OUMail News Vol.02 2014年5月14日発行
【OUMail News】Vol.02をお届けします
<大阪大学卒業室から、OUMailアドレスをお持ちの方にお送りしています>
卒業生のみなさまへのメールマガジン、第2号をお届けします。
いちょう祭で始まった5月は、大阪大学に関するトピックが目白押し。
阪大の持つリソースの多様さを再認識すること、しきりです。
友人との会話やビジネストークにも活用できる話題の数々、下記をご覧ください。
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【OUMail News】Vol.02(2014年5月14日配信)目次
1) マチカネワニ、発見から50年
2) 適塾(国史跡・重要文化財)が耐震改修を完了して再公開
3) 湯川秀樹博士愛用の黒板、阪大理学研究科に
4) ホームカミングデイに300人、ゆめ募金ステージも大盛況!
5) 大阪大学未来トーク、加藤友朗コロンビア大教授を迎えて5月26日に
6) 東京オフィス、ご利用下さい
7) お知らせ
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1) マチカネワニ、発見から50年
在学中に何度も耳にしたであろう、マチカネワニ。日本で発見されたワニ化石の第1号で、世界的にも貴重な「阪大の至宝」です。
この化石が発見されたのは、1964年5月3日、豊中キャンパス・理学部の新校舎建設現場。予備校生が偶然発見したとして、大きな話題を集めました。
発掘50年記念として、今年はさまざまなイベントが予定されています。「世紀の発見」とその成果を振り返る好機をお見逃しなく。
「阪大の至宝、マチカネワニ」(PDFファイルにリンクします)
『阪大NOW』No.140 特集。発見者へのインタビューも掲載
2) 適塾(国史跡・重要文化財)が耐震改修を完了して再公開
大阪大学の「原点」である適塾。現在まで残る日本唯一の蘭学塾の遺構です。緒方洪庵のご子孫から大阪帝国大学に寄贈されて以来、本学が管理・運営しています。
開塾175年にあたる昨年の10月から耐震補強・改修のため休館していましたが、5月15日から参観を再開します。
オフィス街の真ん中とは思えない静かな構内は、まさに都会のオアシス。在学中に参観しそびれた方も、この機会にぜひ一度訪れて、激動の時代を駆け抜けた人々に思いをはせてみては。
3) 湯川秀樹博士愛用の黒板、阪大理学研究科に
日本人初のノーベル賞受賞者・湯川秀樹博士が米コロンビア大学客員教授時代に愛用していた黒板が、さきごろ大阪大学理学研究科に移され、5月13日に披露式典が行われました。
本学特別栄誉教授の南部陽一郎博士、湯川博士の長男春洋氏をお招きし、黒板の書き味を試していただきました。
貴重な黒板は大学院の共用スペースに設置され、教員や学生が研究に利用していきます。これも阪大ならでは、です。
4) ホームカミングデイに300人、ゆめ募金ステージも大盛況!
いちょう祭開催中の5月3日、第9回ホームカミングデイが開催され、約300人の阪大OB、OGが集まりました。
公務のため英国出張中の平野総長は、ビデオメッセージによる出演。恒例の卒業生による講演は、『さおだけ屋はなぜ潰れないか?』などのベストセラーで知られる公認会計士の山田真哉さんです。
1999年文学部卒業の山田さんが公認会計士になった道筋、「会計センス」を身につける方法などが軽妙な語り口で披露され、笑いが絶えない楽しい講演となりました。
続く懇談会も、満員御礼の活況。今年もボランティアで司会を引き受けてもらった関純子・関西テレビアナウンサー(1988年人間科学部卒)へのお礼の言葉で和やかな会を締めくくり、来年の再会を誓いました。
同日午後2時からは、創立100周年ゆめ募金キャンペーンのステージイベントを開催。ぎっしりと観客が詰めかけました。
第1部「ドーナツ大喜利」は、ワニ博士(の着ぐるみ)へのバースデーソングで幕開け。ホームカミングデイに続き、山田真哉さんも急きょコメンテーターとして参加くださいました。
阪大ショセキカプロジェクトの「ドーナツ本」にちなんだお題2つで盛り上がったあと、「マチカネワニが発見されたときの第一声は?」のお題に。トリの回答は、みごと満票を獲得!
第2部は、数学研究科の和田昌昭教授のミニライブ。動画サイトで再生70万回を超えた伝説の神曲が、いよいよベールを脱ぎます。
大歓声の中、この日のための特別編成で臨んだ和田先生。一度目の演奏の後、二度目は会場一体となって大合唱……壮観でした。
ゆめ募金ブースでのドーナツ本とCDの販売も盛況。収益の一部は、大阪大学未来基金へ寄付されます。
左=ワニ博士と司会の久野恵さん
中=ドーナツ6つで満票! 右=迫力のライブ |
5) 大阪大学未来トーク、加藤友朗・コロンビア大教授を迎えて5月26日に
様々な分野で活躍する著名な方々が、各界の最先端の情勢を語る「大阪大学未来トーク」。
10回目の次回は、世界的に活躍する外科医である加藤友朗・コロンビア大教授が講師です。
多臓器移植手術の先駆者として知られ、「現代のブラックジャック」とも称される加藤先生は、阪大医学部の出身で、2002~04年には阪大病院にも勤務されていました。
注目の講演は5月26日(月)、吹田キャンパスのコンベンションホールで。卒業生はもちろん、一般の聴講も可能です。お誘いあわせの上、ご参加ください。
画像をクリックして詳細をご覧ください
6) 東京オフィス、ご利用下さい
先号で利用開始をお知らせした、大阪大学東京オフィス。抜群の立地が好評です。
卒業生のみなさんもご利用になれます。便利な活動拠点としてご活用下さい。
7) お知らせ
「卒業生室」は、阪大卒業生のみなさまを支えるため、4月1日からスタートした新組織です。
当室が発行するOUMail Newsでは、大学の最新の話題のほか、イベント案内、優待情報などを発信していきます。
引き続きOUMailを利用して、ビジネスにプライベートにぜひ役立てて下さい。
OUMailアドレスをお持ちでない卒業生にも、順次配信を拡大していく予定です。
情報やご意見、ご要望は、卒業生室までお寄せください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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発行:大阪大学卒業生室