の解決に向けた挑戦を、体験イベント、ミニレクチャー、展示などを通じてご紹介します。
 今年は「光の広場」と「EXPOCITY Lab」、さらに「EXPOMARKET」にもエリアを拡大!卒業生・修了生の皆様にも、母校の“今”を感じていただけるイベントです。
 10月18日 (土)午前11時~午後5時、ららぽーとEXPOCITYにて。入場無料です。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
 ⇒詳細はこちら

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◆ 第3回ことばと出会うシンポジウム「あなたを彩ることばはいくつ?~"ふくふく"を生きるということ~」(10/19)
 本学箕面キャンパスは、OUGC(大阪大学グローバルキャンパス)として、外国語・外国学の教育研究の成果を地域社会に還元する拠点となることを目指して、2023年より、毎年シンポジウムを主催しています。今年からは新たに「ことばと出会うシンポジウム」と題して、「ことば」について考える機会を皆様に提供します。
※昨年度まで同時開催していた「オクトーバーフェスト」については、今年度は不開催となります。予めご了承ください。

 今回のテーマは「複言語・複文化(ふくふく)」。外国にルーツを持ち様々な分野で活躍する方々からのお話を通して、自分自身に知らず知らずのうちに彩りを与えてくれている「ことば」の存在に目を向けます。あなたの中の「ふくふく」を見つけてみてください。
【概要】    
 日時:10月19日(日)13:00~16:00(12:15開場)
 *場所:箕面市立文化芸能劇場(東京建物Brillia HALL箕面)大ホール
 *参加費:無料
 *申込方法:参加申込フォームよりお申込みください。(定員1,400名、先着順)
    申込締切:10月17日(金)
 *テーマ:あなたを彩ることばはいくつ?~“ふくふく”を生きるということ~
 *出演者:野村 雅夫、サヘル・ローズ、染谷 西郷
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◆ 第22回市民フォーラム「口からはじめるアンチエイジング」(11/1)
 歯学研究科・歯学部・歯学部附属病院では、一般の方々を対象とし、健康増進と歯学知識の向上を目的とした市民フォーラムを毎年開催しております。
 今年度は「 口からはじめるアンチエイジング」をテーマに、5人の歯科医師・研究者が最新の歯科医療について講演を行います。皆様のご参加をお待ちしております!
 ○日時:11月1日(土)13:00~16:00
 ○場所:千里ライフサイエンスセンター5階サイエンスホール
 ○入場料:無料  (定員250名・先着順)
 ○参加方法:10月24日(金)までにWeb、はがき、FAXにてお申込みください。 
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◆ 第15回CiNetシンポジウム「脳計測が拓く脳情報通信の世界」(11/4)
 CiNet(脳情報通信融合研究センター)は、NICT(情報通信研究機構)、大阪大学、ATR(国際電気通信基礎技術研究所)の研究者が連携し、加速的に進化する脳機能研究を先導する異分野融合研究機関です。今年のCiNetシンポジウムは、fMRIの基本原理であるBOLD効果の発見者、小川 誠二先生(CiNet招へい専門員/大阪大学特別栄誉教授)による日本学士院賞および恩賜賞受賞記念の基調講演をはじめ、最先端の脳機能研究を様々な視点から紹介します。
 ○日時:11月4日(火)13:00~17:30(12:30開場)
 ○場所:コングレスクエア グラングリーン大阪 <グランホール1> 
       ※オンラインとのハイブリッド開催 
 ○入場料:無料  
 ○参加方法:こちらからお申込みください。 
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◆ 「薬学のチカラで未来を創る~大阪大学薬学部のあゆみと挑戦~」(10/11~1/16)
 本展覧会では、大阪大学薬学部のはじまりから現在までの「あゆみ」と、未来にむけた現在の「挑戦」を、貴重な資料や実際の研究成果を通してご紹介します。「くすりを学ぶって、こんなに面白い」「薬学部って想像より広い世界だった」をわかりやすくお見せします。薬学の“チカラ”が未来をどう変えていくのか、その可能性を是非会場で体感してください。
 ○期間: 10月11日(土)〜2026年1月16日(金)
  ※日曜・祝日及び年末年始は休館。ただし、11月2日(日)、3日(月・祝)は開館
 ○時間:10時30分〜17時00分(最終入場16時30分)
 ○場所:大阪大学総合学術博物館 待兼山修学館 3階多目的室
 ○入場:無料
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◆ 令和7年度第148回懐徳堂秋季講座 総合テーマ:「大阪万博と阪神間──アートがつなぐ歴史」(11/15)
 2025年にふたたび開催された大阪・関西万博を機に、1970年の最初の大阪万博と阪神地域のアート・文化の知られざるつながりを解き明かします。加藤 瑞穂先生からは、阪神間で多くの前衛的な美術家を輩出した具体美術協会(1954〜1972)が、太陽の塔のもとでどのようなパフォーマンスを繰り広げ、作品を展示したかについて解説いただきます。正木 喜勝先生には、公益財団法人阪急文化財団・池田文庫に収集されている豊富な資料と阪急文化アーカイブズのご成果を通じ、阪神間の万博関連文化を地域の視点で語っていただきます。お二人のご講演から、万博がつなぐ過去と現在、そして未来を考えます。
 ○日時:11月15日(土)13時30分~17時
  第一部:「芦屋公園から大阪万博へ—具体美術協会の野外での挑戦—」
       加藤 瑞穂(美術史家、大阪大学総合学術博物館招へい准教授)
  第二部:「阪急沿線文化としての大阪万博」正木 喜勝(阪急文化財団学芸課長)
 ○場所:大阪大学中之島センター10階 佐治敬三メモリアルホール
 ○受講料:2,500円、後日の録画視聴は1,500円(記念会賛助会員は無料)
 ○申込方法:11月11日(火)正午までに申込フォームよりお申込みください。 
  ※先着順140名まで。定員に達し受付を次第締め切ります。
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【6】大阪大学イベント報告

