OUMail News Vol.48 2016年11月22日発行

大阪大学 卒業生メールマガジン【OUMail News】Vol.48

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Vol.48(2016年11月22日発行)目次―■―■―■―

【1】阪大ニュースフラッシュ
- 2017年4月、阪大は4学期制を導入します

【2】阪大NOWから
- いま、阪大の就職支援は

【3】卒業生だより
- 大阪が大建築ミュージアムになった2日間 立役者が登場

【4】イベント情報
- 「大阪大学の集い in Tokyo」サテライト会場申し込み期間延長

- 大学ミュージアムをめぐるシンポジウム 12月11日に
- 笑いと学びの「ナカノシマ大学寄席」はじまります
- 平成28年度大阪大学適塾記念講演会、12月26日に

【5】第3回相続セミナーを開催しました

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【1】阪大ニュースフラッシュ
◆ 2017年4月、阪大は4学期制を導入します
大阪大学は、2017年4月から全学生を対象に「4学期制」を導入します。4学期制とは、1年を4つの学期に区分し、 1 学期あたり8週の授業実施期間を設ける制度です。
http://osku.jp/y093

 

【2】阪大NOWから

vol.48 now

「阪大NOW」最新150号から、「阪大AtoZ キャリア支援編」を紹介します。熱い、熱い、大阪大学のキャリア支援。在学生だけでなく、転職を考える卒業生からも相談があるほどです。(PDFファイルにリンク)
http://osku.jp/m087

全体(PDF)のダウンロードはこちら
http://osku.jp/v007

 

【3】卒業生だより
本メールマガジンでは、各界で活躍する阪大卒業生を連載形式で紹介しています。
第14回は、3万人が訪れた建築イベントの事務局長として奔走した建築家の登場です。


建築家・大阪市立大学都市研究プラザ特任講師 高岡伸一さん
(1996年工学研究科修了)

―建築が生きている都市・大阪 もっと魅力ある街に―


choi

11月最初の週末、大阪市内を、ガイドブックを手に建物を訪ねる人が行き交った。「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪2016」、通称「イケフェス」だ。戦前のレトロビル、大企業の本社ビルをはじめ76の建物が一挙公開され、大阪が2日かぎりの「祝祭」にわいた。その仕掛け人の一人で、実行委員会事務局長として奔走した。
大阪の中心部には、江戸期の町家から最近のタワーマンションまで、各時代の建物がモザイクのように建ち並ぶ。1時間ほど歩くだけで都市の歴史を体感できる、稀有な場所だ。
この豊かな建築資産を、大阪の都市魅力創造の柱にするために考えられたのが、「生きた建築」というコンセプトだ。文化財としての建築では、オリジナルの保持が評価されるが、「生きた建築」は、改修や改築も、建物を生かすためのプロセスと積極的にとらえる。都市文化の象徴としてキャバレーや喫茶店まで同列に扱うのも、独自の視点だ。
「生きた建築」が年に一度扉を開くイベントとして、2014年にイケフェスが始まった。開催を前に、高岡さんらが建物公開を依頼して回ったところ、所有者は総じて「うちのビルを開けても、誰も見に来ませんよ」という反応だったという。
ところがふたを開けると、入場待ち行列のできる盛況。所有者も自分のビルの価値を改めて認識する機会となった。「3回目の今年、見学者は3万人を超え、オーナーさん自らのガイドなどのホスピタリティーに、遠方からの見学者も大感激でした。このいい循環を定着させるのが、次の課題です」
街や建築とのかかわりは、学生時代にさかのぼる。理系で絵やデザインも好き、という理由で建築工学科を受験したが、入学してみると、阪大には建築設計のゼミはなく、都市計画の研究室に所属。街づくりを学びつつ、設計事務所でのアルバイトで図面や模型作りの腕を磨いた。
大学院修了後、大手設計会社に8年間勤めて独立。2004年には「大阪大学キャンパスマスタープラン」策定に加わった。2006年から、大阪市立大学都市研究プラザでの現職に就く。文理横断的に都市の課題解決に取り組む組織で、各所に「現場プラザ」を設け、地域密着の研究活動を進めている。そのひとつ、船場アートカフェの担当として、歴史的建築などの相談に乗り、活用法を提案してきた。船場で培った人間関係が、イケフェスの立ち上げでも大きな力となった。
「地域の人たちと手を携え、建築のポテンシャルを引き出して、大阪をもっと魅力的な街にしていきたい。最近の設計活動も、新築よりは近代建築や戦後の建築のリノベーションが中心で、設計でも都市の魅力向上に貢献できればと考えています」




【4】イベント情報
◆「大阪大学の集い in Tokyo」サテライト会場申し込み期間延長
12月3日開催の「大阪大学の集い in Tokyo」に多くのお申し込みをいただき、ありがとうございます。セレモニー・講演会のメイン会場は定員に達しましたが、サテライト会場でのご参加を11月25日まで期間延長して受け付けています。懇談会はみなさま同じ会場になります。
http://osku.jp/s030

◆大学ミュージアムをめぐるシンポジウム 12月11日に
シンポジウム「みんなのヒストリー みんなのミュージアム」が12月11日、大阪市北区のグランフロント大阪で開催されます。関西の大学博物館担当者や企業・自治体の博物館関係者が、それぞれの活動を紹介し、新たな可能性を見出す討論を行います。
http://osku.jp/q062

◆笑いと学びの「ナカノシマ大学寄席」はじまります
落語の持つ意外な深みに大阪大学の教授陣がスポットを当て、落語の「こんな楽しみ方」を紹介する「寄席」であり「大学」――ナカノシマ大学寄席が始まります。第1回は12月14日、大阪大学中之島センターで。
http://osku.jp/r069

◆平成28年度大阪大学適塾記念講演会、12月26日に
大阪大学適塾記念センター・適塾記念会では、適塾・緒方洪庵および適塾生の業績を顕彰するとともに、毎年、適塾記念講演会を開催しています。今年度は、大阪大学の2教授による講演を予定しています。12月26日、大阪大学中之島センターで。要事前申し込み。
http://osku.jp/h079

その他、一般参加も可能なイベント、セミナーなどの情報は、大阪大学公式HPから
イベント情報 http://www.osaka-u.ac.jp/ja/news/event
セミナー/シンポジウム情報 http://www.osaka-u.ac.jp/ja/news/seminar

 

【5】第3回相続セミナーを開催しました
阪大卒の専門家が「相続」に関する基礎知識をわかりやすく話す「大阪大学主催 第3回相続セミナー」が11月13日、大阪大学中之島センターで開かれました。
弁護士の杉政靜夫氏(法学部卒)と財務コンサルタントの山極元穗 氏 (三井住友信託銀行、経済学部卒)による特別セミナーのほか、多様なニーズに応えるため、今年は初めて個別相談会も併催。約50人の参加者はメモを取りながら熱心に聴講し、相続問題への関心の高さがうかがわれました。

vol.48 seminar

大阪大学未来基金のHPはこちら http://osku.jp/x099


最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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