◆ Future Global Leaders Camp 2025 『国際問題を“じぶんごと”に本気で思考する三日間』 を開催しました(8/18~20)
 8月18日から20日までの3日間、国際公共政策研究科主催、大阪大学社会ソリューションイニシアティブいのち会議共催のFuture Global Leaders Camp 2025を開催しました。今年は36名の高校生が、国際問題を“じぶんごと”として真剣に考えることを念頭に、講義・グループワークを通じて、課題を発見し、研究・発表の方法を学び、課題に対する解決策を考える手法を学びました。
 本イベントは、本学公認学生団体Flagship所属メンバーの大学生により運営されており、大学生自身がプログラムの詳細に関する企画・立案・準備を行い、当日のスケジュール管理・発表の司会・グループワークのファシリテーターの役も務めています。
⇒詳細はこちら

◆ 万博・オランダパビリオンで「適塾関連イベント」、緒方洪庵像も展示(8/19~21)
 2025年は日蘭交流が始まって425年の節目であり、大阪・関西万博のオランダパビリオンにおいて「適塾」もかかわるイベント 「コモングラウンド 若者がつむぐ日蘭交流~洪庵から先端医療、水・みどり環境まで『温故知新』」が8月19~21日の3日間開催され、約2200人が入場しました。会場には、緒方洪庵像が展示され、適塾の書斎などが再現されました。
 最終日の21日には、さまざまなパネルディスカッションを展開。「未来を観る、地球を守る~若者とともに紡ぐ、日蘭の友情と社会貢献のストーリー」と題し、阪大と近大の学生たちが語り合いました。このほか、「若者視点でみた医療・ヘルスケア領域のグローバル拠点同士の連携」「オランダと日本の持続可能な食のあり方について」などをテーマに、熱い議論が繰り広げられました。
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▲洪庵像、再現された適塾、学生が作った適塾パネル

▲阪大生と近大生による「未来を観る、地球を守る」

◆ 阪大万博DAYでブース展示やシンポジウム展開(9/7)
 本学の様々な取り組みをアピールする「阪大万博DAY」を9月7日(日)、TEAM EXPOパビリオンで開き、多くの来場者でにぎわいました。社会課題に向けて活動している学生団体a-tune、福島県復興支援サークルはまでいず、大阪大学ローバース、Flagship、MeW プロジェクト、大阪大学「DAIGAKU」開発チーム、アイセック大阪大学委員会、高大連携教育団体SUITなど計10ブースが、映像などで活動を紹介しました。会場には、本学の公式マスコット「ワニ博士」も登場して、写真撮影などにも応えました。
 ステージイベントでは、万博テーマ事業プロデューサーでもあるアニメーション監督、河森 正治さんが「いのちは、合体・変形だ!」と題して基調講演。堂目 卓生総長補佐・社会ソリューションイニシアティブ長や学生3団体も加わって、パネルディスカッション「いのち会議・若者が描く未来社会5」を行いました。
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▲にぎわったブースには、ワニ博士も登場

▲議論を交わしたパネルディスカッション

【7】大阪大学同窓会掲示板
◆ 【連携同窓会】「パナソニックいちょう同窓会 第20回記念総会」のご案内(11/1)
 本会は、大阪大学、大阪外国語大学を卒業・修了後、パナソニックグループに在籍し、退職した者が参加する親睦団体です。2003年発足の当会は、22年の時を経て本年「第20回記念総会」を下記の内容で開催します。幹事一同、多くの会員の方々のご出席を心からお待ちいたしております。どうぞお気軽に、是非、お越しください。
 ○日時:11月1日(土)
     11:00~11:30 総会
     11:30~12:30 記念講演(兒玉 了祐教授(大阪大学栄誉教授・工学研究科・レーザー科学研究所所長)
                         テーマ:「パワーレーザー:秘められた未来の可能性」
     12:40~14:30 懇親会
 ○場所:ホテル・アゴーラ大阪守口2階(ロイヤルプリンス)
 ○会費:8,500円
 ○申込方法:10月18日(土)迄に本会HP「総会出席」からお申込みください。

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【8】大阪大学掲示板
◆ 大阪大学東京オフィス愛称決定
 本メルマガ7月号でも募集しておりました大阪大学東京オフィスの愛称が「HANDAI Tokyo Square(ハンダイ トウキョウ スクエア)」に決定いたしました。
  込められた思い:やはり「大阪大学」は「ハンダイ」でないと。そして、あらゆるヒト・モノ・コトが交わる「広場」の意味を持たせました。
  応募者:松村 智志さん/人間科学部1986年卒業
 本学在学生や卒業生・修了生、教職員から世代や学部・研究科を超えて広く愛されることを目指して公募いたしました。ご応募いただいた皆様、誠にありがとうございました。
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